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コネクテッドモビリティを実現する様々なソリューションを展示【ボッシュ】

2017年5月18日

人とくるまのテクノロジー展2017
ボッシュ、コネクテッドモビリティを実現する様々なソリューションを展示
車載機能開発プラットフォーム、二輪車向けネットワーク化

ブース番号:ホールD #309


量産後の車載機能の開発、無線アップデートを可能にする開発プラットフォーム
CES Innovation Award 2017を受賞した二輪車向けのディスプレイ式クラスター、インテグレーテッド コネクティ
 ビティ クラスターとスマートフォン統合ソリューション「mySPIN」
その他、電動化、自動化ソリューションを多数展示


東京 – グローバル規模で革新的なテクノロジーとサービスを提供するリーディングカンパニーであるボッシュの日本法人、ボッシュ株式会社は、2017年5月24日(水)から5月26日(金)まで3日間開催される「人とくるまのテクノロジー展2017」に出展し、未来のモビリティを形作るボッシュの幅広いソリューションをご紹介します。


量産後の車載ソフトウェアアップデートを可能にする車載機能開発プラットフォームとフィーチャー・ストアが日本初出展
車載コネクテッドサービスと非常に高度な自動運転は、車両のライフサイクル全体を通じて常に高い機能信頼性を維持することが要求されます。そのためには、ソフトウェアの更新をクラウド経由で行えることが必要です。ボッシュは適切な通信コントロールユニットとセントラルゲートウェイコンピューターを、そしてボッシュのグループ企業であるイータス(ETAS GmbH)とESCRYPTは必要な送受信技術と暗号化技術を提供します。これらにより、機能面の安全性とデータセキュリティが保証されます。さらにボッシュは無線通信による更新プロセスと手順の開発に取り組んでいます。

現状では、車両で利用できる機能と車両の挙動は開発段階で定義されます。販売後の機能性ないしアプリケーションの更新は、車両をサービス ステーションに持ち込むか、エンジニアや整備士を現地に派遣して行うほかありません。それに加えて、更新対象のコントロールユニットによって、プロセスとツーリングがしばしば変わるという難題が加わります。そうした状況を打開するため、ボッシュはクラウド内の開発環境からスタートして、ソフトウェア アプリケーションのグローバルな管理、ライセンス許諾と配布までをカバーするオープンなエコシステムである「車載機能開発プラットフォームとフィーチャー・ストア」の開発に取り組んでいます。このプラットフォームにより、お客様の個別ニーズに即した機能を容易に、手早く、いつでも、世界中どこでも車両に組み込める体制を構築します。無線でのファームウェアアップデート(FOTA: Firmware update over the air)に加えて、専用ソフトウェア アプリケーションの無線による配布・更新(SOTA: Software update over the air)をサポートします。お客様側では新しいサービスの導入、トータルオーナーコストの節減、持ち主が代替わりした車両のサポートなどが可能になります。


二輪車をより安全で快適、さらに楽しく、日本初出展のネットワーク化ソリューション
インテグレーテッド コネクティビティ クラスター:このシステムは、これまでの二輪車のメーターパネルに代わるものとして開発されたディスプレイ式ライダー インフォメーション システムです。二輪車のインストルメント全体を単一のディスプレイに統合するとともに、スマートフォンへ接続できるようにしたものです。システム は、使用状況に応じてスマートフォンとの統合を自動的に適合するため、ディスプレイに表示されるのはライダーにとってその時々に必要となる情報のみです。 これにより、ライダーが注意散漫になる可能性を減らし、安全性の向上に貢献します。たとえば高速域での走行中は、速度計と警告表示を除き、それ以外の情報 はディスプレイから徐々に消し去られます。ディスプレイの表示は、あらゆる天候条件下で容易に読み取ることができます。直射日光を受けても、画面のカラー は鮮明で、高いコントラスト性能を維持します。一方で、周囲が暗くなっても、ディスプレイの光によってライダーが眩惑されることはありません。もう一つ重要なのは、ディスプレイの耐久性です。雨や雹霰(ひょう、あられ)など、過酷な天候条件に対しても耐久性を持っています。インテグレーテッド コネクティビティ クラスターは、CES Innovation Award 2017で車載オーディオ/ビデオ部門の最優秀賞と、車載インテリジェンス部門の優秀賞を受賞しました。
mySPIN:「mySPIN」は、ボッシュの二輪車向けのスマートフォン統合ソリューションです。乗用車向けにはすでに2014年から提供されている「mySPIN」を、二輪車に特化して適合しました。二輪車向けの適合にあたり、特に安全性の向上に重点を置き、「mySPIN」では本当に必要な情報のみを二輪車のディスプレイに表示するアプリとの連携に限定しています。スマートフォ ンが二輪車に接続されると、二輪車のディスプレイとハンドルバーのコントロール装置から、アドレス帳、カレンダー、その他よく利用するアプリなどスマートフォ ン内のさまざまなデータにアクセスできるようになります。スマートフォンに保存されているアドレス帳に直接アクセスできるため、ナビゲーションに目的地を入力するといった操作も行いやすくなりました。また、「mySPIN」はクロスプラットフォームのため、AndroidおよびiOSと互換性があります。「mySPIN」は2016年にイタリア、ミラノで開催された世界最大の二輪車展示会「EICMA 2016」で初めて展示されました。


