ニュース

カーシェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」、福島県の小高にステーションを開設【日産自動車】

2019年3月15日

カーシェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」、福島県の小高にステーションを開設
福島イノベ交通ネットワーク実証事業「はまモビ」、浪江ステーション、
富岡ステーションに続き、3番目のステーション

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区 社長:西川 廣人)は、15日、福島県浜通り地域に新たな「NISSAN e-シェアモビ」の拠点、小高ステーション(福島県南相馬市小高区)を開設した、と発表しました。

カーシェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」は、公益財団法人 福島イノベーション・コースト構想推進機構の「福島イノベ交通ネットワーク実証事業業務」のプロジェクト「はまモビ」の受託に伴い、昨年12月18日より福島県浜通り地域等での実証実験としての運用を開始しています。

「はまモビ」として3つ目の開設となる小高ステーションには、「日産リーフ」1台を配備します。

小高は、東日本大震災後、福島第一原発事故の影響により、区全域に避難指示が出されていましたが、2016年7月に帰還困難区域を除き、避難指示が解除され、現在は約3,000人強の人口がいます。地元復興のためにとの思いで、再び小高に住居を構え、新たな事業を始められる方々も多くおり、小高駅から各々の事業所やその事業所間を移動するために、カーシェア車両を配置することで、既存公共交通機関を補完し移動手段の新たな選択肢の一つとしてこの「NISSAN e-シェアモビ」をご提供します。

 

福島イノベーション・コースト構想(以下、「福島イノベ構想」)は、東日本大震災及び原子力災害によって失われた浜通り地域等の復興・再生、新たな産業基盤の構築を目指して取り組まれている、国家プロジェクトです。

この地域には、今もなお、公共の交通インフラが不十分な場所が存在しています。今回の実証事業は、福島イノベ構想に関連する施設・拠点間や常磐線不通区間を結ぶ新しい交通ネットワークを形成するとともに、地域産業の集積と交流人口の拡大・推進を目的として実施します。また、日産自動車は、本実証事業を通じて福島県でのカーシェアリングの導入効果や事業採算性、今後の持続的な実現に向けて課題と対策を整理し、福島イノベ構想へ提案致します。

<e-シェアモビ 浜通り専用サイトURL>
https://e-sharemobi.com/hamamobi/

※ 実証実験期間中は、利用時間に応じての時間課金料金システムとなります。入会金、月額料金は無料。
※ 既に「NISSAN e-シェアモビ」会員の方は、そのままでご利用いただけます。

日産は、電気自動車の普及を通しゼロエミッション社会の実現に取り組む”日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」”を、販売会社と連携しながら自治体や各企業と協力して取り組んでいます。

これまでも日産は、福島県双葉郡の8つの町村への多目的小型商用車「NV200バネット」の寄贈、いわき市や広野町、楢葉町、浪江町における従業員ボランティア活動の実施、浪江町での電気自動車の使用済みバッテリー再製品化専用工場(フォーアールエナジー株式会社浪江事業所)の開所など、福島県の復興に向けた様々な活動を取り組んできました。これからも、よりよい世界の実現に向け、様々な分野での取り組みを共に進めて参ります。

【はまモビ】カーシェア 日産eシェアモビを福島県浜通りで試験運用

 








日産自動車株式会社ホームページはこちら

キーワードをクリックして関連ニュースを検索

#日産自動車
#自動車メーカ
#カーシェアリング
#2019年3月15日