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DHCより「H145//BK117 D‐2」ヘリコプターを受注【川崎重工業】

2019年6月17日

川崎重工は、株式会社ディーエイチシー(以下、DHC)より「H145//BK117 D‐2」を受注しました。
本件は、BK117ヘリコプターの「D‐2型」として国内4機目の受注であり、DHC が運営するホテルへの旅客輸送などに使用される予定です。

「D‐2型」は、当社と欧州のエアバス社が共同開発したヘリコプターです。従来の「C‐2型」で定評のあったコンパクトな機体でありながらゆとりのある広いキャビンスペースや、座席レイアウトを変更することで貨物輸送を可能とする機体後部の観音開きカーゴドアといった特長を継承しつつ、コンピューター制御された新型エンジン、最新の統合計器や「ダクテッドファン方式」の新型テールローターなどを採用し、高高度におけるホバリング(空中停止)性能の向上やパイロットの負荷低減、クラス最高の静音性を実現しています。

BK117ヘリコプターは、ドクターヘリ、消防・防災、警察、報道など多用途に活用する中型双発機です。
国産ヘリコプターとして1983年の初号機納入以来改良を重ね、優れた技術力と高い信頼性により当社納入分(2019年6月17日現在)で178機、エアバス社納入分を合わせると全世界で約1,500機以上の納入を誇るベストセラー機です。

今後も当社は、優れた技術力と高い信頼性、国産機ならではのきめ細やかなサポート体制を活かし、BK117ヘリコプターの積極的な営業活動を展開していきます。

 【H145//BK117 D‐2 の主要諸元】








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