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リニアテクノロジー社の買収手続きを完了【アナログ・デバイセズ】

2017年3月13日

* 本リリースは2017年3月10日(現地時間)、米国で発表したプレスリリースを翻訳したものです。


アナログ・デバイセズ社(NASDAQ:ADI)は3月10日(米国東部時間)、Linear Technology Corporation(以下、リニアテクノロジー)の買収手続きを完了したことを発表しました。両社の統合によって誕生した最高のアナログ技術企業は、業界で最も包括的な高性能アナログ製品ラインナップと、統合された技術開発、製造、販売、サポート体制によって、イノベーションを追求し、さらなる成長を目指します。

アナログ・デバイセズの社長兼CEOのヴィンセント・ロウチ(Vincent Roche)は、次のように述べています。「アナログ・デバイセズとリニアテクノロジーが統合したことで、アナログ業界を牽引する強力な企業が誕生しました。両社が力を合わせることで、アナログとデジタルの世界をつなぐ局面で、顧客企業が直面している大きな、かつ複雑な課題を、これまで以上に解決できるようになります。この統合により、お客様、株主の皆様、そして従業員に今後長期にわたって多大な価値を創出できるものと期待しています」

ロバート・H・スワンソン氏を取締役に選任
アナログ・デバイセズはまた、元リニアテクノロジーの取締役会長であるロバート・H・スワンソン(Robert H. Swanson)氏を、買収完了時点よりアナログ・デバイセズの取締役に選任したことを発表しました。

アナログ・デバイセズ会長のレイ・ステータ(Ray Stata)は、次のように述べています。「スワンソン氏を取締役会に迎えられることを大変嬉しく思います。同氏が数十年にわたって蓄積してきたアナログ半導体分野の高い知見は、取締役会に大きな価値をもたらしてくれることでしょう」

リニアテクノロジーの創設者でもあるスワンソン氏は、2005年1月から同社の取締役会長を務め、それ以前は1981年の創業時より会長兼最高経営責任者を務めました。

この買収により、リニアテクノロジーの株式は、3月10日(米国東部時間)の取引終了時をもってNASDAQグローバル・セレクト・マーケットでの取引より上場廃止となりました。

本買収案件に関するアナログ・デバイセズの専任財務顧問はクレディ・スイス・セキュリティーズ(USA)LLCが、法律顧問はワクテル・リプトン・ローゼン・アンド・カッツ法律事務所ならびにウィルマヘイル法律事務所が務めました。


アナログ・デバイセズについて
アナログ・デバイセズは、半導体製品とソリューションを提供しています。1965年に設立され、世界をリードする信号処理技術で「アナログとデジタル」「夢と現実」との懸け橋を担ってきました。
「想像を超える可能性を」という新たなスローガンを掲げ、イノベーションを加速し、ブレークスルーを生むソリューションをお客様と共に切り拓いていきます。http://www.analog.com/jp








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