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2基のVTGターボチャージャーを搭載したR2S®過給システムによりBMWのエンジン性能を向上【ボルグワーナー】

2017年11月8日

本プレスリリースは、2017年11月7日にアメリカ合衆国で発表された英文リリースの抄訳版です。

 ボルグワーナー(本社:アメリカ合衆国ミシガン州アーバンヒルズ、社長兼最高経営責任者:ジェームズ・ベリアー/James Verrier)は、内燃機関、ハイブリッド、電気自動車向けのクリーンで高効率な技術ソリューションを提供するグローバルなリーディングカンパニーとして、BMWグループのさまざまなモデルに搭載されている235kW(315HP)ディーゼルエンジンの性能向上を図りました。ボルグワーナーの2基の可変タービンジオメトリー(VTG)ターボチャージャーを搭載したRegulated 2-Stage (R2S®)過給システムは、力強いブーストで素早い加速を実現する同時に、大幅な排出ガス削減と燃費改善を実現します。

 ボルグワーナーのR2S過給技術の新たな応用では、2基のVTGターボチャージャーを直列に接続します。小型の高圧段ターボチャージャーは、主に低エンジン回転数領域における過給を担います。エンジン回転数が上がると、徐々に大型の低圧段ターボチャージャーの過給に切り替わります。低圧段側にもVTGターボチャージャーを採用することによってエンジンの過渡応答性をさらに強化し、優れた加速性能を得ることができます。また、迅速に応答するR2Sシステムは、ターボラグの最小化と、排出ガスおよび燃費の向上も実現します。

 ボルグワーナーのターボチャージャー関連事業を展開するグループ会社、ボルグワーナー・ターボシステムズの社長兼事業本部長であるフレデリック・リサルド(Frederic Lissalde)は、「当社の革新的なR2Sシステムに最新のVTGターボチャージャー2基を組み合わせることで、低エンジン回転数でも瞬間的な加速と効率の向上を実現しました。BMWグループとの協業において、パワフルかつ効率的であると同時に、経済的で環境にやさしく、ダイナミックなエンジンの開発に貢献できました。」と述べています。


ボルグワーナーについて
ボルグワーナー(NYSE: BWA)は、自動車の内燃機関、ハイブリッド、電気自動車向けのクリーンで高効率な技術ソリューションを提供するグローバルなリーディングカンパニーです。世界17カ国62カ所に生産・開発拠点を持ち、全世界でおよそ27,000人の従業員を擁しています。詳細については、borgwarner.comをご覧ください。









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