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メルセデスAMG E 63のラインアップを拡充【メルセデス・ベンツ日本】

2017年8月25日

メルセデス AMG エーエムジー E 63のラインアップを拡充


・「メルセデスAMG E 63 4MATIC+ステーションワゴン」および「Sモデル」を追加
・メルセデスAMGのテクノロジーと利便性を両立した世界最速*1のステーションワゴン
・セグメントトップ*1の0 -100km/h加速 3.5秒*2  
・「メルセデスAMG E 63 4MATIC+」(セダン)を追加
・期間限定モデル「メルセデスAMG E 63 S 4MATIC+ Edition 1」(セダン)を追加

メルセデス・ベンツ日本㈱(社長:上野金太郎、本社: 東京都品川区)は、「メルセデスAMG E 63 4MATIC+ステーションワゴン」および「メルセデスAMG E 63 S 4MATIC+ステーションワゴン」、「メルセデスAMG E 63 4MATIC+」を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて本日より予約注文を開始します。なお、9月上旬より順次納車を開始します。さらに、メルセデスAMG E 63の発表を記念した、「メルセデスAMG E 63 S 4MATIC+ Edition1」(セダン)を発表し、本日から12月22日までの期間限定で注文受付を行います(受注生産)。*1 2017年6月時点 自社調べ *2 メルセデスAMG E 63 S 4MATIC+ステーションワゴン

メルセデス・ベンツ Eクラス ステーションワゴンは、利便性の高い大容量ラゲッジスペースとセダン同様の快適性を兼ね備えたスタイリッシュなワゴンとして、プレミアムステーションワゴンのセグメントで頂点に立ってきたモデルです。2013年には、レーダーセンサーやステレオマルチパーパスカメラにより自車の周囲のほぼ360°を常に監視し、事故を未然に予防する安全運転支援システム「レーダーセーフティ」を標準装備し、部分自動運転を実現しました。

「メルセデスAMG E 63 4MATIC+ステーションワゴン」および「メルセデスAMG E 63 S 4MATIC+ステーションワゴン」は、モータースポーツを通して培ったAMGのレーシングカーテクノロジーと、最大1,820リッターの大容量ラゲッジルームなど日常的な利便性を両立した世界最速*のステーションワゴンです。また、メルセデスAMG Eクラスのセダンには、「メルセデスAMG E 63 4MATIC+」、および期間限定モデルの「メルセデスAMG E 63 S 4MATIC+ Edition1」を追加し、お客様の選択肢を拡充しました。

今回のラインアップ拡充に伴い、EクラスのメルセデスAMGのラインアップは以下の5モデルに拡充します。*今回導入のモデルは太字表記


主な特長

AMG 4.0リッターV8直噴ツインターボエンジン
“One man – one engine”、これは、厳格な品質基準に従って、ひとりのマイスターが一基のエンジンを最初から最後まで責任を持って手作業で組み上げるというメルセデスAMGの哲学です。

今回発表の4モデルには、メルセデスAMG社が完全自社開発したスポーツカー「メルセデスAMG GT」と基本設計を共通とするAMG 4.0リッターV8直噴ツインターボエンジン「M177」が搭載されます。砂型鋳造されたクローズドデッキのアルミニウムクランクケースに鍛造アルミニウム製ピストンを組み合わせることで、軽量かつ高強度なエンジンを実現しました。また、シリンダーウォールにスチールカーボン材を溶射コーティングするNANOSLIDE®摩擦低減加工を施すことで、フリクションロスを低減しています。

2基のターボチャージャーはV型シリンダーバンクの外側ではなく内側に配置する「ホットインサイドV」レイアウトとしました。エンジンを可能な限りコンパクトにするとともに、ターボチャージャーへの吸排気経路を最適化することで、優れたレスポンスを実現します。

