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2017年インドネシア国際オートショーで次世代クロスオーバーMPV『エクスパンダー』を世界初披露【三菱自動車工業】

2017年8月10日

三菱自動車は、2017年8月10日(木)からインドネシアで開催される第25回インドネシア国際オートショー*1において、次世代クロスオーバーMPV『エクスパンダー』*2を世界初披露します。新型『エクスパンダー』は、インドネシアの新工場(西ジャワ州ブカシ県)で年間8万台生産する計画で、同国では今秋より販売します。また、アセアンを始めとする一部の地域には、2018年初春より出荷する計画です。

インドネシア国際オートショーでの世界初披露に先立ち「三菱自動車はインドネシアにおいてSUV市場及び小型商用車市場で高いシェアを確保していますが、新型『エクスパンダー』を伸張著しいMPV市場に投入することで、お客様のカーライフを“expand”しながら、同国でのプレゼンスの更なる拡大を図ってまいります」と益子修CEOは述べました。
*1・・・正式名称はThe 25th GAIKINDO Indonesia International Auto Show。
*2・・・車名は「拡大する」「進化する」を意味する「expand」から命名。“Expand your mind, Expand your
    field, Expand your life”、所有したお客様の家族全員の明るい未来と幸せが無限に広がり続けて欲しいとの願
    いを込めています。



1.商品概要
新型『エクスパンダー』は、MPVならではの居住性と多用途性、SUVらしいスタイリングと走りを融合させることによって、従来のMPVを超える三菱自動車らしい次世代クロスオーバーMPVへと進化させました。様々な路面状況において優れた乗り心地を実現し、乗員すべてに静かで快適な居住空間と十分な荷室を確保。新型『エクスパンダー』はSUVに求められる機動力や走破性といった要件も兼ね備えています。

(1)Xpanded design
新型『エクスパンダー』は、スタイリッシュでルーミーなMPVと、タフでダイナミックなSUVを融合させた、次世代
 クロスオーバーMPVです。三菱自動車の代表的なSUVである『パジェロスポーツ』の持つ力強さ、存在感、上質感を
 受け継ぎ、従来の小型MPVクラスにはないスタイリングを目指しました。
三菱自動車のフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を進化させて採用しました。フロントフェイス
 中央のラジエーターグリルを、バンパーの左右コーナー部とアンダーガードの3方向から包み込むようなプロテクト
 形状とし、人とクルマを守る安心・安全の機能を力強く表現しています。また、LEDポジションランプを被視認性に
 優れる高い位置に配置し、ヘッドライトは低い位置(フロントバンパー)に位置するなど、より機能的に進化させた
 デザインとしています。
流麗なルーフラインのキャビンや、リヤクオーターピラーの上端を抜いた伸びやかなウインドウグラフィックでMPV
 らしいスタイリングを実現。一方、ボディサイドを貫く彫刻的なキャラクターラインや、アスリートの筋肉のような
 塊感のある大きく張り出した前後フェンダーにより、SUVらしいタフでダイナミックなデザインとしました。
こだわり抜いたリヤコンビネーションランプは車体側からテールゲート側まで連続してL字型に点灯するLEDテール
 ランプとし、後続車に先進的で特徴的な印象を与えます。また、ブレーキング時はL字型の部分とは別にストップラ
 ンプが点灯し、被視認性にも考慮したデザインとしました。
良好な前方視界と開放感を提供し、走行時の車体姿勢の変化がつかみ易い水平基調のインストルメントパネルを採用
 しました。また、インストルメントパネルの上部をアーチ形状とすることで、包まれるような安心感のある室内空間
 としています。
さらに運転席は多機能なハイコントラストメーター、インストルメントパネルに繋がる幅広く高いフロアコンソール
 とセンターパネルで包まれ感のあるコックピットのようなデザインを採用し、運転する楽しさを提供しています。