展示内容一覧
パワートレイン、電動化ソリューション

コモンレールシステムおよび、排気ガス後処理システム
48V ハイブリッドパワートレインソリューション
高電圧パワートレイン電動化システム
CVT プッシュベルト
サーマルマネジメント用コンポーネント

自動化ソリューション
冗長性のあるブレーキシステムのためのブースター
電動パワーステアリング(ラック軸並行タイプ、コラムタイプ)
冗長性のある電動パワーステアリング用モータとECU

ネットワーク化ソリューション
車載機能開発プラットフォーム/フィーチャー ストア
フリーリー プログラマブル クラスター
セントラルゲートウェイとファームウェアの無線アップデート(FOTA: Firmware-update over the air)
コネクテッドパーキングソリューション

二輪向けソリューション
モーターサイクル用スタビリティ コントロール
新興成長市場向け小型二輪車向けソリューション

その他に、モータースポーツ向けのソリューションを展示予定です。


日本のボッシュ・グループ概要
日本のボッシュはボッシュ㈱、ボッシュ・レックスロス㈱、ボッシュ パッケージングテクノロジー㈱その他の関係会社から構成されます。ボッシュ㈱は自動車用パーツの開発、製造、販売そしてサービスの業務を展開し、また自動車用補修パーツや電動工具も取り扱っています。ボッシュ・レックスロスは油圧機器事業、FAモジュールコンポーネントやその他のシステムの開発と生産を行い、日本の産業機器技術に貢献しています。ボッシュ パッケージングテクノロジーは包装機械メーカーおよびインスペクション・テクノロジーの開発を行う会社です。さらにボッシュセキュリティシステムズ株式会社は、人命や建築物、財産などを守る製品とソリューションの提供を主要な事業としています。
2015年の日本のボッシュ・グループの売上は約2,700億円で、従業員数は約6,600人です。

世界のボッシュ・グループ概要
ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディングカンパニーです。2016年の従業員数は約39万人(2016年12月31日現在)、2016年の売上高は731億ユーロを計上しています。現在、事業はモビリティ ソリューションズ、産業機器テクノロジー、消費財、エネルギー・建築関連テクノロジーの4事業セクター体制で運営しています。ボッシュはIoTテクノロジーのリーディングカンパニーとして、スマートホーム、スマートシティ、コネクテッドモビリティ、さらにコネクテッドマニュファクチャリングに関する革新的なソリューションを提供しています。ボッシュはセンサー技術、ソフトウェア、サービスに関する豊富な専門知識と「Bosch IoT cloud」を活かし、さまざまな分野にまたがるネットワークソリューションをワンストップでお客様に提供することができます。ボッシュ・グループはコネクテッドライフに向けたソリューションの提供を戦略的な目標に定め、革新的で人々を魅了する全製品とサービスを通じて生活の質の向上に貢献します。つまり、ボッシュはコーポレートスローガンである「Invented for life」-人と社会に役立つ革新のテクノロジーを生み出していきます。ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHとその子会社440社、世界約60カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されており、販売/サービスパートナーを含むグローバルな製造・販売ネットワークは世界中のほぼすべての国々を網羅しています。ボッシュの未来の成長のための基盤は技術革新力であり、世界120の拠点で約5万9,000人の従業員が研究開発に携わっています。

ボッシュの起源は、1886年にロバート・ボッシュ(1861~1942年)がシュトゥットガルトに設立した「精密機械と電気技術作業場」に遡ります。ロバート・ボッシュGmbHの独自の株主構造は、ボッシュ・グループの企業としての自立性を保証するものであり、ボッシュは長期的な視野に立った経営を行い、将来の成長を確保する重要な先行投資を積極的に行うことができます。ロバート・ボッシュGmbHの株式資本の92%は慈善団体であるロバート・ボッシュ財団が保有しています。議決権の大半はロバート・ボッシュ工業信託合資会社が保有し、株主の事業機能を担っており、残りの株式は創業家であるボッシュ家とロバート・ボッシュGmbHが保有しています。

さらに詳しい情報は 以下を参照してください。
www.bosch.com ボッシュ・グローバル・ウェブサイト(英語)
www.bosch-press.com ボッシュ・メディア・サービス(英語)
https://twitter.com/BoschPresse ボッシュ・メディア 公式ツイッター(ドイツ語)
www.bosch.co.jp ボッシュ・ジャパン 公式ウェブサイト(日本語)
https://twitter.com/Boschjapan ボッシュ・ジャパン 公式ツイッター(日本語)
https://www.facebook.com/bosch.co.jp ボッシュ・ジャパン 公式フェイスブック (日本語)
https://www.youtube.com/boschjp ボッシュ・ジャパン 公式YouTube(日本語)







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