メルセデスAMGが独自開発したこれらの最新技術により、排気量が1.5リッター少なくなったにも関わらず、パフォーマンスおよび効率性を向上しています。特に「メルセデスAMG E 63 S 4MATIC+ステーションワゴン」は、最高出力612PS(450kW)(先代比+27PS/+20kW)、最大トルク850Nm(先代比+50Nm)を発揮し、0-100km/h加速 3.5秒とセグメントトップ*3の動力性能を実現しました。*3 2017年6月時点 自社調べ

AMGシリンダーマネジメント
メルセデスAMGは燃料を効率的に消費するため、V型8気筒直噴ターボチャージャーエンジンに初めて気筒休止機能を搭載しました。「Comfort」モードで走行中、エンジン回転数が1,000〜3,250回転で低負荷の際に、2番、3番、5番、8番のシリンダーを休止することで燃料消費量を抑えることができます。

AMGダイナミックエンジンマウント
Sモデルには、磁性流体エンジンマウントを搭載しています。各種センサーからの情報によりドライビングの状況を検知して、マウントの硬さを自動で調整します。通常走行時は柔らかいマウントによってドライブトレインからのノイズと振動を効果的に遮断し快適性を高めます。ダイナミックなドライビング時にはマウントを硬くすることでドライブトレインのロールモーションを減少しクイックなコーナリングを実現します。

AMGパフォーマンスエグゾーストシステム
排気管内に3つの連続可変エグゾーストフラップを備えた「AMGパフォーマンスエグゾーストシステム」を装備。トランスミッションモードに応じ、加速時やシフトダウンによる自動ブリッピング時にエモーショナルなサウンドを響かせたり、長距離クルージングなどで落ち着いたサウンドを響かせたりすることができます。

ドリフトモードを搭載したパフォーマンス志向の四輪駆動システム「AMG 4MATIC+」
高性能エンジンのパワーを四輪に最適配分するメルセデスAMGが開発した新しい四輪駆動システム「AMG 4MATIC+」を搭載しています。前後トルク配分が50(前):50(後)から0(前):100(後)の範囲で可変トルク配分を行うことで、ハイパワーを四輪へ最適に配分します。発進時はもちろん高速走行、ハイスピードコーナリング、そしてコーナーの立ち上がり加速などにおいて絶対的な安定性を誇り、思いのままのドライビングを楽しむことができます。さらに、Sモデルには、駆動配分を0:100の完全後輪駆動にすることで、サーキット走行時などにおいてドライバーの意のままに操縦できることができる「ドリフトモード」を新たに搭載しました。

AMGスピードシフトMCT
トルクコンバーターの代わりに湿式多板クラッチを採用し、ダイレクト感のある素早い シフトチェンジと高い伝達効率を実現した電子制御式9速スポーツトランスミッション「AMGスピードシフトMCT(マルチ・クラッチ・テクノロジー)」を搭載。通常のオートマティック・トランスミッションに見られる損失を低減し燃費の大幅な向上に貢献しています。シフトダウン時の自動ブリッピング機能やレーススタート機能によってダイナミックな走りも愉しめます。さらに、高速走行時などにアクセルから足を離すとエンジンとトランスミッションを切り離して燃料消費を抑えるセーリング機能の採用によって燃費を優先する「C(Comfort)」、より スポーティなドライビングが愉しめる「S(Sport)」「S+(Sport Plus)」、様々なパラメーターを個別に設定できる「I(Individual)」の4つのモードを設定しました。なお、Sモデルに搭載される「RACE」モードでは、サーキット走行のためにすべてのパラメーターが変更されます。

また、シフトダウン時に一速飛ばしたギアを選択したり、自動ダブルクラッチ機能など効率良くシフトチェンジを行います。

AMGリミテッド・スリップ・デフ
Sモデルには電子制御AMGリミテッド・スリップ・デフを装備し、走行状況に応じてロッキング機構を電子制御することで、トラクションを高め限界領域におけるコーナリングスピードをいっそう向上させます。なお、Sモデル以外のラインアップモデルには、機械式AMGリミテッド・スリップ・デフを採用しています。

