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中国デザインセンターを上海に移転【日産自動車】

2019年4月4日

中国デザインセンターを上海に移転
上海の人財とエネルギーを活かして、中国および全世界のお客さまに向けたデザインを考案

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:西川 廣人)は4日、世界に5拠点ある同社デザインセンターのひとつ、「日産デザインチャイナ」を北京から上海へ移転することを発表しました。


「日産デザインチャイナ」では引き続き、世界最大の自動車市場である中国をはじめ、世界各国のお客さまに向けたデザイン開発を行っていきます。同センターは、デザインを通じて、より安全で持続可能性があり、様々なモノと繋がる、わくわくするようなモビリティを実現するクルマや技術を社会に提供することを目指します。

日産は2005年に上海でデザインオフィスを開設しました。その後2011年に北京に日産デザインチャイナを設立し、2013年に規模を拡大しました。移転先である上海の新デザインセンターには現在約50名のデザイナーが在籍し、2020年までに80名に増員することを予定しています。

日産のグローバルデザイン担当専務執行役員アルフォンソ・アルバイサは、「多様な文化を受け入れる上海には世界中からクリエイティブな人財が集まり、イノベーションの拠点として成長しています。上海という市場の創造性は、過去16年間中国市場で日産が得た経験を強化し、お客さまのために、さらにわくわくするデザインを生み出すことに役立つでしょう」と述べました。

中国のデザインチームは、2013年公開のコンセプトカー「Friend-Me(フレンド・ミー)」と、これを基に作られた量産モデル、「ラニア」のデザインを手がけました。また中国汽車工程学会と協力して、中国の若手デザイナーの育成に取り組んでいます。

日産(上海)汽車設計有限公司社長の秋山 芳久は、次のように述べました。「移転先の上海は、商業、金融、産業の中心地です。この巨大都市の活気とエネルギーに刺激を受けて、日産、インフィニティ、さらにはダットサンの各ブランドのため個性的なデザインを生み出していきます。」

日産の他の主要デザイン拠点は、日産グローバルデザインセンター(厚木市)、株式会社クリエイティブボックス(東京)、日産デザインアメリカ(サンディエゴ)、日産デザインヨーロッパ(ロンドン)です。

本件は、中国現地時間 4 月 4 日(木)14:00(日本時間同日 15:00)に発行したプレスリリースの 参考抄訳です。

Nissan moves China design center to Shanghai:英語音声(日本語字幕あり)

 

 

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