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ロシア工場でのRAV4生産を開始【トヨタ自動車】

2016年8月22日

トヨタ自動車㈱(以下、トヨタ)は、ロシアにおける生産拠点であるロシアトヨタ有限会社サンクトペテルブルク工場(以下、TMR-SP)にて、本日、「RAV4」の生産を開始した。RAV4の生産開始に伴う追加投資額は約148億円(97億ルーブル)、新規雇用は約800名となる予定。

TMR-SPでは、2007年よりカムリを生産しており、RAV4は2車種目となる。TMR-SPの生産能力は、これに伴い年間5万台程度から10万台程度に増加する。なお、TMR-SP製のRAV4は、カムリ同様、ロシア国内向けのほか、カザフスタンとベラルーシに輸出される。

TMR生産担当の松永良典上級取締役は、「TMR-SPの従業員の生産に対する考え方は、言うまでもなく、いずれの生産工程においてもトヨタの基本理念や哲学に基づいている。我々は、2車種目の生産に向け3年かけて丹念に準備してきた。本日TMR-SPが新たなフェーズを迎え、ロシアのお客様に高品質のRAV4をお届けできることを大変嬉しく思う」と述べた。

TMRの尾崎秀典社長は、「TMR-SPでのRAV4生産開始は、地域やロシア経済の発展にとって重要であるとともに、ロシアにおけるトヨタの持続的成長への鍵でもある。このたび、計画通りにTMR-SPで第2の車種を立ち上げたことは、ロシアの自動車産業の発展に貢献するとともに、お客様のニーズに合った商品をお届けするトヨタの強い意志を裏付けている。ロシアでのRAV4の成功を確信している」と語った。

RAV4は、2002年にロシアで導入して以来、市場にて高い評価を獲得、コンパクトSUVセグメントを牽引する車種であるとともに、現在、トヨタのロシアにおける全てのラインナップの中で、最も販売台数が多い車種となっている。2013年には、これら好調な販売実績を受け、TMR-SPでのRAV4生産を決定した。

* 2016年1月~6月期



〈TMR-SP概要〉








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