ニュース

日産自動車の2017年モデル スカイラインに、ボーズの進化した新しいサウンドシステム“ボーズ・パフォーマンス・シリーズ”をオプション搭載【ボーズ・オートモーティブ】

2016年11月7日


ボーズは、2016年11月7日に日産自動車から発表・発売された60周年を迎える2017年モデルのスカイラインに、ボーズの車載向けサウンドシステムの新ライン “ボーズ・パフォーマンス・シリーズ”が採用されたことを発表しました。(グレード別設定*)

ボーズのパフォーマンス・シリーズは、走りの性能と居住性の両面において優れた価値を備えるプレミアム・パフォーマンスカーのために新たに開発したプロダクト・ラインです。車内のどの席においても、高度にバランスのとれたサウンドが聴けるように音響設計を施し、乗る人すべてをかつてない高揚感でつつみます。ボーズがパフォーマンス・シリーズのサウンドシステムを搭載するのは、日本ではこの2017年モデルのスカイラインが初めてとなります。

ボーズのオートモーティブ部門バイス・プレジデントのマーク・マンセルは次のようにコメントしています。「スカイラインのような走りの性能にこだわったクルマには、特別な感覚があります。イグニッションスイッチを入れたときや、コーナリングでのエンジン音の高揚感などです。ただクルマを動かしているだけではないのです。そして、そこに想像を超えるほどの特別な音質の音楽が加われば、興奮は一気に高まるはず。わたしたちはそう考えて、このパフォーマンス・シリーズを開発しました。スペックがどうこうという話ではありません。スピーカー数や出力ワット数といった数字上のゲームなら誰だって勝利できます。ボーズのパフォーマンス・シリーズでこだわったのは、どんな体験を提供できるかです。」

優れた音響性能をかなえるシステムアーキテクチャー
パフォーマンス・シリーズと名乗るプロダクト・ラインでは、高水準のハードウェア、ソフトウェア、インダストリアルデザインを駆使することを前提としています。2017年モデルのスカイラインにおいては、オーディオ装備を重要視してボーズのプレミアム・サウンドシステムを搭載してきた歴代のスカイラインをも凌ぐ、最高のサウンドシステムの実現を目指しました。その結果、ボーズは従来よりもさらに高性能なコンポーネントを使った新しいシステムアーキテクチャーを開発し、日産自動車との車両設計の初期段階からの共同開発のもと、16個のスピーカーを搭載したサウンドシステムをつくりあげました。また、ビジュアルデザインにおいても、スカイラインのモダンで洗練されたインテリアとの融和を図り、スタイリッシュなポリッシュ仕上げのメタルグリルをフロントドアとミラーパッチのスピーカーに採用しています。薄くて軽いメタルグリルは、音の伝播効率も高め、優れた音響性能を発揮します。

スカイライン専用設計パフォーマンス・シリーズ サウンドシステムの特長
高性能コンポーネントの採用 :
左右ミラーパッチに、新開発の2.5cm高性能ネオジウムツイーターを搭載することで、高音域の音質が向上するとともに、より明瞭なサウンドイメージの再現が可能となりました。また、リアドアにはこの2.5cm高性能ネオジウムツイーターと13cmのワイドレンジスピーカーのふたつを組み合わせた同軸スピーカーを採用。これはスカイライン専用に新規に設計したスピーカーで、後席でも明瞭な高音域と音の広がりを体感することが可能となります。さらに低音再生には、フロントドア左右とリアデッキ中央に25.5cmのNdウーファーを採用し、前席と後席に独立したベースソースを確保しました。これにより、従来の同等システムに比べて振動や音のひずみを軽減しながらも、すべての席において、パワフルかつバランスのとれた自然な低音域を再現します。

独自の信号処理技術を搭載 :
リアデッキ下にボーズの12チャンネル専用設計デジタルアンプを搭載。ボーズ独自の信号処理技術を駆使して最適なサウンドシステムを実現しています。

アドバンスト・ステージング・テクノロジー
 ボーズ独自の信号処理技術であるアドバンスト・ステージング・テクノロジーを、イメージングスピーカーの役割を
 果たすキャビン前方に配置した8cmの中高音域Twidller(ツイドラー)と組み合わせることで、ヴォーカルや各楽器
 の音の輪郭をクリアに描き出すと同時に、正確な定位と豊かに広がる音場を再現します。実際の物理的な空間を超え
 てサウンドステージが目の前に広がり、まるでライブコンサートの特等席にいるような臨場感が得られます。なお、
 この中高音域Twidllerは、後部座席にもバランスよく音を響かせるために、リアデッキ左右にも配置しています。

