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S32Vプロセッサ向けビジョン/機械学習アプリケーションを発表【NXPセミコンダクターズN.V.】

2017年9月21日

NXP、S32Vプロセッサ向けビジョン/機械学習アプリケーションを発表
Vision SDKと拡大したエコシステム・パートナーによりS32Vプロセッサを強化


サラウンド・ビュー向けに強力なGPU機能を提供するほか、先進的なビジョン・プロセッシング/機械学習アルゴリ
 ズムを内蔵APEX-2エンジンにオフロード
複数レイヤの機能安全とセキュリティによる堅牢性の高いセンサ・フュージョン・ソリューションを実現
優れた消費電力あたりの処理性能(GHz/mW)が、ローパワー要求のADASビジョン・アプリケーションにさらな
 る機能追加を可能に


NXP Semiconductors. N.V.は車載、運輸、産業アプリケーションでADASビジョンやニューラル・ネットワーク・ソリューションの普及を容易にし、加速させるため、無償のS32 Design Studio IDE統合開発環境とともにNXP S32Vプロセッサの提供を開始したと発表しました。

ビジョン・データとセンサ・データのフュージョンによりクルマが周囲の状況を正確に解釈できるようになることが、レベル5の完全自動運転車の成功のカギを握っています。また、S32Vプロセッサの用途であるNCAPフロント・カメラやサラウンド・ビューなどのシステムは、複数の対象物の同時位置確認、特定、追跡、分類機能を備えることになります。

自動運転車は変化する環境や悪条件への対応が必要なことから、ニューラル・ネットワークと機械学習の対応が自動運転車の開発に非常に重要です。こうした技術は音声の特定、対象物の認識、挙動の把握、事象の予測のために、さまざまな業界で採用が進んでいます。自動運転のニーズへの対応のためのプロセッシング要求拡大に伴い、開発設計者にとって差別化を可能にする機能追加と、S32Vプロセッサが持つ確実な安全認証を提供するために、アーキテクチャ面での柔軟性が必要になります。

S32Vプロセッサ
NXPの第2世代APEX-2ビジョン・アクセラレータを使用したセーフティ・フュージョンと高性能プロセッシングの
 融合により、自動運転車の開発ニーズに対応
従来のGPUベース・ソリューションに比べ高速かつ低消費電力で画像データを処理する128パラレル・コンピュー
 テーショナル・ベクトル・ユニットを備えたデュアルAPEX-2エンジンを搭載
コンピュータ・ビジョン・アルゴリズム向けAPEX-CVライブラリの使用により、APEX-2エンジン向けのプログラム
 開発が容易
Vision SDKには、開発をシンプルにするためのCanny、ORB、Harris、HOG、Gaussian、Houghや他の検知アル
 ゴリズムなどのAPEX-CVベースレベル/ APEX-CVプロ・ライブラリ・アルゴリズムを統合

コメント
NXPの車載マイクロコントローラおよびプロセッサ・ビジネス・ライン担当グローバル・ディストリビューション・マーケティング・マネージャーのPaul Leeは「S32Vプロセッサは車載や産業分野の広範なお客様に、ビジョン・プロセッシングと機械学習向けの専用ソリューションを提供します」と述べ、さらに「我々のVision SDKとソフトウェア・イネーブルメント・ツールを使い、設計エンジニアが次世代の革新的アプリケーションを開発することを楽しみにしています」と語りました。

NXP S32Vビジョン・プロセッサの仕様
低消費電力:10w未満のビジョン・プロセッシング・ソリューション。GPU搭載または非搭載オプションともにファ
 ンレス設計可能
高性能:1GHz のArm® Cortex®-A53クワッドコアによる最高10k DMIPSと、GC3000 Vivante GPUおよびデュ
 アルAPEX-2ビジョン・アクセラレータによりさらなる高性能を実現
機能安全:ISO 26262とIEC 61508への準拠のため、Arm Cortex-M4 MCUコア、Arm Cortex-A53セーフティ・
 クラスタ、エンド・ツー・エンドECC、FCCU(Fault Collection and Control Unit)、FMEDA(Failure Modes
 Effects and Diagnostics Analysis)を搭載
オンチップ・イメージ・シグナル・プロセッサ(ISP)は画像データ・キャプチャのために低コストのカメラ・セン
 サを使用可能にし、30パーセントのBOMコスト低減を可能に
セキュリティ:Cryptographic Service Engine(CSE)はSHEプロトコル仕様に適合、128ビット暗号化、真性乱
 数発生(RNG)可能

S32V開発ツール
無償コンパイラ/デバッガS32 Design Studio IDE for Vision 2.0
APEXとISPグラフィカル・デザイン・ツールを統合したソフトウェア開発キットVision SDK v1.0
低コスト評価ボード(SBC-S32V234とS32V234-EVB2)向けのLinux ボード・サポート・パッケージ
VSDKには車線逸脱警告(LDW)、オプティカル・フロー、ステレオ・ビジョン、Squeezenet™ニューラル・ネッ
 トワーク、顔認識などのプロジェクトコード / デモコード サンプルを統合
オペレーティング・システム・サポート・オプションLinux(Yocto)、SafeRTOS、AutoSAR OS
トレーニングと開発サポートのためのパートナー・ネットワーク

NXP S32Vの詳細
NXPのS32Vビジョン・プロセッサ、SBC-S32V234開発プラットフォーム、デバッグとコンパイルのための無償S32 Design Studio IDE、統合ビジョン・ソフトウェア開発キットや、車線逸脱警告、歩行者検知、機械学習と対象物分類のための畳み込みニューラル・ネットワーク向けコード・サンプルの詳細については、http://www.nxp.com/s32Vをご覧ください。

S32Vビジョン・プロセッサのサンプル出荷はすでに開始されています。

ビデオ
S32Vの概要:http://nxp.com/video/:S32V234-LAUNCH-VIDEO

関連写真は英文プレスリリースのページをご覧ください。
http://media.nxp.com/phoenix.zhtml?c=254228&p=irol-newsArticle&ID=2300393

NXP Semiconductorsについて
NXP Semiconductorsは、よりスマートな世界を実現するセキュア・コネクションとセキュア・インフラを可能にし、人々の生活をより便利に、より良く、より安全にするソリューションを推進しています。組み込みアプリケーション向けのセキュアなコネクティビティ・ソリューションで世界をリードするNXPは、セキュアなコネクテッド・ビークル、エンド・ツー・エンドのセキュリティ/プライバシー、スマートなコネクテッド・ソリューションの市場における技術革新をけん引しています。60年以上にわたって蓄積した経験と技術を活かし、NXPでは世界33か国強で3万1,000名の従業員が活動しています。2016年の売上高は95億米ドルでした。詳細はWebサイトhttp://www.nxp.com/jp/(日本語)をご覧ください。

NXPジャパンはNXP Semiconductorsが開発および製造する車載、認証、インフラ/産業機器、コンシューマ向けのハイパフォーマンス・ミックスドシグナル製品やプロセッシング・ソリューション、高出力RF製品などを日本市場に提供しています。本社は東京都渋谷区で、大阪および名古屋に営業所があります。

NXP、NXPロゴはNXP B.Vの商標です。他の製品名、サービス名は、それぞれの所有者の商標です。Arm、CortexはARM Ltd.またはEU/その他の地域における子会社の登録商標です。All rights reserved. ⓒ 2017 NXP B.V.


プレスリリースに関するお問い合わせ
NXPジャパン㈱
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〒150-6023 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー24F
Tel:050-3823-7031








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