また、シフトダウン時に一速飛ばしたギアを選択したり、自動ダブルクラッチ機能など効率良くシフトチェンジを行います。

AMG RIDE CONTROLスポーツサスペンション(AIR BODY CONTROL)
AIR BODY CONTROL サスペンションをベースにメルセデス AMG が開発した AMG RIDE CONTROL スポーツサスペンションは、コーナリング時やブレーキング時には、硬いスプリングレートに瞬時に切り替えることで、高い安定性と思いのままの俊敏なハンドリングを実現します。さらに、走行状況に合わせて四輪それぞれを電子制御する連続可変ダインピングシステムを採用することで、快適な乗り心地からダイナミックな走りまで、センターコンソールのスイッチで「Comfort」「Sport」「Sport+」の3つのモードを選ぶことができます。高速走行時には、車高を下げて走行安定性を向上させます。

AMGダイナミックセレクト
快適なクルージングからサーキットでのダイナミックなパフォーマンスまで、センターコンソールのスイッチを操作するだけでドライバーが望むキャラクターにセッティング 可能なシステムです。トランスミッションのシフトプログラムに加え、エグゾーストシステムを含むエンジン特性、サスペンション、ステアリング特性、3ステージESP®、ECOスタートストップ機能が連動して変化します。また、Sモデル専用のサーキットでの停止状態から最適な加速を可能にする「RACE」モードは、従来よりもシステム起動の操作が簡略されました。

・C(Comfort)
 快適性と燃費重視のモード。
・S(Sport)
 ワインディングなどでスポーティなドライビングを楽しむためのモード。エグゾーストサウンドは控えめなままで、3
 ステージESP®はON。ロードフィールを高めるためにAMGパラメーターステアリングのパワーアシスト量が減少しま
 す。
・S+(Sport Plus)
 AMG V8エンジンならではのエグゾーストサウンドとともに、サーキットなどで非常にダイナミックなドライビング
 を楽しむためのモード。3ステージESP®はON。
・I(Individual)
 エンジン、エグゾーストシステム、サスペンション、ステアリング、トランスミッション、3ステージESP®、電子制御
 AMGリミテッド・スリップ・デフのパラメーターを個別に設定できるモード。
・RACE 
 サーキット走行のために全てのパラメーターが変化するモード。ESP®は「SPORT Handlingモード」。

AMG Sport speed-sensitive ステアリング
電子制御のラック&ピニオン式のステアリングを採用。リニアかつクイックなハンドリング特性を実現しました。電動パワーステアリングの採用により、駐車時や市街地など低速走行時には操舵力を低減、高速走行時では安定性を向上させるよう、パワーアシスト量が変化します。さらに車速だけではなく、AMGダイナミックセレクトのドライブモードによってもパワーアシスト量が変化します。スポーティなドライビング時にはアシスト量が減少し、正確なステアリングフィールと路面からのダイレクトなフィードバックを得ることが可能です。

3ステージESP®(エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)
高レベルな安全性を確保する標準モードの「ESP® ON」、システム介入前に一定のドリフトアングルを許容するスポーティなセッティングの「ESP® SPORT Handling」、サーキットでの高度にダイナミックなドライビングのためにESP®がオフになる「ESP® OFF」の3つのモードを備えた「3ステージESP®」を標準装備しています。

AMG強化ブレーキシステム
Sモデルには、フロントに390 x 36mmドリルドベンチレーテッドディスク、リアに360 x 24mmドリルドベンチレーテッドディスクを装備しています。また、軽量なコンポジットタイプのブレーキディスクの採用によりばね下重量が低下し、高い加速・コーナリング性能を発揮します。また、Sモデル専用オプションとして、よりサーキット走行にした「AMGカーボンセラミックブレーキ」を設定しています。

