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【導入事例紹介】  自動運転開発プラットフォーム RoboCar® HV 埼玉工業大学様 埼玉県初の自動運転実証実験へ活用【ZMP】

2018年3月19日

【導入事例紹介】
自動運転開発プラットフォーム RoboCar® HV
埼玉工業大学様 埼玉県初の自動運転実証実験へ活用

 株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒、以下ZMP)が販売する自動運転開発プラットフォームRoboCarⓇ HVが、埼玉工業大学様による自動運転の実証実験用に導入され、埼玉県初の公道における自動運転実証実験や内閣府のSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)「自動走行システム」の大規模実証実験にて活用されております。この度、弊社ウェブサイトにて事例紹介を公開いたしましたので、お知らせいたします。

【RoboCar® HV活用事例紹介】 埼玉工業大学様
https://www.zmp.co.jp/products/case_180319


  
埼玉工業大学様に導入されたRoboCar® HVと公道実験(お台場)の様子
(※写真:埼玉工業大学様提供)

埼玉工業大学様では2016年に創立40周年を迎えたことを機に、ものづくり研究センターを新築し次世代自動車プロジェクトとして、自動運転に関する研究開発を進めてこられました。2017年10月からは私立大学として唯一内閣府のSIPに参加され、お台場にて公道による自動運転の実証実験を行っています。

2017年12月からは埼玉県深谷市において、人材育成やまちづくりに役立つ自動運転関連産業の育成を図ることを目的として、埼玉県初の公道による自動運転の実証実験をスタートしています。本実証実験は2019年3月まで継続される予定となっています。

実証実験の詳細については、埼玉工業大学様プレスリリースをご参照ください。
https://www.sit.ac.jp/media-s/2017/press/171027_01.pdf
https://www.sit.ac.jp/media-s/2017/press/171016_01.pdf


本実証実験における実験用車両は、ZMPの自動運転開発プラットフォームであるRoboCar® HVを活用されています。RoboCar® HVは、市販ハイブリッド車をベースとして、外部コンピューターから車両制御ができるように改造された自動運転開発プラットフォームです。ユーザーは付属のPCにインストールされたサンプルプログラムで容易に車両制御を行うことができます。またRoboCar®との通信用に提供されるCAN(Controll Area Network)の情報を使って、ユーザが独自のコンピューターから車両を制御することもでき、自動運転やADAS(高度運転支援システム)にかかわる多くの開発関係者にご利用をいただいております。

ZMPでは埼玉工業大学様に導入したRoboCar® HVに加え、乗車人数や積載容積の大きく、実験時に多くの同乗者や実験機材を搭載できるミニバン型ハイブリッド車ベースのRoboCar® MiniVanを提供しております。自動運転の実験を安価に素早く開始したいお客様向けに、自動運転のオープンソースソフトウェアであるAutowareを搭載した「RoboCar® MiniVan Autowareパッケージ」も併せて提供しております。

さらにRoboCar MiniVan公道走行パッケージ、RoboCar MiniVan 公道実験支援パッケージ、ZMP独自の自動運転コンピューティングプラットフォーム「IZAC®」なども提供しており、これまで多くの研究機関様や自動運転の研究開発を推進する企業様に導入いただき、自動運転の実証実験などのご支援をして参りました。

今後も、当社は自動運転開発プラットフォームの提供や実証実験の支援を通じて、自動運転技術の向上へ貢献して参ります。

ZMP RoboCar Minivanについて

http://www.zmp.co.jp/products/robocar-minivan

 RoboCar MiniVanの特長
・ CAN情報取得が可能(速度、ステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトポジションなど)
・ オプションでステレオカメラやレーザレンジセンサ等の外界センサ、大容量バッテリシステム、などを搭載
・ ステアリング、アクセル、ブレーキを制御可能
・ ZMP独自コントローラによりユーザプログラムを実行可能
・ 自動制御モードとマニュアルモードの切り替え可能


【価格】
RoboCar MiniVan 1,800万円(税別)

走る・曲がる・止まるというクルマの操作をお客様のプログラムから制御可能な実験車両です。

RoboCar Minivan IZACパッケージ お問い合わせ下さい
ZMP開発の自動運転用コンピュータIZACを搭載したパッケージです。IZACは、自動運転に必要となる認知・判断・操作の機能をライブラリ化し効率的に開発を進めることができるハードウェアとソフトウェアの統合システムで、2014年から実施している当社の公道実証実験で使用しています。

RoboCar Minivan Autowareパッケージ 2,380万円(税別)~
名古屋大学が中心となり開発された自動運転システム用オープンソースソフトウェアAutowareを搭載したパッケージです。

RoboCar MiniVan 実証実験支援パッケージ お問い合わせ下さい
公道での自動運転サービスの実証実験を支援致します。目的や実証実験期間などに応じてご提案を致します。詳しくは、当社までお問い合わせ下さい。

【本件に関するお問合せ】
株式会社 ZMP プラットフォーム事業部 TEL:03-5802-6901 / FAX:03-5802-6908
E-Mail:info@zmp.co.jp

【株式会社ZMP】
http://www.zmp.co.jp/
本社:東京都文京区
代表取締役社長:谷口 恒
「Robot of Everything人が運転するあらゆる機械を自動化し、安全で、楽しく便利なライフスタイルを創造する」というミッションのもと、①ADAS(先進運転支援)、自動運転開発用プラットフォームRoboCar®シリーズ及びセンサ・システム、②移動体メーカ(自動車、商用車、建設機械、農業機械、物流搬送機器、屋外作業機械等)向け自動運転等の開発支援、実験代行RoboTest®、③物流支援ロボットCarriRo®の開発・販売を行っています。また、2020年の無人タクシー実現に向け、公道での技術及びサービスの実証実験を重ねています。2017年からは日本初の歩道走行を目指す宅配ロボットCarriRo® Deliveryの実証実験を開始いたしました。ZMPはこれからも世の中に感動を与える製品やサービスを提供してまいります。








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