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米国で生産の現地化を推進【日野自動車】

2017年9月28日

日野自動車、米国で生産の現地化を推進
-新工場では2019年に新たに市場投入予定の中型トラックの高馬力モデルも生産-


日野自動車㈱(以下、日野)は、米国において生産のさらなる現地化に向けた投資を決定しました。ウェストバージニア工場の近隣の工場を取得し、生産工程を集約して効率化を図るとともに、キャブを現地生産します。新工場では、2019年に新たに市場投入予定の中型トラックの高馬力モデルの生産も行う予定です。重要市場である米国において、さらなる競争力の向上を図ります。

日野は、将来にわたる持続的成長のため、米国をはじめとする米州を日本、アジアに次ぐ第3の柱とすべく、「良い商品」と「トータルサポート」を提供するという基本方針に基づき事業強化に注力しています。米国における「良い商品」への取組みとして、商品ラインアップの拡充および生産の現地化を推進することで、お客様のニーズに応える商品を最適なタイミングで提供できるよう進めてきました。
この一環として、このたび生産のさらなる現地化のため、ウェストバージニア工場の近隣工場を取得することを決定しました。まずは現工場と周辺に分散している生産工程を集約し効率化を図り、次ステップとして現在日本で行っている北米専用車のキャブ生産を同工場へ移管します。これらにより、商品供給のリードタイムを短縮するとともに、将来の販売増を見据えた体制も整え、競争力強化を図ります。今回の投資額は約1億ドルを見込んでいます。
新工場は2019年初より稼働を開始、中型トラックの高馬力モデルの生産も始めます。続けてキャブの現地生産を開始する計画です。2020年初には2直化を予定しており、新たに約250人の雇用増を見込んでいます。また、その後もキャブ生産開始等に伴って更なる雇用創出を見込んでいます。

日野はこれからもお客様の多様なニーズに合った「良い商品」をタイムリーにお届けしていくことに加え車両の稼働を支える「トータルサポート」をよりいっそう強化し、チームHINOとして現地に根付いた取り組みを通じ、米国のお客様のパートナーとしてともに成長していくことを目指します。


<投資内容>


<参考:米国事業の概要>
◆生産子会社

※ウェストバージニア工場における日野車の生産能力および実績


◆販売子会社








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