Sモデル以外のラインアップモデルには、前後360mm径のドリルドベンチレーテッドコンポジットディスクとフロント6ピストン、リア1ピストンのAMGロゴ入ブレーキグレーキャリパーを装着し、ハイパフォーマンスに対応する強大な制動力と耐フェード性、ペダル操作に対する優れた応答性を発揮します。

メルセデスの高い安全性
ステレオカメラやレーダーセンサーにより先行車を認識して、設定速度の範囲内で車間距離を適切に維持して追従するとともに、先行車が停止した場合は減速して停止する渋滞追従機能を備えた「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)」やドアミラーの死角範囲をレーダーによってモニターして危険性を警告する「ブラインドスポットアシスト」、ドライバーの疲労や不注意による走行車線の逸脱を、ステアリングを微振動させてドライバーへ警告する「レーンキーピングアシスト」などを含む先進の安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」を標準装備し、高い安全性と快適性を実現しています。

テレマティクスサービス: Mercedes メルセデス me ミー connect コネクト
自動車が通信することによりお客様の利便性を向上する先進的な テレマティクスサービス「Mercedes me connect」は、「24時間緊急通報サービス」などを最長10年間無償でご提供する「安心安全サービス」、「リモートパーキングアシスト*4」などを3年間無償でご提供する「快適サービス」、メルセデス・ベンツ 24時間コンシェルジュサービスを1年間無償でご提供する「おもてなしサービス」の3つのサービスカテゴリーから構成されます。*4 2018年末頃に導入予定

「安心安全サービス」
- 24時間緊急通報サービス:事故検知時(エアバッグ、シートベルトテンショナー 展開時)または車内にあるSOSボタ
  ン押下時に、コールセンターが消防に連絡します。
- 24時間故障通報サービス:ツーリングサポートが必要な際に、Bコールボタンを押下するとツーリングサポートセン
  ターにつながります。
「快適サービス」
- リモートドアロック&アンロック:スマートフォンの操作で車両ドアのロック、 アンロックができます。
- リモート(車両)ステータス確認:車両の走行距離、燃料計、平均燃費等の 状態をアプリ等で確認できます。
- MB Apps:天気情報やインターネットラジオをMB Appsで表示、使用できます。
- 駐車位置検索:駐車した車両の位置をアプリの地図上に表示します。
- Send2Car:スマートフォンから、ナビゲ—ションの目的地を遠隔設定できます。
- リモートパーキングアシスト*5:運転手が車外から車両の車庫入れ/車庫出しをスマートフォンで操作できます。
  *5 2018年末頃に導入予定
「おもてなしサービス」
- メルセデス・ベンツ 24時間コンシェルジュサービス:車内から専用ボタンを押すだけで専門のオペレーターが24時
  間365日対応します。
  ・車載された通信モジュールを利用し、ナビゲーションの目的地を設定
  ・レストランやホテル等の検索・予約*6
  ・メルセデス・ベンツ正規販売店の検索・ご案内
  ・緊急時の病院の案内など
  *6 施設により本予約と仮予約のいずれかのご提供となります

「メルセデスAMG E 63 4MATIC+ステーションワゴン」および「メルセデスAMG E 63 S 4MATIC+ステーションワゴン」

エクステリア/インテリアデザインは、利便性の高いステーションワゴンのボディに、「AMGドライビングパフォーマンス」を体現したデザインを採用しています。

Aピラーより前方を専用デザインとしたスポーティなフロントは、メルセデスAMGのステーションワゴンとして初めて、ボンネットをフェンダーとバンパーの内側にはめ込む、クーペ的なデザインを採用しており、これによってまったく新しい、そしてよりダイナミックな造形になっています。よりパワフルなエクステリアを演出する通常のモデルよりも27mm*7ワイドなフェンダーは、フロントのトレッド拡大とホイール大型化に対応するものです。 *7:欧州仕様参考値

