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ボルボS60/V60ポールスターが米国ワーズオート誌の10ベストエンジンを受賞【ボルボ・カー・ジャパン】

2016年12月14日

本プレスリリースは、2016年12月12日スウェーデン本社発、プレスリリースの翻訳版です。


ボルボ・カーズのパフォーマンスブランドである、ポールスターのコンプリートカー、S60/V60ポールスターのエンジンが、米国ワーズオート誌の2017年「10ベストエンジン」に選出されました。このエンジンは、最高出力367 PSを発生させる、世界のプロダクションモデル用4気筒エンジンの中で最もパワフルなパワーユニットです。



この栄誉ある選出について、ワーズオート誌の審査レポートでは次のように記しています。「つい最近までのエンジンでは、リッターあたりの出力が100 PSに達することは、注目に値するパフォーマンスでした。しかし、ポールスターとボルボが『V60ポールスター』の2.0リッター4気筒エンジンで最高出力367 PSを発生させ、リッターあたり184PS/ℓという出力を実現させたことにより、パフォーマンスの時代は新たな局面に入ったと言えます。私達は、このようなスペックをかつて見たことがありません」

今回の選出では、ポールスターエンジンの他40種類(※)のエンジン、およびそれを搭載するモデルがノミネートされていました。その中には、BMW M2、ジャガーXE、ポルシェ718 ケイマンなどが含まれています。

ポールスターの最高執行責任者(COO)を務めるニールス・メラーは、コンプリートカーのパワーユニットについて、次のように述べています。「私達は新しいエンジンを開発するうえで、パフォーマンスとドライバビリティの向上のみならず、燃費の向上と排気ガスの削減を目指しました。この目標を、開発チームのたゆまぬ努力、そして先進のDrive-Eテクノロジーによって達成させました。これは私達が2009年にパワートレーンの最適化プログラムをスタートさせ、開発を積み重ねてきた結果です。この取り組みがワーズオート誌に高く評価され、私達は誇りを感じています」

ボルボS60/V60ポールスターは、FIA WTCC(世界ツーリングカー選手権)に参戦したレーシングマシン「S60ポールスター」と、エンジンテクノロジーを共有するモデルであり、世界47カ国で販売されています。WTCC参戦について、2016年シーズンを知識や技能の習得と位置付けていましたが、9月25日に上海インターナショナルサーキットで決勝が行われた第10戦 中国ラウンドのオープニングレースにて、テッド・ビョークがS60ポールスターを駆り、WTCC初勝利を飾っています。

ワーズオート誌はノミネートされた40台の車両を、一般的なドライビングコンディションのもと、数ヶ月間にわたり公道でテストしています。今回の選出は、パフォーマンス、燃費、ノイズレベル、そして新しいテクノロジーの採用状況などを評価項目として、総合的に判断した結果です。ワーズオート誌の「10ベストエンジン」の選考は、今回で23年目を迎えています。

WTCCとポールスター・シアン・レーシングの詳細についてはこちらをご覧ください。
ボルボ・カー・ジャパンウェブサイト http://volvocars.jp/wtcc
WTCCウェブサイト(英語) http://wtcc.polestar.com


ポールスターについて
ポールスターはボルボ・カーズのパフォーマンスブランドです。1996年にモータスポーツチームとして設立されたポールスターは、各種のボルボ モデルでレースに出場し、数多くの選手権で成功を収めてきました。ポールスターは、2009年にパフォーマンス関連の製品を提供し始めると、それをきっかけにボルボ・カーズとの業務関係を強化しました。2014年には、ボルボS60とV60をベースにした初めてのコンプリートカーが発売されています。
ボルボ・カーズは、確かなパフォーマンスを提供するという積極的な取り組みとして、またより一層のパフォーマンスの実現を目指し、2015年にポールスターのパフォーマンス部門を買収しました。







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