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欧州規格に対応した鉄道車両用電線の納入を開始【古河電工産業電線】

2012年2月20日

古河電工産業電線㈱(本社:東京都荒川区、社長:服部吉孝、古河電工100%出資子会社、以下当社」)は、海外鉄道車両の内部配線に用いられる欧州規格対応の車両用電線を開発し、納入を開始しました。

開発の背景

近年、世界的に環境問題への関心が高まる中、鉄道輸送は他の輸送手段と比べてエネルギー消費量が低く、CO2排出量が少ないため、環境に優しい輸送手段として注目されており、アジアなど海外市場において活発に鉄道網の整備が進んでいます。

海外の中でも特に鉄道網が発展している欧州では、これまで各国独自に運用してきた車両用電線の規格を統合し、欧州規格(EN規格)が制定されました。本規格は、基本的に電気分野のIEC規格や、非電気分野のISO規格に整合されていることもあり、今後この規格に適合した製品の適用範囲が拡大すると考えられています。

当社は、国内規格対応の鉄道車両用電線に関して長年にわたり豊富な実績を有しており、そこで培った技術により欧州規格対応の鉄道車両用電線を開発し、納入を開始しました。


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