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フォーミュラE選手権の公式合同テストに初参加【日産自動車】

2018年10月12日

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:西川 廣人)は、ABB FIAフォーミュラE選手権のシーズン5に向け、10月16日から19日開催される公式プレシーズン合同テストに初めて参加し、あわせてロイヤル・ダッチ・シェルPLCとの新しいブランドパートナーシップをスタートさせることを発表しました。

日産は、フォーミュラE選手権に参戦する他の10チームとともに、スぺインのバレンシアにあるサーキット・リカルド・トルモでの3日間の公式合同テストに参加します。日本の自動車メーカーとして初めてフォーミュラE選手権へ参戦する日産は、電気自動車「日産リーフ」を2010年の発売以降、世界で36万5,000台以上を販売しています。シーズン5からは”Gen2″と呼ばれる新型のフォーミュラEマシンが投入されますが、このマシンには特注の電気モーター、インバーター、ギヤボックスを搭載した新開発パワートレーンを採用しています。

日産のグローバルマーケティング、ブランドストラテジー担当常務執行役員のルー ドゥ・ブリースは、「フォーミュラE選手権は、クルマがエネルギーをどのように使い、どのように走るのか、そして社会とどのようにつながっていくのかということを再定義し、日産車をより魅力的なクルマにするアプローチ『ニッサン インテリジェント モビリティ』の優れたパフォーマンスを示す絶好の舞台です。このチャンピオンシップを通じて、著名なエネルギー会社であるシェルとともにゼロ・エミッションのモビリティの推進に取り組むこととなり、大変ワクワクしています」と語りました。

ロイヤル・ダッチ・シェルのグローバル・リテール・マーケティング担当副社長であるヨルグ・ヴィエンケは、「当社のコミットメントは低炭素輸送システムをサポートするということです。このコミットメントを共有し、日産とパートナーシップを結ぶことができたことを大変嬉しく思います。今後もお客さまのニーズの高まりに対応し、ご家庭や職場、シェルのガソリンスタンドなど、電気自動車の充電ネットワークへの投資はますます増えていくでしょう。今回のパートナーシップは、世界中の電気自動車オーナーの運転環境をより良くしていくための商品やサービスをともに開発していく上でも役立つと考えています」と語りました。

12月15日に開幕を迎えるシーズン5に向け、次週から開始される公式合同テストでは2015-16年フォーミュラE選手権シリーズチャンピオンのセバスチャン・ブエミと、そのチームメイトに起用されたアレックス・アルボンが日産e.damsチームの新型マシンをドライブします。このシーズン5から、フォーミュラE選手権には、新たなレースフォーマットとマシンが導入されます。

セバスチャン・ブエミは「日産には電気自動車の豊富な知見があり、e.damsはフォーミュラE選手権の初年度から強力なコンテンダーとして戦ってきました。私たちはきっと大きな成功を手にするでしょう」と抱負を語りました。また、アレックス・アルボン「次週のテストは、新しいマシンの個性とライバルとの競争力を比較する最初のチャンスとなります。それは誰にとっても、まったく新しい経験となるでしょう」と語りました。








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