ニュース

「川崎式BK117C-2型 防災ヘリコプター」を大分県に納入【川崎重工業】

2017年3月23日

川崎重工は、大分県向けに「川崎式BK117C-2型 防災ヘリコプター」を納入しました。本件は、「C-2型」の消防・防災ヘリコプターとして14機目の納入であり、既存の川崎式BK117ヘリコプターの更新機として、大分県防災航空隊に配備される予定です。

「川崎式BK117ヘリコプター」(以下、BK117)は、当社と欧州のヘリコプターメーカーのエアバス・ヘリコプターズ社(旧メッサーシュミット・ベルコウ・ブロウム社)が共同開発し、国産ヘリコプターとして初めて型式証明を取得した中型の多用途双発機です。BK117は、機体後部に大きな観音開きカーゴドアを備え、担架などの資機材の搬出入が容易なことをはじめ、広いキャビンスペース、コンパクトなボディ、機動性の良さなどが高く評価され、消防・防災用、救急医療用、物資・人員輸送用、警察用、および報道用機などとして全世界で使用されています。

BK117は、国産ヘリコプターとして1983年の初号機納入以来改良を重ね、当社納入分(2017年3月23日時点)で173機、エアバス・ヘリコプターズ社納入分を合わせると全世界で1,300機以上の納入を誇るベストセラー機です。

今後も当社は、培ってきた技術力、国産機ならではのサポート体制を活かし、BK117ヘリコプターの積極的な営業活動を展開していきます。


【川崎式BK117C-2型ヘリコプターの主要諸元】
全長    :13.03m
全幅    :1.73m(胴体)
定員    :11名(最大座席数)
最大全備重量:3,585kg
巡航速度  :246km/h
航続距離  :700km(標準タンク)
主な装備  :自動操縦装置、ホイスト装置(レスキューウィンチ)、カーゴ・フック、GPS地図表示装置、
       消火タンク、ヘリコプターテレビ電送システム等








川崎重工業株式会社ホームページはこちら

キーワードをクリックして関連ニュースを検索

#川崎重工業
#航空機/宇宙機
#2017年3月23日