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北米におけるガラス長繊維強化ポリプロピレンの生産設備新設【三井化学】

2018年9月18日

~モビリティ分野での積極的な事業拡大を推進~

三井化学株式会社(社長:淡輪 敏)は、当社グループの米国の製造拠点であるAdvanced Composites, Inc.(米国オハイオ州、社長:志手 啓二)にガラス長繊維強化ポリプロピレン(長繊維GFPP)の生産設備を新設することを決定しましたので、お知らせいたします。概要は以下の通りです。

生産設備新設の概要

長繊維GFPPは、繊維状のガラスとポリプロピレン樹脂を溶融・混練して得られる複合材料です。軽量で、ガラス繊維が長いことによる剛性や耐衝撃性のバランスに優れていることに加え、外観性が良いことから、無塗装による自動車向けバックドアインナー等に採用されています。

昨今の環境規制の強化やEV化の進展を背景に、自動車には更なる軽量化が求められています。こうした中、例えばバックドアインナーの場合、金属の代替により約30%軽量化が可能な素材として、繊維強化樹脂の需要は増加が見込まれており、今回の米国での長繊維GFPP製造設備の新設は北米での需要拡大に対応したものです。

当社は、世界的に拡大する需要を的確にとらえ、当社の重点分野の一つであるモビリティの更なる事業拡大を進めてまいります。

Advanced Composites, Inc.の概要

本件に関するお問い合わせ先

三井化学㈱  IR・広報部 TEL : 03-6253-2100





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