ニュース

デザインを一新し、サーキットから市街地まで幅広く走行性能を向上させた「Ninja ZX-6R ABS/Ninja ZX-6R」2019年モデルを新発売【川崎重工業】

2018年10月12日

インターモト2018に「Ninja 125」「Z125」など2019年ニューモデル8機種を出展


Ninja ZX-6R ABS

川崎重工は、600ccクラスのスーパースポーツモデル「Ninja ZX-6R ABS/Ninja ZX-6R」をモデルチェンジし、2019年モデルとして新発売します。2018年10月上旬より導入国で順次発売します。

「Ninja ZX-6R」は、600ccクラスのスーパースポーツモデルが持つ楽しみと興奮を、幅広いライダーが体感できることを目的に開発したモデルです。一般的な同クラスのスーパースポーツモデルに比べ37cm3のアドバンテージを持つ636cm3エンジンは、全回転域で優れた性能を発揮します。シャーシは、ワインディングロードに焦点を当てたセッティングとしながらも、サーキットから高速道路、市街地までさまざまな走行シチュエーションに幅広く対応し、爽快なライディングを提供しています。

2019年モデルは、ギヤ比の変更により低速域でのパワーフィーリングを向上させました。また、従来モデルから装備されている「KTRC」※1、「KIBS」※2、パワーモードなどの高度なライダーサポート技術に加え、新たに「KQS」※3を装備することでクラッチ操作不要でシフトアップが可能となり、市街地やワインディングロードにおける一層のファンライディングを実現しています。

外観は、フロントカウルやテールカウルなどのデザインを一新し、「Ninja」シリーズ共通のデザインを取り入れながらも、一目で「Ninja ZX-6R」とわかる独自な存在感を放ちます。また、ヘッドライトとテールランプには新たにLEDを採用し、夜間走行時の視認性を高めるとともに高級感を演出しています。


※1:Kawasaki Traction Control(カワサキトラクションコントロール)
※2:Kawasaki Intelligent anti-lock Brake System
   (カワサキインテリジェントアンチロックブレーキシステム)
※3:Kawasaki Quick Shifter(カワサキクイックシフター)

<従来モデルからの主な変更点>
(エンジン・車体)
1.636cm3水冷4ストローク並列4気筒エンジン
  一般的な600ccクラスのスーパースポーツモデルに比べ、より強力な低中回転域のトルクを実現。
  ストップ&ゴーの多い市街地でのライディングや、高速道路での追い越し加速など、
  日々のストリートライディングにおける扱いやすさを向上させています。さらに、従来モデルと同等の
  エンジン出力やトルクを維持しながらも、欧州の排出ガス規制であるユーロ4に対応しています。
2.低速域でのパワーフィーリングを向上
  最終減速比を小さくすることで、低速回転域でのエンジンの力強さを強調しています。
3.ブリヂストン社製の最新タイヤ
  ブリヂストン社の最新モデルである「BATTLAX HYPERSPORT S22」が、
  より軽快なハンドリングに貢献しています。

(デザイン・装備) 1.デザインを一新したボディワーク
  フロントカウルとテールカウルのデザインを一新。「Ninja」シリーズの持つパワフルかつ
  セクシーなデザインテーマと、シャープでエッジの効いたボディラインを組み合わせ、
  一目で「Ninja ZX-6R」とわかる特徴的な外観を作り出しています。また、
  フロントカウルとスクリーンはスポーツライディングに適した優れた防風機能を備えています。
2.新形状のサイレンサー&ヒールガード
  サイレンサーの外観を刷新。本体に新たな仕上げ処理を施し、新設計のエンドキャップを装備することで
  スポーティな外観に貢献しています。また、ヒールガードには新デザインを採用。
  「Ninja ZX-6R」の持つダイナミックなボディラインを際立たせています。
3.フィット感と足つきを向上させたフロントシート
  前後の長さを短くすることで、ライダーとのフィット感を高めたフロントシートを採用。シート前部の幅を細く絞ることで足つきも向上させています。
4.ヘッドライト&テールランプにLEDを採用
  ヘッドライトは、夜間走行時の視認性が大幅に向上。テールランプのデザインは、上位機種である
  「Ninja ZX‐10R」を感じさせ、マシンのリヤエンドに洗練された高級感を与えます。
5.「KQS」(カワサキクイックシフター)の採用
  クラッチ操作不要でシフトアップが可能になり、スポーツライディングの楽しさが向上します。
6.アクセサリーへの給電を容易にする電源供給ケーブル
  フロントカウル内部に電源供給ケーブルを新設。電源を必要とするアクセサリーへ容易に給電することが可能です。
7.ETC2.0を標準装備(日本仕様)
  日本仕様には、ETC2.0を標準装備しています。

主要諸元








川崎重工業株式会社ホームページはこちら

キーワードをクリックして関連ニュースを検索

#川崎重工業
#2018年10月12日