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制御開発のAZAPA、早稲田大学自動車用モデルベース制御研究所とモデルベースで研究連携【AZAPA】

2017年9月8日

AZAPA㈱(愛知県名古屋市中区錦2-4-15、代表取締役:近藤康弘)と早稲田大学次世代自動車研究機構 自動車用モデルベース制御研究所(東京都新宿区早稲田鶴巻町513、所長:草鹿仁理工学術院教授)は、自動車のパワートレーンおよび性能に関わる機能システムのモデル化を目的とした「モデルベース制御研究会」を発足いたしました。


近年、自動車の環境規制は厳しさを増し、特に温暖化抑制に向けて世界各国が協力する機運が高まって、各国・地域の燃費規制の導入が進んでいます。しかし、最も厳しいとされる2020年以降の燃費規制への対応シナリオは明確化されていない状況です。同時に自動車の新たな進化への方向性、および自動車の価値や役割に関しても見つめ直す機会と言えるでしょう。

AZAPAは、国内自動車メーカーおよびサプライヤーに向けて、モデルベーステクノロジーを基盤とするフロントローディング化を行う独自プロセスを提唱し、自動車の機能システムごとの性能(局所最適解)のインテグレーションと自動車全体の性能(全体最適化)の可視化と設計を行う仕組みをソリューションとして提供しています。

この度、早稲田大学 次世代自動車研究機構の自動車用モデルベース制御研究所との取り組みは、自動車の各機能システムのモデル化を推進し、AZAPAのソリューションを強固にするものです。早稲田大学自動車用モデルベース制御研究所は他大学とのインターフェースも兼ね、精度の高い解析モデル(3D)を1Dシミュレーションモデルにリダクションするなど、AZAPAのサービスを支える研究機関のひとつとして機能します。

提供するサービスは、以下の通りです。
(1)リダクションサービス
精度の高い解析モデル(3D*)を制御で利用できるように高速演算が可能な
簡易モデルに変換(1D*シミュレーションモデル化)
*3D:三次元、1D:一次元

(2)エンジニアリングサービス
車両の各機能システムのモデル化とインテグレーション、適合

(3)計測システムの研究・開発ソリューション
新たな適合手法の開発、およびセンサーレスな計測システムの研究・開発


リダクションサービスの構築

(例:1D触媒モデルの作成とリダクション手法の確立)

AZAPAは早稲田大学自動車用モデルベース制御研究所との長期的な研究連携を行うことを視野に、シャシーダイナモなどの計測環境およびエンジニアもAZAPAが投資してゆく方針です。これにより国内の自動車およびサプライヤーが海外の計測システムメーカーに頼らざる得ない状況を正常化し、自動車産業へ貢献します。

AZAPA URL:http://www.azapa.co.jp








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