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「アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)」が 第53回機械振興賞「経済産業大臣賞」を受賞【マツダ】

2019年1月18日

 マツダ株式会社(以下、マツダ)はこのたび、第53回機械振興賞において、一般財団法人機械振興協会より「経済産業大臣賞」を受賞しました。機械振興賞は、機械工業にかかわる優秀な研究開発およびその成果の実用化によって、機械工業技術の進歩・発展に著しく寄与したと認められる企業・大学・研究機関および研究開発担当者に対して贈られるもので、「経済産業大臣賞」は特に優秀と認められる業績に対して贈られる最高の賞です。なお、表彰式は2019年2月19日(火) 東京プリンスホテル(東京都港区)にて行われる予定です。

 このたび受賞した「ALH」は、夜間においても「昼間と同じ運転視界の確保」を目標に、夜間の視認性を高め、ドライバーの危険認知をサポートするヘッドライトの先進技術です。グレアフリー(防眩)ハイビーム、ワイド配光ロービーム、ハイウェイモードの3つの機能から構成され、単にハイビームの配光を自動で切り替えるだけではなく、車速や道路状況に応じて、最適な視界を提供するように配光制御を行います。

 今回の受賞では、フロントガラスのカメラ画像から前方の状況を自動的に判断し、ランプユニット内の複数のLEDを制御して対向車への防眩と運転者の視界確保を両立させたことと、LEDの点灯/消灯をスムーズにすることで運転者の目の負担を軽減したこと、従来は高級車のみ採用される装備を普及価格帯まで広げた点が高く評価されました。

■第53回機械振興賞「経済産業大臣賞」の受賞について
 受賞対象:夜間視界向上ヘッドランプ制御システムの開発
 開発担当者:朝日 雅博(あさひ まさひろ   マツダ株式会社 装備開発部
       中矢 喜昭(なかや よしあき)  マツダ株式会社 装備開発部
       内海 将司(うつみ まさし)   マツダ株式会社 電子性能開発部
       西田 武彦(にしだ たけひこ)  マツダ株式会社 電子性能開発部

 マツダでは、今回受賞した「ALH」もしくは「ハイ・ビーム・コントロールシステム(HBC)」の他にも、先進安全技術として、自動ブレーキ「アドバンストSCBS」、衝突回避支援・被害軽減技術である「AT誤発進抑制制御[前進時]&[後退時]」、「車線逸脱警報システム(LDWS)」を標準装備したことにより、経済産業省や国土交通省などが普及啓発を推進する「安全運転サポート車(セーフティ・サポートカー)」の「セーフティ・サポートカーS・ワイド(略称:サポカーS・ワイド)」に、マツダが国内で販売するすべての乗用車*が該当しています。

 マツダは、クルマ本来の魅力である「走る歓び」によって、美しい「地球」と心豊かな「人」・「社会」を実現し、人の心を元気にすることを目指しています。安全・安心で「走る歓び」にあふれたカーライフを通じて、お客さまの人生をより豊かにし、お客さまとの間に特別な絆を持ったブランドになることを目指してまいります。

* 「デミオ」「アクセラ」「アテンザ」「CX-3」「CX-5」「CX-8」「ロードスター」「ロードスター RF」(2018年10月25日現在)

■ご参考
-  一般財団法人機械振興協会webサイト
http://www.jspmi.or.jp/

-  先進ライト「ALH」紹介サイト
http://www.mazda.com/ja/innovation/technology/safety/active_safety/alh/

-  マツダの「セーフティ・安全技術」紹介サイト
http://www.mazda.co.jp/beadriver/safety/

 

 

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