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自動化されたタイヤ製造設備によりコネクテッドビジネスモデルを推進【日本グッドイヤー】

2017年9月22日

– 自動車のモデルやオプションの進化が、プレミアムタイヤの需要を拡大
– Mercuryの革新的な製造工程により、顧客の注文にオンデマンドで対応
– 2019年にルクセンブルグに新設される製造施設が操業を開始


ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー(以下グッドイヤー)は、自社コネクテッドビジネスモデル推進のため、ルクセンブルグにおける製造施設の新設計画を発表します。同施設においてはプレミアムタイヤに対する消費者や顧客需要の高まりに応えるため、革新的な製造工程を採用します。

名称は「Mercury」とし、その独自の工程により高度に自動化された相互接続型ワークステーション機能を有しています。また、付加的な製造技術の採用により、補修用およびOEタイヤの顧客向けに、プレミアムタイヤの少量のバッチでの効率的な製造を可能にします。

グッドイヤーのCEO リチャード・J・クレーマーは、同施設で行われた着工式において「Mercury」そしてグッドイヤーの計画について発表を行いました。
「「Mercury」は、消費者向けに開発される自動車モデルやオプションの増加に伴うタイヤ業界における複雑化に対応したものです。当社は、少量、高収益のグッドイヤー製プレミアムタイヤに対する需要の拡大に応えるとともに、顧客にオンデマンドでお届けするために、従来に無い迅速性と柔軟性のある供給能力を担保することとなります。」
「「Mercury」は、当社のコネクテッドビジネスモデルを推進するもので、製造フロアからオンラインや小売店で選ぶ消費者までの当社のアセットすべてを一体化します。また、既設の大量製造施設を補完し、当社に真の競争優位性をもたらします」と、クレーマーCEOは述べています。

この新施設は、2019年に操業を開始する予定で、ルクセンブルグにおけるグッドイヤーのイノベーションセンターとタイヤ試験場に近接します。同施設に対するグッドイヤーの投資額は77百万ドルの予定で、年間生産本数は約50万本となります。雇用については、新規に70名のフルタイム従業員を採用します。

「Mercury」の製造工程で採用する技術は、グッドイヤーのイノベーションセンターや開発センターにおいてこれまで5年にわたって開発と試験を行ったものです。「Mercury」という名称は、グッドイヤーの創業者であるFrank A. Seiberlingによるウィングフットロゴの発想のもととなった商人や旅人の守護神を意味するものです。


グッドイヤーについて
グッドイヤーは世界屈指の大手タイヤ会社です。従業員数は約6万5000人で世界21か国、47の拠点を展開しています。米国オハイオ州アクロンとルクセンブルグのコルマーベルグの2ヶ所に技術開発センターを有し、技術・性能の両面でタイヤ業界の標準を形づける最先端の製品とサービスを開発しています。グッドイヤーと製品の詳細情報はwww.goodyear.com/corporateをご覧ください。


日本グッドイヤー㈱ホームページ
www.goodyear.co.jp








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