新しいフロントグリルは、AMGのロゴをあしらったシルバークロームのツインルーバーと縦向きのブラックフィンです。ジェット機の翼のデザインをモチーフにした幅広いフロントエプロンは、ブラックのフリックと大型フロントスプリッターを備えることで、パフォーマンスを力強く表現すると同時に、高い冷却機能を備えています。冷却用の空気を取り込む左右のエアインテークに採用されている2本のルーバーも、この機能に役立つデザインです。その断面形状は、気流をホイールアーチの前に設けたクーラーに導くためにデザインされています。

サイドビューは、スポーティかつ伸びやかなプロポーションが印象的なリアエンドを備えています。フェンダーに飾られたシルバークロームのアローシェイプの装飾は、「V8 BITURBO 4MATIC+」と立体的に示すことで、卓越した駆動システムであることをを強調しています。サイドスカートは地上高をいっそう低く、全体のラインを長く見せる効果をもたらしています。

力強いリアエンドには、トランクリッドに設けられたシャープなボディ同色AMGトランクリッドスポイラーリップやディフューザー風のインサートを備えたリアスカート、AMGパフォーマンスエグゾーストシステムに装着されるデュアルツインクロームエグゾーストエンド、リアスカートにシルバークロームのトリムストリップが飾られています。

インテリアは、リム下部がフラットな形状の「AMGパフォーマンスステアリングホイール」にAMGロゴをあしらっています。また、タッチコントロールボタンとシフトパドルを搭載していますので、スポーティなドライビングを楽しむことができます。

運転席と助手席のシートは、ラテラルサポートが強化されたため、高速走行時にも乗員の身体をしっかりと保持します。また、独特のシートカバーレイアウトに、ブラックナッパレザー、ナッツブラウンナッパレザー、マキアートナッパレザーの3種類を設定。ドアセンターパネルは、シートに合わせたデザインとなります。

さらに、Sモデルには、ナッパレザーを張ったダッシュボードとベルトライン、フロントヘッドレストのAMGエンブレム、クリスタルグレーのシートパイピング、クリスタルグレーのシートベルトを設定し、スポーティな中に高級感を演出しています。

AMGインストゥルメントクラスターは、あらゆる重要情報をドライバーの視野内に表示します。大型で読み取りやすいディスプレイはチェッカーフラッグ風のダイヤルや独特な字体を採用することで、スポーティな仕上がりとなっています。鮮明なワイドスクリーンマルチファンクションディスプレイ(2画面式)を標準装備しています。さらに、モータースポーツを楽しまれるお客様向けに、クローズドサーキットでラップタイプを記録できるRACETIMERを搭載しています。

パッセンジャーエリアとラゲッジルームがつながっていることに起因するステーション ワゴン特有の走行時に発生する騒音や振動に対しても対策を施しています。振動に対しては、リアセクションを専用設計し、ボディ底面を補強することでボディ剛性を高めています。騒音に対しては、ボディ各部(バルクヘッド、サイドウォール、フロア、リアシート下部、 ホイールアーチ等)に遮音材を多く備えることで静粛性を高めています。

また、ラゲッジスペースは、リアサスペンションの取付位置をステーションワゴン専用とすることでフラットな荷室空間を実現しています。後席には40:20:40の分割可倒方式を採用し、乗員と積載物に応じて様々にアレンジすることができます。後席バックレストは、ラゲッジルーム左右または後席左右のスイッチで簡単に倒すことができます。すべて倒すことで最大1,820リッター(VDA方式)の余裕あるスペースが出現します。
全モデルに標準装備のEASY-PACK自動開閉テールゲートにより、運転席やエレクトロニックキーのスイッチで自動的に開閉できるほか、テールゲート部のスイッチでも自動的に閉めることができます。また、スイッチ操作でテールゲートを自由な角度で止めることが可能です。さらに、両手がふさがっている時でも、リアバンパーの下側に足を近づけることでセンサーが感知して、手を使わずにテールゲートを開閉することができるフットトランクオープナー(テールゲート自動開閉機能)も備えます。

