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新世代の車載デジタルプラットフォームを発表【ゼネラルモーターズ・ジャパン】

2019年5月29日

新世代の車載デジタルプラットフォームを発表
新型「キャデラックCT5」より導入を開始、2023年までにほぼすべてのGM車両に採用

本プレスリリースは2019年5月20日に米国で発表された英語版プレスリリース(https://media.gm.com/media/us/en/gm/home.detail.html/content/Pages/news/us/en/2019/may/0520-digital.html)の抄訳版です。 詳しくは、英文プレスリリースをご覧ください。

デトロイト発―GMは、次世代の自動車や電気自動車、アクティブセーフティ、インフォテインメント、コネクティビティ機能の導入、そしてGMが開発した半自動運転システム「スーパークルーズ」の運転支援機能の進化などを実現するための基盤となる新世代車載デジタルプラットフォームを発表しました。こうした多くの技術面の進化は、GMのビジョンである「無事故、ゼロエミッション、混雑ゼロ」の実現に向けた取り組みの根幹となるものです。

このデジタルプラットフォームは、2019年4月に北米で発表した2020年型セダン「キャデラックCT5」※向けに、今年末から生産を開始し、2023年までにはGMのラインアップの大部分に採用される予定です。

今後5~10年の間に自動車産業と自動車が進化するにつれ、電気推進システムや運転支援機能「スーパークルーズ」、先進のアクティブセーフティ機能などをすべて連携して作動するためには、より広い電気帯域幅と高い接続性が必要になります。新しいデジタルプラットフォームでは、GMの現行の電気アーキテクチャと比べて5倍となる1時間当たり最大4.5テラバイトのデータ処理能力を備えています。このシステムを採用することにより、スマートフォンのような無線によるソフトウエア更新のための容量が増え、車のライフサイクルを通して機能のアップグレードを続けることができます。100Mbps、1Gbps、10Gbpsのイーサネット接続に対応するため、車内だけでなく車外との高速通信をいつでも行うことが可能です。

また、サイバーセキュリティは、この新しいアーキテクチャのもうひとつの重要な柱となります。GMは、グローバル・プロダクト・サイバーセキュリティ組織を設立した最初の自動車メーカーであり、社内のエキスパートチームは、不正アクセスの潜在的リスクから車両や顧客データを保護することに注力してきました。このデジタルプラットフォームは、このような取り組みのもと、電気、ハードウエアおよびソフトウエアのエンジニアのチームによって、GMの世界各国の施設で開発されました。システムのDNAには、GMがこの分野で早くから取り組みを強化してきたハードウエアおよびソフトウエアレベルでの特別な保護機能を搭載しています。

※本モデルの日本導入時期は未定です。







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