(2)Xpanded comfort
新型『エクスパンダー』は、従来の小型MPVクラスより一回り大きくワイドなボディサイズとすることで、クラス
 トップ*3の室内空間と多人数乗車に適した乗員レイアウトを実現。乗員間の距離と幅、ヘッドクリアランスを十分に
 確保しました。3列目では、良好な居住性と乗降性を実現する工夫を凝らしています。
2列目には6:4分割で前倒しできるシート、3列目には5:5分割で片側ずつ前倒しできるシートを採用。2列目と3列目
 のシートを倒す荷室モードでは、フルフラットとなり広大な積載スペースとすることができます。
2列目中央席のシートバックを前倒しすると大型アームレストとして使用でき、3列目乗員にとっては前方視界が広が
 ります。一方、前倒しした大型アームレスト上のスペースを利用すれば、2列目から3列目にかけて長尺物を積むこと
 が可能です。
大物から小物まで対応する、豊富で便利な収納スペースを数多く用意しています。ドアトリムやフロアコンソールな
 どには合計16本のペットボトルが収納可能なドリンクホルダーを設置。各席にはスマートフォンを置けるスペースを
 用意し、列ごとにACCソケットを設置することで便利に充電することができます。
フロントガラスに遮音性能に優れたガラスを採用したほか、ボディの要所に吸音材や制振シート、ルーフには厚目の
 ヘッドライニングとサイレンサーなどを採用し、乗員の会話を妨げない静かで快適な室内環境を実現しています。
大風量を実現しながら静粛性に優れるエアコンを採用し、室内を素早く冷やすことを可能にしています。フロントの
 風量は8段階としてきめ細かい調整を可能とし、後席では専用のスイッチにより風量を4段階で切り替え可能としてい
 ます。
 *3・・・インドネシアにおける排気量1.5Lまでの小型MPVクラス。8月10日時点、自社調べ。

(3)Xpanded e-convenience
新型『エクスパンダー』では、視認性に優れるハイコントラストメーターを採用。メーター中央にはマルチインフォ
 メーションカラー液晶ディスプレイを装備し、イグニッションをONにすると車名ロゴと車両外観をあしらったオープ
 ニング画面が現れてドライバーをもてなし、走行時はエコドライブをお知らせするなど、様々な情報を表示します。
迫力ある重低音が楽しめるMEGA BASS機能を有するディスプレイオーディオを搭載しています。スマートフォンと
 のBluetooth®*4接続は、スマートフォンをオーディオユニットにかざすだけのワンタッチ操作のみ*5でペアリングで
 き、ハンズフリー通話や音楽のワイヤレスストリーミングを楽しむことが可能です。
キーレスオペレーションシステムにより、キーレスオペレーションキーを携帯していればドアハンドルのスイッチを
 押すだけで開錠・施錠でき、ブレーキを踏んでエンジンスイッチを押すだけでエンジンの始動・停止ができます。ま
 た、キーレスオペレーションキーのリモコン操作による開錠時、ポジションランプが30秒間点灯してドライバーをお
 迎えするウェルカムライト、降車時にエンジンオフ後もヘッドライトを30秒間点灯させて周囲を照らすカミングホー
 ムライトなど、便利な機能を充実させています。
 *4・・・Bluetoothは米国Bluetooth SIG Inc.の登録商標で、ライセンスにもとづき使用されています。
 *5・・・スマートフォン機種による。

(4)Xpanded performance
新型『エクスパンダー』では、軽量化を推進した高剛性ボディと最適化したサスペンションにより、優れた操縦安定
 性と快適な乗り心地を両立。さらにクラストップレベルの最低地上高205mm*6により、未舗装路やスコール時も安
 心して走行することを可能としています。
実績のある1.5L DOHC 16バルブ MIVECエンジンを静粛性向上など細部にわたって改良して搭載。5M/T或いは4A
 /Tとの組み合わせにより、高速走行時や渋滞時の燃費に配慮しながら、多人数乗車時や登坂時には頼もしい走りを発
 揮します。
高エネルギー吸収構造と高耐力キャビン構造による三菱自動車独自の衝突安全強化ボディ「RISE」*7の採用により、
 全方位からの衝突に対する安全性を向上。また、運転席・助手席SRSエアバッグ、全席3点式シートベルトにより、
 乗員すべての安全性を確保。優れたパッシブセーフティを実現しています。
滑りやすい路面などでのタイヤのロックを防ぐABS、ブレーキとエンジン出力を自動で調整して車両の不安定な挙動
 を安定させるアクティブスタビリティコントロール(ASC)、急な坂道での発進時に車両のずり下がりを防止するヒ
 ルスタートアシスト(HAS)、急ブレーキをかけた時やABSが作動した際に自動でハザードランプを高速点滅させて
 後続車に注意を促すエマージェンシーストップシグナルシステム(ESS)により、アクティブセーフティでも万全を期
 しています。
 *6・・・16インチタイヤ装着車。
 *7・・・RISE:Reinforced Impact Safety Evolution


2.ご参考
(インドネシアにおける車両本体メーカー希望小売価格、単位はルピア)


なお、三菱自動車の2017年インドネシア国際オートショーに関する様々な情報を発信していくスペシャルサイトを開設しています。

<日本語>http://www.mitsubishi-motors.com/jp/innovation/motorshow/2017/giias2017/
<英 語>http://www.mitsubishi-motors.com/en/innovation/motorshow/2017/giias2017/








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