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マスプロダクション向けの先進的な金属3Dプリンティングテクノロジーを発表し、第4次産業革命を加速【日本HP】

2018年9月11日

マスプロダクション向けの先進的な金属3Dプリンティングテクノロジーを発表し、第4次産業革命を加速
生産性を最大50倍向上し、低コストで高品質の最終パーツを生産する「HP Metal Jet」  •さまざまなアプリケーションの可能性を提示する「Metal Jet Production Service」  •GKN Powder Metallurgy、Parmatech、フォルクスワーゲン、Wilo他とのパートナーシップを締結

本リリースは、HP Inc.(本社:米国カリフォルニア州パロアルト)が、2018年9月10日(現地時間)に発表した英文リリースに基づいて作成した日本語抄訳です。

本発表のハイライト:
● 新しい「HP Metal Jetテクノロジー」は、機械的特性を持つ最終パーツを他の
  3Dプリンティング方式と比較し最大50倍の生産性で生産でき、
  他のバインダージェッティング方式と比較して大幅な低コストを実現します。
● 最終製品として利用可能なパーツが発注可能な「Metal Jet Production Service」を
  2019年に開始します。
● 自動車、工業製品、医療業界の工場生産を変革。GKN Powder MetallurgyとParmatechとの
  新たなパートナーシップを通じて、フォルクスワーゲンやWiloをはじめとする企業向けに
  Metal Jetによるパーツを生産します。

HP Inc. (以下「HP」)は、2018 IMTS -シカゴ国際工作機械見本市にて、最終製品として利用可能な金属パーツの量産に対応する、世界で最も先進的な金属3Dプリンティングテクノロジー「HP Metal Jet(エイチピーメタルジェット)」を発表しました。「HP Metal Jet」は、他の3Dプリンティング方式と比較して最大50倍の生産性(*1)を大幅な低コスト(*2)で実現します。「HP Metal Jet」は、製造業のリーダー企業であるGKN Powder MetallurgyとParmatechの工場に最終パーツの生産機として導入されています。お客様には、グローバル企業のフォルクスワーゲンやWilo、Primo Medical Group、OKAY Industriesをはじめとする革新的なバーティカル市場のリーダー企業が含まれます。

HPは、設計と製造の方法を変革するというミッションの一環として、「Metal Jet Production Service」(*3)も発表しました。これにより、世界中のお客様が最新の3Dによるパーツ設計を活用し最終パーツを量産できるため、長期的な生産ロードマップに「HP Metal Jet」を組み込むことを可能にします。

HP Inc.のCEO兼社長であるディオン・ワイズラー(Dion Weisler)は次のように述べています。「私たちは、12兆ドルの規模を持つ製造業界を変革するデジタル産業革命の途中にあります。HPは3Dによるプラスチックパーツの量産を開拓しこの変革をリードしてきました。今後は画期的な金属3Dプリンティングテクノロジーである『HP Metal Jet』によりその変革を加速してまいります。自動車、工業製品、医療セクターだけでも毎年数十億個の金属パーツが生産されており、このテクノロジーは極めて大きな影響を与えるものと予想されます。『HP Metal Jet 3Dプリンティングプラットフォーム』は、スピード、品質、経済性に関する問題を解決し、お客様がデジタル時代において新たなソリューションの設計、製造、供給方法について完全に見直すことを可能にします。」

「HP Metal Jet」は、HPの30年以上に及ぶプリントヘッドと高度な化学のイノベーションを活用した、画期的なボクセルレベルのバインダージェッティングテクノロジーです。「HP Metal Jet」は、430 x 320 x 200mmの造形エリアサイズ、4重に冗長化されたノズルと2本のプリントバー(*4)、バインダーの大幅な削減を実現し、他の金属3Dプリンティングソリューションと比較して高い生産性(*5)と信頼性を、低い導入コストと運用コスト(*6)で可能にします。「HP Metal Jet」は、ステンレススチール製の最終パーツの提供から開始し、ASTM(米国試験材料協会)とMPIF(Metal Powder Industries Federation)規格(*7)を満たす機械的特性を提供します。

