ニュース

WTCC中国ラウンド、ボルボがマニュファクチャラーズとドライバーズタイトルで首位を奪還し、日本ラウンドへ【ボルボ・カー・ジャパン】

2017年10月16日

10月15日、中国の寧波にて行われたFIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)第7戦において、ポールスター・シアン・レーシングのネストール・ジロラミが初優勝。テッド・ビョークは0.5ポイント差で世界選手権の首位に立つとともに、ボルボはマニュファクチャラーズポイントの首位を奪還しました。

終日降り続く雨の中、メインレースはボルボV60 Polestarのセーフティカーが先導する中でスタートし、その後、中止の決定が下されました。その時点でネストール・ジロラミが先頭でゴールラインを切り、こうした状況下では規定により0.5ポイントが付与されました。

「私のWTCC初優勝がこのような形になって少し複雑な気分ですが、優勝には違いありません。週末を通してチーム全員が見事なサポートをしてくれました。昨日は雨の中を最速で走り、ポールポジションを獲得しました。最後まで走りたかったですが、早期に中止した主催者の判断は正しいと思います。我々の安全を第一に考えていただいたことに感謝します」とネストール・ジロラミは述べました。

3位でゴールしたテッド・ビョークは、シーズン7回目の表彰台を獲得し、0.5ポイント差で選手権の首位に立ち、「これまでで最も重要なレースだったことは間違いありません。世界選手権の首位が目標でしたが、それを成し遂げることができました。前進するために学ばなければならない課題もありましたが、ウェットコンディションの中でこのペースを保つことができたことは、次の日本ラウンドに向けてポジティブな影響を与えると思います。すばらしい週末になりました」と述べています。

また、オープニングレースで3位を獲得したニッキー・カッツバーグは、チームに3つ目の表彰台をもたらし、「私にとっては浮き沈みの激しい週末になりました。予選の失敗を巻き返す必要がありました。表彰台を獲得できてうれしいです。チームは、両方の選手権で重要なポイントを稼ぐことができました。次の日本ラウンドが楽しみです」と述べています。

FIA WTCC中国ラウンドの勝利と3つの表彰台によって、ポールスター・シアン・レーシングはドライバーズとマニュファクチャラーズの両選手権で首位に立ちました。マニュファクチャラーズ選手権はホンダと7ポイント差で現在トップです。

「我々は両選手権で首位に立つことを目標にして中国にやってきました。過酷なコンディションにもかかわらず、チーム全員の努力のおかげで使命を達成することができました。トップの座を守ることを目標にして次の日本ラウンドに向かいます」とポールスター モータースポーツ部門責任者のアレクサンダー・ムルドゼフスキー・シェドビンは述べました。

次のFIA WTCCレースは10月28-29日に日本で開催されます:wtcc.polestar.com


■WTCC中国ラウンド
サーキット:寧波インターナショナル・スピードパーク
コース長さ:4000m
ラップレコード(WTCC):2:03.753(グエリエリ)

■レース結果
オープニングレース – トップ5
1 エステバン・グエリエリ(シボレーCruze) 15周
2 ヤン・アーチャー(ラーダVesta) +2.893
3 ニッキー・カッツバーグ(ボルボS60) +11.671
4 ノルベルト・ミケリス(ホンダCivic) +17.409
5 ガブリエーレ・タルクィーニ(ホンダCivic) +17.840

13 テッド・ビョーク(ボルボS60) +5周
DNF ネストール・ジロラミ(ボルボS60)

メインレース – トップ5
1 ネストール・ジロラミ(ボルボS60) 2周
2 ノルベルト・ミケリス(ホンダCivic) +0.851
3 テッド・ビョーク(ボルボS60) +2.537
4 ガブリエーレ・タルクィーニ(ホンダCivic) +3.347
5 トム・チルトン(シトロエンC-Elysée) +4.562

7 ニッキー・カッツバーグ(ボルボS60) +8.113

■選手権ランキング
ドライバーズ – トップ5
1 テッド・ビョーク(ボルボS60) 200.5ポイント
2 ティアゴ・モンテイロ(ホンダCivic) 200(-0.5)
3 ノルベルト・ミケリス(ホンダCivic) 198.5(-2)
4 ニッキー・カッツバーグ(ボルボS60) 177.5(-22.5)
5 メディ・ベナーニ(シトロエンC-Elysée) 164(-36.5)

9 ネストール・ジロラミ(ボルボS60) 88(-112.5)

マニュファクチャラーズ
1 ボルボ647.5ポイント
2 ホンダ640.5(-7)

■ウェイトハンディ(中国戦)
モデル – タイム差 – 重量
ホンダCivic – +0.0秒 – +80 kg
ボルボS60 Polestar – 0.1秒 – +70 kg
シトロエンC-Elysée – +0.3秒 – +50 kg
シボレーCruze – +1.0秒 – +0 kg
ラーダVesta – +1.6秒 – +0 kg


ポールスターについて
ポールスターはボルボ・カーズのパフォーマンスブランドです。1996年にモータースポーツチームとして設立されたポールスターは、各種のボルボモデルでレースに出場し、数多くの選手権で成功を収めてきました。ポールスターは、2009年にパフォーマンス関連の製品を提供し始めると、それをきっかけにボルボ・カーズとの業務関係を強化しました。2014年には、ボルボS60とV60をベースにした初めてのコンプリートカーが発売されています。ボルボ・カーズは、確かなパフォーマンスを提供するという積極的な取り組みとして、またより一層のパフォーマンスの実現を目指し、2015年にポールスターのパフォーマンス部門を買収しました。
https://media.polestar.com/


シアン・レーシングについて
シアン・レーシングはポールスターのモータースポーツパートナーです。クリスチャン・ダール氏が所有し、ポールスターの全てのモータースポーツ事業を運営しています。過去にポールスター・レーシングと名乗っていたシアン・レーシングは、ボルボ850、S40、C30、S60によって、5回のSTCC(スカンジナビアツーリングカー選手権)ドライバーズタイトルと7回のSTCCチームタイトルを獲得しています。












ボルボ・カー・ジャパン株式会社ホームページはこちら

キーワードをクリックして関連ニュースを検索

#ボルボ・カー・ジャパン
#モータースポーツ
#2017年10月16日