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新型真空ポンプ コボットポンプ ECBPiシリーズ【シュマルツ】

2017年11月17日

エアレス・ホースレスで吸着搬送可能な「コボットポンプ」!ロボット展にて初披露!

真空機器専門メーカーのシュマルツ㈱(横浜市都筑区)は、エアレスで真空搬送を可能にする小型真空ポンプ「ECBPi」を開発致しました。
コボットポンプECBPiは自動倉庫などで使用される自走式ロボットや人と共に作業を行う協働ロボット向けに開発された小型の電気式真空ポンプです。従来の協働作業や自動運転による作業では、真空発生器に圧縮エアを供給するためのコンプレッサやホースが、ロボットの移動や作業内容を制限する要因となっていました。コボットポンプECBPiは電気によって真空エアを発生させるため、圧縮エアの供給やホース配管が不要です。また、本体重量が約775gと非常に軽量であるため、小型である協働ロボットや自走式ロボットの負担になりません。各社ロボットメーカー向けのロボットフランジもラインアップしており、迅速かつ容易にロボットと接続する事ができます。 コボットポンプECBPiは公共交通機関などで用いられるNFC(近距離無線通信)にも対応しています。NFCに対応するスマートフォンなどを通して、機器の取り外しやケーブル接続を行わずプロセスデータや取扱説明書、エラーメッセージの詳細などを確認する事ができます。また、各種フィールドネットワークシステムとの相互通信が可能となる通信技術IO-Linkにも対応し、離れた場所からの状態監視や予知保全、設定値の変更などが可能です。
シュマルツが出展する「国際ロボット展2017」(11月29日~12月2日)にて展示、国内初披露致します。
<テクニカルデータ> 最大吸込量:12L/min、定格電力:13W、電圧:24V-DC


主な特長:
① 電気で作動するため、圧縮エアやホース配管が不要で、協働ロボット・自走式ロボットに最適
② 小型・軽量のため、ロボットの負担を軽減
③ 各社ロボットとの接続が容易なロボットフランジもラインアップし、迅速・容易に取付け可能
④ NFCやIO-Linkに対応し、スマートフォンによる設定値の変更や、離れた場所での状態監視・予知保全が可能


製品:

写真:エアレス・コンパクトな真空ポンプ コボットポンプECBPi


アプリケーション:

写真:協働ロボットや自走式ロボットに取り付け、エアレスで吸着搬送が可能
(コボットポンプ:中央部)


導入事例:

画像:エアレスかつホースレスのコボットポンプECBPi を導入する事によって、フレキシブルな移動や作業が可能








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