「メルセデスAMG E 63 S 4MATIC+ Edition1」

「メルセデスAMG E 63 S 4MATIC+ Edition1」は、「メルセデスAMG E 63 S 4MATIC+」をベースに、よりスポーティな個性を強調するデザインを内外装に採用した期間限定車です。

エクステリアは、専用のdesignoナイトブラックマグノを設定したボディに、ハイグロスブラックの専用エクステリアパーツ「AMGナイトパッケージ」を組み合わせて、ブラックで統一し、より精悍でスポーティな印象を高めています。インテリアは、エクステリアと同様にブラックを基調とした室内にイエローアクセントを随所に配し、特別感溢れる室内空間に仕上げています。

メーカー予定小売価格(消費税込み)は以下の通りです。*今回導入のモデルは太字表記
* 上記のメーカー予定小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格です。 また「自動車リサイクル法」に基づく、リサイクル料金が別途必要となります。メーカー希望小売価格は参考価格です。価格は販売店が独自に定めておりますので、詳しくは各販売店にお問い合わせ下さい。

なお、今回発表した4モデルにも、新車購入から3年間走行距離無制限の一般保証・メンテナンスサービスと24時間ツーリングサポートを無償提供する総合保証プログラム「メルセデス・ケア」が適用されます。さらに、メルセデス・ケア終了後の有償の保証延長プログラムとして、一般保証および24時間ツーリングサポートを2年間延長する「保証プラス」をご用意しています。

AMG(エーエムジー)は、「モータースポーツこそが技術力の優秀性を何よりも端的に示す」という確固たる信念に基づき、1967年に誕生しました。その名は、創立者のハンス・ヴェルナー・アウフレヒト(Aufrecht)、パートナーのエバハルト・メルヒャー(Melcher)、アウフレヒトの出生地グローザスパッハ(Grossaspach)の頭文字から取られています。当初はメルセデス・ベンツの市販車をベースに独自の改良を施したレーシングマシンを製造し、数々のレースにおいて輝かしい成績をおさめてきました。1988年からはメルセデス・ベンツと本格的なパートナーシップを組み、中核となるモータースポーツ活動を通して培ったレーシングカーテクノロジーとメルセデス・ベンツの最先端技術を結集し、メルセデスのトップパフォーマンスモデルの開発とエンジンの生産を行っています。

メルセデスAMG E 63 S 4MATIC+ Edition 1


装備詳細説明

「インテリジェントドライブ」

アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)&アクティブステアリングアシスト
アクティブディスタンスアシスト・ディストロニックは、都市、郊外、高速道路などの走行時にステレオマルチパーパスカメラとレーダーセンサーにより、先行車を認識して、速度に応じて車間距離を調節します。減速が必要な場合、アクセル及びブレーキを段階的に自動調整してスムーズに減速し、先行車が停止した場合は自車も停止します。高速道路での渋滞時に自動停止した際、30秒以内に先行車が発進した場合は、ドライバーがアクセルを踏まなくても自動で再発進します(一般道では3秒以内)。30秒以上停止していた場合は、アクセルを軽く踏むかクルーズコントロールレバーを引くことで再発進が可能です。十分な車間距離が確保されている場合は設定された速度まで自動的に加速します。先行車および停止中の車両との距離が突然縮まった場合には、警告灯と警告音でドライバーに知らせます。またアクティブステアリングアシストは、車線のカーブと先行車を、車線が不明瞭な道ではガードレールなどを認識し、車間を維持しながらステアリング操作をアシストします。

アクティブレーンチェンジングアシスト
高速道路走行中にアクティブステアリングアシストが起動している際に、ドライバーがウインカーを点滅させると、車両周囲を監視しているセンサーが他の車両などとの衝突の危険が無いことを確認し、安全が確認された場合に自動で車線を変更します。