Centerpoint 2 バーチャル・サラウンド機能
 ボーズ独自のアルゴリズムでステレオ音源を解析し、ヴォーカルと楽器音は前方のサウンドステージへ、残響音等は
 それ以外のスピーカーへと最適に再分配。MP4、AACなどほとんどすべてのデジタル音源に対応し、つつみこまれ
 るようなサラウンド体験をお届けします。

AUDIOPILOT 2 走行ノイズ補償システム
 走行中のバックグラウンドノイズによって掻き消されてしまいがちなオーディオ再生音を、自動補正するシステムで
 す。車内に設置したマイクロフォンがノイズレベルとオーディオ再生音を解析し、音量だけでなく楽曲の音バランス
 もリアルタイムで自動補正。安定したリスニング体験を提供します。

アクティブ・サウンド・マネジメント
 ボーズのサウンドシステムは、スカイラインの車室内エンジン音制御もサポートしています。オーディオスピーカー
 を利用することで車体の軽量化に貢献しながらエンジンのこもり音をキャンセルするアクティブ・ノイズ・コント
 ロールと、より快適でスポーティーなドライビング・フィーリングを実現するアクティブ・サウンド・コントロール
 には、ボーズのテクノロジーが採用されています。

なお、日本で発売される車両にボーズのパフォーマンス・シリーズ サウンドシステムが搭載されるのは、この2017年モデルのスカイラインが初めてとなりますが、海外では、日産自動車の新型INFINITI Q60、2017年モデルINFINITI Q50にもボーズのパフォーマンス・シリーズ サウンドシステムが搭載されています。

*日本国内で発売される2017年モデルのスカイラインには、グレード別設定でボーズ・パフォーマンス・シリーズのサウンドシステムが標準またはオプションで採用されています。

システム詳細


PDFはこちらからダウンロードいただけます »

ボーズ・コーポレーションについて

ボーズ・コーポレーションは1964年、マサチューセッツ工科大学の教授であったアマー G. ボーズ博士によって設立されました。お客様へ真に貢献できる新たなテクノロジーを生み出す。このたったひとつの命題のもと、創業から今日に至るまでたゆまぬ研究開発を続けています。 永年の研究開発の成果でもあるボーズの革新的な技術は、さまざまな分野において新たなカテゴリーを創造してきました。近年では、家庭用オーディオ、モバイルオーディオ、専用カーオーディオや公共空間における音響システムなど、ボーズはそのカテゴリーを象徴するブランドとして知られています。その研究成果は、音と過ごすライフスタイルそのものにも変化をもたらしてきました。 ボーズは株式を公開することなく収益を研究開発に再投資し、世界中のどこでもどんな場所でも、卓越を目指す情熱から生み出される研究成果を通じて、感動体験を提供し続けていくことを約束します。

ボーズ・オートモーティブ㈱について

ボーズ・オートモーティブ㈱は、オーディオ機器メーカー、ボーズ・コーポレーション(本社:米国マサチューセッツ州)の車載向けサウンドシステム部門の日本法人です。
ボーズ・オートモーティブでは、自動車メーカーとの連携のもと、車両開発の初期段階から参画し、車種ごとに最適化した専用設計のサウンドシステムを共同開発しています。1980年代にオートモーティブ部門を立ち上げてから現在に至るまで、数多くの自動車メーカーおよびブランドに、細部までつくりこんだ専用設計のサウンドシステムを提供しています。近年では、車内エンジンサウンドを制御する技術など、カーオーディオの域を超えた、新たなカテゴリーにおける実績も伸ばしています。ボーズ・オートモーティブは、自動車業界で三十年以上にわたり培ってきた豊富な経験とノウハウを糧に、今後もさらなる革新技術を開発・提供していきます。

ボーズ・オートモーティブ・サウンドシステムについての詳しい情報は、下記WEBサイトをご覧ください。
www.boseautomotive.com (米国)
www.boseautomotive.jp (日本)








ボーズ・オートモーティブ株式会社ホームページはこちら

キーワードをクリックして関連ニュースを検索

#ボーズ・オートモーティブ
#2016年11月7日