「HP Metal Jetテクノロジー」により業界を変革
HPは業界初のコラボレーションとしてGKN Powder Metallurgyと提携し、同社の工場に「HP Metal Jet」を導入し、フォルクスワーゲンとWiloを含む自動車や業界をリードする企業向けに機能的特性を持つ金属パーツを生産します。GKN Powder Metallurgyは、粉末冶金技術を用いた材料と製品を製造するリーディングカンパニーであり、GKN Sinter Metals、GKN Hoeganaes、GKN Additive Manufacturingを含むブランドを展開しています。同社は年間30億個を超える部品を生産しており、早ければ来年にも「HP Metal Jet」による最終製品として利用可能なパーツをさまざまな業界のお客様向けに量産する予定です。

GKN Powder MetallurgyのCEOであるピーター・オバーパーライター(Peter Oberparleiter)氏は次のように述べています。「私たちは3Dプリンティングによる量産という未来に向け、新たな時代への転換点にあります。HPの新しい『HP Metal Jetテクノロジー』により、従来はコストがかかり実現が難しかった機会を活かすことで、私たちはビジネスを拡大することが可能になります。弊社のDNAとデジタルでネットワーク化されたシステムを使う粉体生産と金属パーツ処理に関するノウハウは、積層造形のバリューストリーム全体における工業化の推進を可能にします。HPとGKN Powder Metallurgyの力を合わせることで、私たちは『HP Metal Jetテクノロジー』の経済性と技術的優位性により、お客様の生産性と能力を新たなレベルにまで高めることができるでしょう。」

世界最大かつ最も先進的な自動車メーカーのひとつであるフォルクスワーゲンは、同社の長期的な設計と生産ロードマップに「HP Metal Jet」を組み込んでいます。フォルクスワーゲン、GKN Powder Metallurgy、HPによる連携により、パーソナライズキーホルダーや外部に取り付けるネームプレートなどのマスカスタマイゼーション製品を短時間で検討できるようになりました。「HP Metal Jet」の活用に関するフォルクスワーゲンの複数年計画には、シフトノブやミラーマウントなど、構造的に大きな要件を伴う、より高い機能性を持つパーツの生産も含まれています。電気自動車などの新しいプラットフォームが大量生産に移行しようとしている現在、「HP Metal Jet」は軽量ながら完全な安全認証を受けた金属パーツなど新たな用途にも活用される予定です。

フォルクスワーゲンの技術計画&開発責任者であるマーチン・ゲーデ(Martin Goede)博士は次のように述べています。「自動車産業はお客様からのパーソナライゼーションへの期待だけでなく、フォルクスワーゲングループが 2025年までに電気自動車80車種投入を予定するなど、革命期を迎えようとしています。1台の自動車は6,000から8,000種類のパーツから構成されています。『HP Metal Jet』をはじめとする積層造形技術の大きな利点は、最初に製造用ツールを作ることなくさまざまなパーツを製造できることです。パーツ生産のサイクルタイムを短縮することにより、より大量の生産が迅速に実現可能となります。新しい『HP Metal Jet』のプラットフォームが業界にとって大きな前進であるのはこの理由によるものです。お客様に提供する価値とイノベーションの水準をさらに引き上げることができることを楽しみにしています。」

また、GKN Powder Metallurgyは、ポンプとポンプシステムの世界的メーカーであるWiloの水力効率をさらに高めコスト効率に優れた工業用パーツの生産に「HP Metal Jetテクノロジー」を活用します。Wiloは吸引力、圧力、温度の大きな変化に耐える、さまざまなサイズのインペラー、ディフューザー、ポンプ用ハウジングなどのパーツの生産においても「HP Metal Jet」の活用を検討しています。