アクティブエマージェンシーストップアシスト
アクティブステアリングアシストが起動している状態で、ドライバーが一定時間ステアリング操作を行わない場合、ディスプレイ表示と警告音によってステアリングを握るよう促し、それでもドライバーがステアリング、アクセルやブレーキ、あるいはタッチコントロールボタン操作の反応が無い場合、さらに警告音を鳴らしながら、緩やかに減速してハザードランプを出して停止します。また、車両停止後は自動的にパーキングブレーキがかかることで、後方からの衝突による二次災害を防止します。

トラフィックサインアシスト
一般道や高速道路を走行中、カメラが制限速度などの標識を読み取り、ディスプレイに表示し、制限速度を超えた際には警告音を出してドライバーに注意を促す機能も搭載します。

アクティブブラインドスポットアシスト
リアバンパー左右のレーダーセンサーにより、車両の斜め後ろのミラーで見えない 死角エリアに車両や自転車がいることを警告します。さらに、側面衝突の危険がある時にはブレーキを自動制御して、危険回避をサポートします。追い越し車線に移ろうとして斜め後ろにいる車両に気づかなかった時など、ドライバーの不注意によるミスを予防し、安全な走行を支援します。

アクティブブレーキアシスト(歩行者検知/飛び出し検知機能付)*7,8,9
先行車、前を横切る車両や合流してくる車両、歩行者、路上の物体などとの衝突の 危険性を感知すると、ディスプレイ表示や音でドライバーに警告します。必要な場合は システムが衝突を回避するために強力な制動力を発揮できるようブレーキ圧を高めます。同時に、前席のシートベルトの巻き上げや助手席のシートポジション修正など、衝突時に乗員の最適な姿勢を可能な限り確保するPRE-SAFE®機能も作動します。ドライバーが反応しない場合、システムが衝突を避けられないと判断して、最大のブレーキ力で自動緊急ブレーキが作動します。衝突の回避もしくは被害軽減を効果的にサポートします。なお、交差点での車両飛び出しにも対応するようになりました。
*7 作動速度範囲:約7〜250km/h
*8 歩行者検知機能 作動減速範囲:約7〜70km/h
*9 作動速度範囲は、気象条件や道路状況等により変動することがあります

渋滞時緊急ブレーキ機能*10
ステレオマルチパーパスカメラとレーダーセンサーで、先行車およびその左右の車線を監視します。突然渋滞の最後尾が現れた場合などに、前走車との衝突の危険を検知します。その左右などに回避スペースが無いと判断すると、即座に自動ブレーキが作動し、衝突回避または被害軽減を図ります。回避スペースがある場合は、ドライバーの回避操作を優先します。ただし、ドライバーが反応しない、または回避操作が遅れて衝突が回避 できないと判断した場合には、即座に自動ブレーキが作動します。さらに、渋滞末尾で回避操作を行う空間的余裕がない危険な状況を検知して、通常よりはるかに早い段階でブレーキを自動で作動させる機能も搭載しました。
*10 約100km/h以下であれば衝突回避に十分な制動力を得ることが可能なシステムですが、走行状況、周囲の状況によって衝突を回避できない場合があります。

緊急回避補助システム
アクティブブレーキアシストの歩行者検知機能を補う新開発のシステムです。車両前方にいる車道横断中の歩行者などとの衝突の危険を検知すると、システムが 正確なステアリングトルクを計算して、ドライバーのステアリング操作をアシストします。また、回避後の車線復帰も同様にサポートします。

リアCPA(被害軽減ブレーキ付後方衝突警告システム)
リアバンパーに設置されたレーダーセンサーが後方のクルマを監視して車間距離と接近速度から衝突の危険があると判断すると、ハザードランプを素早く点滅させて後続車のドライバーに警告するとともに、インジケーターによりドライバーに警告します。自車が停止中で後続車が十分に減速しない場合は、後方からの衝突に備えてブレーキ圧を高めます。これにより玉突き衝突の回避など二次被害の軽減をサポートします。さらにシートベルトテンショナーも作動させ、衝撃の影響の低減を図ります。

