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嵌合時の誤差やズレを吸収するフローティング構造を備えた 1.25mm ピッチ基板対基板用フローティングコネクター 「SlimStack FSR1 シリーズ」を発表【日本モレックス】

2019年1月23日

世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本 モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、広いフローティング幅を備えること で組み立て工程を簡略化すると共に、スペースの節約に対応し、優れた信頼性を実現する 1.25mm ピッチ基板対基板用フローティングコネクター「SlimStack FSR1 シリーズ」を発表しました。

モレックスの SlimStack フローティングコネクターは、基板にコネクターを実装する際に生じる縦横方 向の誤差を吸収するフローティング機構が搭載された基板対基板用コネクターです。本フローティン グコネクターは、左右方向および奥行き方向に±1.00mm、高さ方向に±0.50mm のフローティング 量を持ち、コネクターが可動することで嵌合時の誤差やズレを吸収でき、基板の損傷や不具合を防 止します。FSR1 シリーズの端子ピッチは 1.25mm、嵌合時のサイズは高さが 4.20mm で極数は 10 極です。

さらに本コネクターは、コネクターの接点にスプリング構造を採り入れることで、嵌合時の微小な摺動 によって接点表面のメッキが摩耗し発生するフレッティング腐食を防止します。また本構造の採用に よって、自動車業界で求められる耐震要求にも対応します。

SlimStack フローティングコネクター FSR1 シリーズの主な特徴
 フローティング機構を搭載しているため、ミスアライメント(芯ずれ)やブラインド嵌合時の組 み立てが容易
 コネクターの接点にスプリング構造を採用することで、フレッティング腐食を防止すると共に、 自動車業界の耐震要求に適合
 柔軟なフローティングフォースにより、組み立てと操作が容易

本コネクターは、カラムスイッチやインフォテイメントなどの自動車用途をはじめ、家電製品、オフィス 機器、産業用 FA 機器などのさまざまな用途に適しています。

詳しい情報は、以下の製品資料 PDF をご参照ください。 http://www.literature.molex.com/SQLImages/kelmscott/Molex/PDF_Images/987651-8832.PDF

モレックスについて
モレックスは世界中のお客様に電子ソリューションを提供するため、日々技術革新に取り組んでいる。モ レックスは世界40カ国以上で事業を展開し、データ通信、家電、医療、インダストリアル、自動車および商 用車など数多くの市場に、各種接続システムをはじめとした最適な電子ソリューションとサービスを提供し ている。 www.japanese.molex.com

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■1.25mm ピッチ基板対基板用フローティングコネクター「SlimStack FSR1 シリーズ」

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