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HondaJet 中国での受注を開始【本田技研工業】

2017年10月10日

Hondaの航空機事業子会社のホンダ エアクラフト カンパニー(本社:米国ノースカロライナ州グリーンズボロ市 社長:藤野 道格)は、現地時間2017年10月9日に以下を発表しましたので、その内容をご案内いたします。

Hondaの航空機事業子会社であるホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company 以下、HACI)は、米国・ネバダ州ラスベガスで10月9日から12日まで開催されている世界最大のビジネス航空ショー「ナショナル ビジネス アビエーション アソシエーション(NBAA)2017」において、小型ビジネスジェット機「HondaJet」の中国での受注を開始したことを発表しました。

HACIは、ホンサン・ジェネラル・アビエーション(Honsan General Aviation Co., Ltd.以下、ホンサン社)を新たにディーラーに指定しました。ホンサン社は、HondaJetディーラーとして香港およびマカオを含む中国本土におけるHondaJetの販売、各種のサービスおよびサポートを行い、広州白雲国際空港内に建設されるビジネスジェット機用ターミナルに拠点を置く予定です。

HondaJetの開発責任者であり、開発・製造・販売を担当するHACI社長の藤野 道格は、「これまでHondaJetに対して、中国の方々から非常に多くのお問合せやご期待の声が寄せられていました。ホンサン社の高品質な販売およびサービスが加わることで、ホンダジェット・ディーラーネットワークの価値はさらに高まるでしょう。今後成長が見込まれる中国市場でもHondaJetが成功することを期待しています」と語りました。

ホンサン社のヂォウ・ユーシー(Zhou Yuxi)会長は、「中国のHondaJetディーラーとして、Hondaブランドに相応しい最高のサービスを提供することを楽しみにしています」と述べました。また、同社のチェン・チィエン(Cheng Qian)社長は、「HACI社と同様、我々は常に革新的な方法で顧客の利便性を向上させるよう努めています。今回、HondaJetのディーラーに指名されたことは、ホンサン社のビジネス戦略上とても重要なことであり、中国の航空事業および経済の発展に寄与するでしょう」と述べました。

HondaJetは、主翼上面のエンジン配置や自然層流翼型、一体成型複合材胴体などHondaの独自開発技術の採用により、クラス最高水準の最高速度、最大運用高度、上昇性能、燃費性能および室内サイズを実現した小型ビジネスジェット機です。これまでに、カナダとメキシコを含む北米、欧州、中南米、東南アジアでの販売を開始しており、そこに今回、中国が加わりました。

※Honda調べ


【ホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company, LLC) 概要】
設立  :2006年8月
出資形態:American Honda Motor Co., Inc. 100%出資
代表者 :社長 藤野 道格(ふじの みちまさ)
所在地 :米国ノースカロライナ州グリーンズボロ市








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