PRE-SAFE®インパルスサイド
フロントバンパー外側のレーダーセンサーが、側面衝突が不可避であることを検知すると、衝突側前席バックレストのサイドサポートに内蔵されたエアチャンバーが瞬時に膨張して、乗員をドアから遠ざけることで衝撃の軽減を図ります。さらにPRE-SAFE®の乗員保護機能も同時に作動します。

PRE-SAFE®サウンドインパルスサイド
システムが不可避の衝突を検知すると、車両のスピーカーから鼓膜の振動を抑制する音を発生させ、鼓膜の振動を内耳に伝えるあぶみ骨筋の反射収縮反応を引き起こします。この収縮によって衝撃音の内耳への伝達を軽減します。

アクティブレーンキーピングアシスト*11
フロントウインドウのステレオマルチパーパスカメラが車線を検出し、フロントホイールが走行車線を越えたと判断するとステアリングを断続的に微振動させてドライバーに 警告します。ドライバーが反応しない場合は自動補正ブレーキによって車両を車線内に戻そうとします。高速道路など走行車線が非常に広い場合は警告が早まるなど、状況に応じた判断が加えられ、警告の信頼性が向上しました。
*11 作動速度範囲:約60km/h〜200km/h

マルチビームLEDヘッドライト
第二世代のマルチビームLEDヘッドライトは、片側84個のLEDを備えています。ステレオマルチパーパスカメラと4つのコントロールユニットが、 理想的な配光パターンを毎秒100回の頻度で解析することで、きめ細かく高精度な配光を実現しました。84個のLEDは3段グリッド状に配置され、それぞれを個別に電子制御することで、先行車などを明るく正確に照射し続ける先進のシステムです。また、道路標識の反射が起こらないよう前方を照射、雨天時に路面からの反射を抑えドライバーに見やすい視界を提供することも可能です。さらに、対向車の眩惑防止はもちろんのこと、カーブを検知すると前もって配光パターンを制御し、カーブの先を早めに照らすとで安全性を高めます。

360°カメラシステム
フロントグリル、左右のドアミラー、リアライセンスプレート上方に4つの広角・高解像度カメラを備え、合成処理された周囲の状況をモニターに表示します。自車を真上から 見ているような「トップビュー」など、車両周辺の状況が画面で確認できます。

アクティブパーキングアシスト(縦列・並列駐車)
約35km/h以下で走行中、超音波センサーが左右の最適な駐車スペースを自動で 検出します。自動操舵・ブレーキ・シフトチェンジ・速度コントロール機能により、自動で 駐車します。複数の駐車スペースを選択することもできます。

ドライブアウェイアシスト*12,13,14
車両前方もしくは後方1m以内に障害物があり、その方向に進むギアを選択した場合、アクセルを強く踏んでも時速2km/h以上の速度が出ず、警告音によりドライバーに誤操作の可能性があることを警告します。
*12 停止した際に、一旦Pにシフトした後、DかRに入れる必要があります。通常走行中に停止し、Pにシフトせずに再発進をする場合は、本機能は作動しません。
*13 時速2km/hで走行し、警告にも関わらずドライバーがブレーキを踏まない場合は障害物に衝突します。
*14 停止した際に障害物から1m以上離れている場合、本機能は作動しません。

リモートパーキングアシスト
車外からスマートフォンを使って狭い駐車スペースや車庫への駐車操作を行うことができ、乗員の乗降を容易にします。縦列駐車・並列駐車スペースへの駐車操作および前進、後退が可能です。また、狭いガレージから出る際など、途中で検知した障害物を回避しながら、前後に最大15m動かすことができます。狭い通路では、ドライバーによる確認後、ドアミラーを折りたたむことができます。これにより、検知済みの障害物により接近することが可能となります。








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