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実用強度の3Dオンデマンド造形サービス「3Dan」(サンダン)をリリース【NORION】

2019年5月17日



パウダDED方式金属3Dプリンタ機「LAMDA200」

■「金属加工では実現できないお客様の声に応えたい」そんな想いで立ち上げた新サービス
 当社は誰でも楽しめるモノづくりをモットーに2018年よりWEBから頼める金属加工品作製サービス「METAL WORKS」運営開始しました。サービス開始以来、いくつかのメディア様に取り上げて頂き、またGoogleやYahooの検索ランキングで1位を獲得するなど、多くのお客様にご愛顧頂いています。しかしながら、お問い合わせが増えてくる中で金属加工では技術的、費用的、納期的にお客様のご要望を満たすことができない案件も増えてきました。金属加工には図面化や材料選定、機械を使う場合のプログラミング、加工の為の治具、金型など多くの工程があり手間がかかるため、せっかくお問い合わせ頂いたにも関わらずお客様の要望が満たすことができず力不足を感じていました。

 そのような中、「カーボンファイバー(炭素繊維)」材を使える3Dプリンターが発売されたとの情報を知りました。3Dプリンターは3Dデータから直接出力造形ができる機械ですが、これまでの3DプリンターはABSやナイロン等のプラスチックの材料を使うことが多く試作やフィギア等の強度を求められない造形で利用することが主な利用方法でした。しかし、カーボンファイバー材の3Dプリンターは航空機の本体やロケットにも使われるくらい強度がある繊維素材であり、従来の金属加工方法では満たすことができなかった技術、費用、納期で造形ができるようになります。そして、これまでご要望に応えられなかったお客様にも喜んで頂ける新サービスとして実用強度の3Dオンデマンド造形サービス「3Dan」をリリースしました。

■「3Dan」の特徴
◯繊維素材での造形が可能
 これまでの3Dプリンターは材料にABSやナイロン等のプラスチック素材を利用するため強度が低く、強度を求められない造形に利用されていました。しかし、「3Dan」では軽く強度のあるカーボンファイバー素材の出力ができる3Dプリンター(Markforged社製)を利用するため強度が高い造形が可能となっています。これまで鉄の1/4の比重で10倍の強度を持つカーボンファイバーの難点は、加工が困難であることでした。その素材を世界で初めて造形可能とした最新鋭のプリンターを導入しているので、「3Dan」では強度が求められる造形にも対応しています。

◯内部をハニカム構造
 「3Dan」で導入している3Dプリンターでの出力では、内部がハニカム構造になり更に軽く強い造形を可能としています。※デフォルトでハニカム構造になるため3Dモデリング時点で操作する必要はございません。


◯安価で強度が高い造形ができる抜群のコストパフォーマンス
 従来の金属加工では金型の製造やマシニングチャージ等の工数がかかり、また他社3D造形の場合は基本料金制度を設けるなどが一般的となっています。「3Dan」では基本料金制度をなくし、オンデマンド製造として手軽さを追求しています。安価に自社の工場のようにご利用頂きジャストインタイムの製造を実現できます。

【製作実績】



 

 

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#2019年5月17日