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クラス業界初の新油圧システムを搭載した後方超小旋回 油圧ショベル「ViO80-1B」を発売【ヤンマー建機】

2017年3月6日

ViO80-1B


ヤンマー建機㈱(本社:福岡県筑後市、社長:瀬戸智行)は、低燃費と高い作業効率を高次元で両立した後方超小旋回油圧ショベル「ViO80-1B」を2017年5月より販売開始します。「ViO80-1B」は、8tクラスの油圧ショベルでは業界で初めて、2つの油圧ポンプを独立して制御する新油圧システム「ViPPS2i」を採用します。必要な油量を最適にコントロールすることが可能となり、必要最小限のエネルギーでの作業を実現します。この新油圧システムの採用により、当社従来機種※1と比較して約20%の燃費低減に加え、掘削作業における燃料1Lあたりの作業量が約20%向上(自社計測値)しました。作業時間の短縮にも貢献します。

ViO80シリーズは、8tクラスの油圧ショベルでありながら、6tクラス以下のミニショベルシリーズ共通のコンセプトであるブレード(排土板)やブームスイング機能を標準装備している点が好評をいただいている商品です。また、後方小旋回機として、狭い現場でも後方を気にすることなく、安定した作業性を発揮します。

今後も当社は、住宅建設やインフラ整備など、人々の暮らしを豊かにする都市化への貢献により、あらゆる人が安心して暮らせる社会の実現を目指してまいります。

「ViO80-1B」について

商品名:ViO80-1B
販売開始日:2017年5月
標準小売価格:11,685,600円(税込み)
年間販売目標:350台
主要スペック:

※標準仕様 ゴムクローラー

主な特長

1)8tクラス油圧ショベル業界初 新油圧システム 2ポンプ独立ロードセンシング機能「ViPPS2i」の採用
① 低燃費化
新油圧システムの採用により、独立した2つの油圧ポンプを機械の負荷に応じて個別に制御することで、最適な油圧コントロールが可能となりました。従来機では常に最大の油量を吐出していたため、無駄な油がタンクに戻っていました。しかし、「ViO80-1B」は、独立した2つの油圧ポンプを個別に制御し、必要な所に必要な分量だけ油を流すことが可能となりました。これにより、当社従来機種※1と比較して燃費を約20%低減し、ランニングコストの大幅な低減を実現しました。また、国土交通省が認定する燃費達成建設機械認定制度の2020年燃費基準において、最高評価である☆☆☆認定の数値を達成しています。(申請予定)

② 作業効率性の向上
新油圧システムの最適な吐出油量制御により、必要以上の負荷をかけることなくエンジンの力を最大限に使うことができるため、従来機※1と比較し約20%の燃費低減に加え、時間当たりの作業量も向上しました。

③ 拡張性の向上
最適な油圧コントロールにより、多様なアタッチメント操作への適用性が格段に向上。スムーズなアタッチメント作業が可能となり、精度が求められる現場でも活躍します。さらに、従来から好評のクイックヒッチ仕様をオプションとして設定。バケットの取り外しおよびアタッチメントの付け替えの際には、迅速かつ安全に付け替え作業が行なえます。

2)環境規制に対応したヤンマー製DPF※2付 ディーゼルエンジンを搭載
特定特殊自動車排出ガス規制の2014年基準をクリアした、ヤンマー製DPF付ディーゼルエンジンを搭載したことで、窒素酸化物(NOx)と粒子状物質(PM)の排出量を大幅に低減。周辺環境への配慮にも貢献します。

3)ICTを活用した安心の見守りサービス
GPSや通信端末を活用し、機械の位置情報や稼働状況をモニタリングするサービス「スマートアシストリモート」を標準搭載。メンテナンス時期やマシンのトラブルを素早く把握し、お客さまに情報を提供することで、お客さまの手を止めない計画的な作業をサポートします。

※1 従来機:「ViO80-1A」との比較
※2 DPF:ディーゼル・パティキュレート・フィルタ。排気中のPM(スス等の粒子状物質)を捕集。



【商品に関するお問合せ先】
ヤンマー建機㈱各支店、営業所、または、ヤンマー建機商品取扱販売店

【本件に関するお問合せ先】
ヤンマー㈱ 経営企画ユニット
ブランドコミュニケーション部 広報グループ
E-mail:koho@yanmar.com

※ニュースリリースに記載されている内容は、記者発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。








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