「HP Metal Jet」を活用してヘルスケアを改革
医療業界に向けては、HPはATWのグループ企業であるParmatechと提携し、OKAY IndustriesやPrimo Medical Groupをはじめとする顧客を対象として「HP Metal Jet」によるパーツの量産を拡充します。Parmatechは、金属粉末射出成型法の世界的な企業であり、40年以上にわたり医療と工業分野向けに大量生産、低コストの金属パーツを提供するパイオニアです。

Parmatechの社長であるロブ・ホール(Rob Hall)氏は次のように述べています。「『HP Metal Jet』は金属パーツの工業スケールの生産において、初めての真に実用的な3Dテクノロジーです。弊社のお客様は極めて高水準の性能、品質、信頼性を求めますが、HPが持つ先進的テクノロジーと市場に破壊的な変革をもたらしてきた伝統により、弊社は期待を上回るものを提供できると確信しています。『HP Metal Jet』を弊社の工場に導入し、外科用はさみや内視鏡用鉗子などの複雑なパーツをはじめ、従来の金属加工技術では不可能な新たなアプリケーションや形状の製造を開始できることに興奮を覚えています。『HP Metal Jetテクノロジー』は弊社の使命である、それぞれのお客様の課題に応えた革新的なソリューション開発において鍵となる役割を果たすと期待しています。」

大量生産向けにデザイン:「HP Metal Jet」の価格と提供予定

2019年上半期には、新サービス「Metal Jet Production Service」により、お客様は3D設計ファイルをアップロードし、最終製品として利用可能なパーツをオーダーすることができます。最高水準のエンジニアリングと生産品質を持つパーツは、HPのパートナーであるGKN Powder MetallurgyとParmatechにより生産されます。 「HP Metal Jetソリューション」の価格は399,000ドル未満の予定です。先行導入されるお客様には2020年から、一般のお客様には2021年から提供される予定です。「HP Metal Jetシステム」の事前予約は本日から受付を開始します(*8)。

「HP Metal Jetテクノロジー」の技術的詳細や「HP Metal Jet Production Service」の詳細と利用に関してはHP.com/go/3Dmetalsを参照してください。

IMTSにて3Dプリンティングによる量産の未来を展示
米国現地時間9月11日午前9時(日本時間9月11日23時)よりMcCormick Place内のWest Building、Sky Ballroomにて、HPの3Dプリンティングビジネス担当プレジデントであるステファン・ナイグロ(Stephen Nigro)によりIMTSのAdditive Manufacturing Conference開会基調講演が行われます。HPとパートナー、お客様は、金属3Dプリンティングテクノロジーを量産向けとして実現するまでの経緯を展示します。この基調講演のライブストリーミングを視聴するには、http://gbm.media/hp-keynoteにて登録をお願いします。


*1:比較対象のバインダージェッティング方式およびSLM(レーザー粉末焼結方式)の
   3Dプリンティングソリューションとの比較(2018年7月31日現在)。
   生産性については下記に基づきます。
   1)最大50倍の生産性は、最大10万パーツまでを連続造形した場合のスピードを比較。
   2)ソリューション取得コスト。
*2:比較対象のバインダージェッティング方式およびSLM(レーザー粉末焼結方式)の
   3Dプリンティングソリューションとの比較(2018年7月31日現在)。
   プリンターの価格は、2020年に先行導入されるお客様向け販売予定価格。
*3:HPは本サービスを提供しません。 お客様は、製造パートナーと直接やり取りし、
   そのサービスに対して支払いを行います。 HPは、設計データと
   「HP Metal Jetプリンティング」との互換性をチェックします。
    Metal Jet Production Serviceは、西ヨーロッパと米国で、2019年上半期に開始される予定です。
*4:比較対象のバインダージェッティング方式およびSLM(レーザー粉末焼結方式)の
   3Dプリンティングソリューションとの比較(2018年7月31日現在)。
*5:比較対象のバインダージェッティング方式およびSLM(レーザー粉末焼結方式)の
   3Dプリンティングソリューションとの比較(2018年7月31日現在)。
   生産性については下記に基づきます。
   1)最大50倍の生産性は、最大10万パーツまでを連続造形した場合のスピードを比較。
   2)ソリューション取得コスト。
*6:比較対象のバインダージェッティング方式およびSLM(レーザー粉末焼結方式)の
   3Dプリンティングソリューションとの比較(2018年7月31日現在)。
   プリンターの価格は、2020年に先行導入されるお客様向け販売予定価格。
*7:具体的には、引張強度、降伏強度、および延性に対するASTM および MPIF規格。
*8:事前予約は、米国、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペインが対象です。
   「HP Metal Jet プリンタ―」は、先行導入されるお客様には2020年後半から、
   一般のお客様には2021年から提供される予定です。

