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カスタマイズと費用感覚の両立:コンチネンタル、スマートフォンと二輪車のメーターをネットワーク化【コンチネンタル・オートモーティブ】

2016年10月26日

接続性というトレンドトピックへの需要は価格に敏感な市場にも当てはまる
多用途性 – ニュースからナビ、交通渋滞といった機能範囲
コンセプトはメーカー要求に応じて個々に設定可能

接続性は二輪車の世界におけるホットなトピックの一つになっています。ネットワーク化技術はもはや高級クラスの二輪車だけのものではなく、価格に敏感な車両クラスでも需要が見られるようになっています。コンチネンタルでは、スマートフォンとモーターサイクルのメーターを接続し、さらにリーズナブルな価格で実現できる技術を開発しました。ライダーは、着信からナビ情報、プレイリストまで、ディスプレイで重要な情報すべてを見ることができ、スマートフォンに連動するイモビライザーや、キーレスアクセスといった安全・快適性に関連する機能もこの新コンセプトに統合することが可能です。「私たちのネットワークメーターは、コスト意識の高いソリューションです。移動手段として二輪車が大きなシェアを占め、接続性への要求も高い、価格に敏感なアジア市場に理想的なソリューションでしょう。」このように説明するのは、コンチネンタルでコマーシャルビークル&アフターマーケット事業部の責任者を務めるミヒャエル・ルフ(Dr. Michael Ruf)です。

すべての重要な情報が常にスクリーンに

ネットワークメーターで、スマートフォンとディスプレイはBluetoothで接続されます。ライダーは電話機本体にアプリをダウンロードするだけで異なる機能が利用可能になります。ディスプレイはスマートフォンからのメッセージを表示し、ライダーに着信や現在流れている音楽の情報やバッテリーの状況を知らせ、電話機本体のバッテリーレベルが少なくなると、統合されたUSBポートを通じて充電することも可能です。携帯電話のナビゲーション機能を利用してルート計画がされた場合には、曲がり角ごとの情報を表示できるので役立ちます。交通渋滞や天気予報に関する通知も表示でき、複雑な手順の不要なEasy-Start機能の提供も可能です。コンチネンタルのエキスパートは、スマートフォン内に生成されるコードを用いて、盗難から守るイモビライザーといった安全機能も統合しています。



デザイン性に最大限の自由

ネットワークメーターが実現することで、二輪車メーカーは多様な機能の検討をすることが可能です。コンチネンタルはデモバイクに試作システムを搭載しました。コンセプトはお客様の要求に応じ個別に適合可能です。デザイン性への自由度があがり、より小型で価格帯の低いモーターサイクルやスクーターにもカスタム化された計器の搭載ができます。コンチネンタルは車両計器の開発分野で約115年の経験を有しており、二輪分野にその経験を展開しています。








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