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スケールモデルによる自動運転シミュレータを開発【エヌジェーケー】

2018年9月11日

<背景・特長>
 車の自動運転の開発には実車、センサ、試験走行設備などの環境整備が必要で、多額の投資を伴います。また、実際の走行環境では障害物回避などをはじめとして、発生する事象が多岐に渡るため、その検証のための環境バリエーションの構築が課題となっています。

 「スケールモデル(*1)」と「自動運転シミュレータ(*2)」を用いることで、検証環境の準備が容易になり、効率化とコスト削減が実現できます。  また、自動運転システムの開発場面のみならず、サービス事業者が実施する運行管制サービスにおいても効果的な検証を実現することができます。

<概要>

<今後について>
 社内の実証実験を終えており、効率的な開発・検証を目指す自動運転システム開発事業者やサービス事業者へ広く提供を進め、モビリティIoTの開発促進に貢献していきます。

<注釈>
*1 「スケールモデル」
スケール(縮尺)に基づいて忠実にサイズ、ステアリング角を再現したモデル(模型)。車の開発でも利用されている。車を縮小した場合は道路の幅などの周辺環境、許容誤差幅が小さくなるため、高い精度の検知技術が求められる。

*2 「自動運転シミュレータ」
走行経路の設定が可能で、経路及び白線などに基づいた自動運転をシミュレートできる。各センサからの情報はPCと接続することで可視化され、走行状況が検証可能となる。

<参考>
株式会社エヌジェーケーについて
金融決済・社会インフラ・エンタープライズ(業務系)などのシステム開発と、車載・家電・モバイル分野の組込ソフトの開発をメインとしているNTTデータグループの企業です。直近では、エッジコンピューティングやディープラーニングなど、IoTやAIといったIT分野の最新技術開発にも積極的に取り組んでいます。

○公式サイトURL
http://www.njk.co.jp

<本件に関するお問い合わせ先>
■ニュースリリースについて
 株式会社エヌジェーケー 企画部
 TEL:03-5117-1900 pr-gr@njk.co.jp

■サービスについて
 株式会社エヌジェーケー デバイスコミュニケーション事業部 営業部 
 TEL:03-5117-1941 NJK-DC_EIGYOU_contact@ml.njk.co.jp








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