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超硬丸鋸盤 「CM II-DG」シリーズを新発売【アマダホールディングス】

2018年9月13日

超硬丸鋸盤 「CM II-DG」シリーズを新発売
新機構、可動鋸刃ガイドによる高速・高精度切断と、豊富な自動化ソリューションを提案

 株式会社アマダマシンツール(神奈川県伊勢原市、代表取締役社長:田所 雅彦)は、自動車部品業界、鋼材切断業、鍛造業界向けの小径鋼材切断用、超硬丸鋸盤「CM II-75DG / CM II-100DG」の販売を 11 月 1 日から開始します。

 「CM II-DG」シリーズは、画期的な新機構、可動鋸刃ガイド「Dyna Guide(ダイナガイド)」を搭載したことにより、安定した高速・高精度切断を実現します。この機構により、切断の精度に最も影響を与える切り込み突入時の丸鋸刃の振れを従来機比で 5 分の 1*に抑えることに成功しました。また、被削材の搬入・搬出のための周辺装置(オプション対応)については、多彩なラインナップを取り揃え、工場の生産工程の自動化に向けてお客さまのニーズに対するきめ細やかなソリューションを提供することで、省力化に寄与します。
  * 当社条件による

  昨今、国内での働き方改革の影響や人手不足の深刻化、海外での人件費の高騰を背景に、自動化に対するお客さまのニーズが非常に高まっています。また、設備投資が好調に推移していることや、設備の老朽化に伴う更新需要に対して、より生産性の高い新商品が求められています。こうしたことから、アマダマシンツールは、機能を高めた超硬丸鋸盤本体と多彩な周辺装置をパッケージ展開することにより、「CM II-DG」シリーズの販売台数を 2021 年度までに 2017 年度比で 3倍にすることを目指します。

 アマダグループは、中期経営計画において、アマダマシンツールの切削事業の売上高を 2021年度に 500 億円とする目標を掲げており、この超硬丸鋸盤を切削事業においてバンドソーマシンに次ぐ主力商品と位置付け、国内外で積極的な販売促進活動を行っていきます。

CM II-DGシリーズ 主な特長
新機構、可動鋸刃ガイド「Dyna Guide」
従来の丸鋸盤において、丸鋸刃を支える上下ガイドは、最大被削材サイズに合わせて固定配置されており、切り込み開始点から遠く、最も重要な突入時に丸鋸刃を十分に支持できなという課題がありました。本丸鋸盤は切り込み開始点の最も近い部分に可動鋸刃ガイド「Dyna Guide」を配置、突入時の丸鋸刃の支持剛性を大幅に向上させることができ、安定した高品質な切断を実現します。

販売開始時期: 2018 年 11 月 1 日
初年度販売目標: 200 台/年
販売価格(税別): 12,000 千円~

 

 

 


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