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人協働ロボットMOTOMAN-HC10を発売【安川電機】

2017年6月8日

人協働ロボットMOTOMAN-HC10を発売
-「人の代わりに作業するロボット」から「人と共に作業するロボット」へ-


㈱安川電機(代表取締役社長 小笠原 浩)は、産業用ロボットMOTOMAN(モートマン)の新たなラインアップとして、人協働ロボット(Collaborative Robot)MOTOMAN-HC10(可搬質量10kg)を6月5日(月)より販売開始しましたので、お知らせいたします。
MOTOMAN-HC10は、安全柵なしで人と協働して作業することができるため、自動車をはじめ幅広い一般産業分野におけるロボット活用の可能性が拡大します。

MOTOMAN-HC10

1.製品化の狙い

従来の産業用ロボットは自動車市場を中心に多く使用されてきましたが、今後はロボット活用の拡大が期待されている3C市場(コンピューター、家電製品、通信機器)の分野においても、ロボットによる自動化、省力化の加速を狙います。MOTOMAN-HC10は、国際規格ISO10218-1に準拠していることから、安全柵の設置が不要であり、人とロボットの協働による新たなものづくりを実現していきます。

2.MOTOMAN-HC10の主な特長

(1)人協働作業
外部からあらかじめ設定した制限値を超える力を検出すると自動で停止する「人協働モード」を備えており、安全柵の設置が不要です*。また、アーム同士を離すことで隙間を確保する「挟み込み防止」の形状となっています。そのため、生産設備の自由度が向上し、今までロボットの導入を見送っていた現場や、ロボットの設置が困難とされていた工程などにおいてもロボットを使用した自動化の可能性が拡大します。
*安全柵無しで設置する場合には別途リスクアセスメントが必要です。

(2)簡単操作
プログラミングペンダントを使用した従来のティーチング方法に加えて、ロボットアームを直接手 で掴んで自由に操作し任意の動作を教示できる「ダイレクトティーチング機能」を備えています。直感的な操作によるロボットへの動作指示が可能になるため、ロボット操作に不慣れなお客様や、頻繁にティーチングが必要となる工程へのロボットの導入が容易になります。

3.主な用途

ねじ締め作業、組立作業、小物部品の仕分け・整列・箱詰め・ピッキング、装置内・装置間搬送、検査・測定等

4.販売計画

(1)販売開始  2017年6月5日(月)
(2)販売価格  オープン価格


【お問い合わせ先】
㈱安川電機
ロボット事業部 事業企画部
TEL:093-645-7703
FAX:093-645-7802








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