HPについて
HP Inc.は、世界中のあらゆる場所のすべての人々の暮らしを向上させるためのテクノロジーを創出しています。プリンターやPC、モバイル端末、ソリューションやサービスなどの幅広いポートフォリオを通じて、驚きの体験を提供します。HPに関する詳細は、http://www.hp.com を参照ください。

■プレスルーム
 http://www.hp.com/jp/pressroom/

将来の見通しに対する記述
このニュースリリースには、リスク、不確実性および仮定が含まれています。このようなリスクや不確実性が実際に起こる場合や、仮定が誤っていると判明した場合には、HPおよび連結子会社の業績は、これらの将来の見通しや仮定に関する記述で明示または暗示されていた業績予想と大きく異なることがあります。

過去の事実に基づく記述を除くすべての記述は、将来の見通しに関する記述と見なされる可能性があります。これには、売上・マージン・費用・実効税率・純利益・一株当たりの純利益・キャッシュフロー・福利厚生費用・繰延税金資産・自社株買い戻し・為替レート・その他の財務尺度の予測、コスト削減またはリストラ費用の金額・時期および影響額の予測、リストラ計画の実行や、コスト削減の結果、利益や収益の改善を含む、サステナビリティの目標、将来のオペレーションに関する経営陣の計画・戦略・目的に関する記述、製品またはサービスに関して予想される開発・業績・マーケットシェアおよび競争力に関する記述、現在または将来のマクロ経済の傾向・事象およびこれらの及ぼす影響やHPやHPの業績に関する記述、進行中の調査や訴訟・係争に関する記述、買収やその他の企業合併、投資取引の時期および予想される利益に関する記述、期待もしくは確信に基づく記述、上記いずれかの根底にある仮定に関する記述などが挙げられます。

リスク、不透明性および仮定には、以下のようなものを含みます。すなわち、HPの事業が直面する多くの課題に対処する必要性、HPの事業が抱える競争の圧力、HPの戦略の実行に関連するリスク、マクロ経済もしくは地政学的な傾向もしくは事象およびこれらの及ぼす影響、外部のサプライヤーおよびHPの製品・サービスの流通を効果的に管理する必要性、第三者から権利付与された知的財産を含むHPの知的財産の保護、HPの国際事業に関連するリスク、新製品およびサービスの開発・移行、ならびに顧客のニーズを満たし、新興の技術の傾向に対応するための既存の製品およびサービスの強化、HP・サプライヤー・顧客・パートナーによる契約の履行および遂行、主要な社員の採用と維持、企業合併および投資取引に関連する統合およびその他のリスク、リストラ計画についての費用(HPの事業の想定しうる混乱を含む)と、予想される効果に関する見積りおよび仮定を含めたリストラ計画の結果、HPの納税義務と実効税率に影響を与える2017年米国税制改革法の解釈と適用に関連する不透明性を含む税法変更の影響、進行中の調査および訴訟や係争の解決、2017年会計年度のHPの年次報告書(フォーム10-K)、HPが証券取引委員会に提出したその他の提出物に記載されたその他のリスクなどが含まれます。HPは、これらの将来の見通しについての記述を更新する責任は負わず、また、これらの記述の更新もいたしません。HPのIRサイト(http://www.hp.com/investor/home)には、業績発表や株主向けの情報など、HPに関する豊富な情報があります。情報の更新や新たな情報が公開されるので、株主は定期的にサイトを訪問することを推奨します。

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