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nRF51824 Bluetooth low energy SoCを提供開始【Nordic Semiconductor】

2016年6月9日

nRF51824は、車載用集積回路向けのストレス信頼性試験AEC-Q100を通過した適合品であり、Nordicが多くのユーザー様より支持を得たnRF51822 SoCと同等の柔軟かつ広範な機能とパフォーマンスを実現

2016年6月8日【参考日本語訳】

2016年6月8日、ノルウェー・オスロ発 - Nordic Semiconductor(OSE:NOD、以下Nordic)は本日、最新のコネクテッドカーのインテリジェントな車載アプリケーションと車載ワイヤレス給電に対応する、nRF51824 Bluetooth low energy(旧Bluetooth Smart) SoCの提供開始を発表しました。

nRF51824は、車載用集積回路向けのストレス信頼性試験AEC-Q100を通過した車載適合品です。nRF51824のベースとなっているのは、ユーザー様より多くの支持を得て、数多くの最終製品に採用されたNordicのnRF51822 Bluetooth low energy SoC(256kBフラッシュと16kB RAMの派生製品)と同等の柔軟かつ広範な機能とパフォーマンスを提供します。

Nordicの製品マーケティング担当マネージャーであるJohn Leonardは、次のように述べています。
「コネクテッドカーやコネクテッド型車載エコシステムの台頭により、自動車分野は急速に進化しています。その結果、Bluetooth対応のスマートフォンやタブレットが、車載ユーザーインターフェイスとの無線接続を実現するだけでなく、それ以外の多種多様なメーカー装着部品も、無線での制御・設定に対応する見込みです。」

「これに伴い、多くの無線センサを搭載することで、運転経験の向上、安全性、診断機能を実現するコネクテッド型車載エコシステムの実現が期待されます。その具体例としては、『インテリジェントシート』、『インテリジェントハンドル』、『リモートキーレスエントリー(RKE)システム』、『インテリジェントミラー』、『インフォテイメント・システム』、『インテリジェントな事故/接触の予測システム』が挙げられます。さらに、アフターマーケット機器のサプライヤにとっての魅力的な機会として、センサ間やスマートモバイル機器との通信を行う画期的な車載システムの実現があります。nRF51824は、世界で最も強力な車載適合のBluetooth low energy SoCであるため、こうしたアプリケーションの需要に非常に適しています。」

ボンネット下のシステムも、Bluetooth無線機能の恩恵を享受すると考えられます。というのも、メーカーにとっては、これまでのケーブル類のコストや重量を削減できることで、工場での組み立て・保守・交換の作業も簡単になり、燃費も向上するからです。

また、Leonardは、コネクテッドカーの持つ潜在的な機能とメリットの数々を締めくくるものとして、次のように述べています。
「スマートモバイル機器の車載ワイヤレス給電はおそらく、コネクテッドカーの全機能の中でもトップクラスの人気を得るでしょう。そのため、nRF51824はひとつの充電エリアで複数機器の充電に対応できるNordicのnRF5 SDK for Airfuel(ワイヤレス給電規格、旧A4WP)とNordic S130 SoftDeviceに対応します。」

nRF51824はサンプル出荷を開始しており、6×6の48ピンQFNパッケージで供給されます。

Nordic Semiconductorについて
http://www.nordicsemi.com/jpn/node_206/Press-Center/Press-Backgrounders/node_1395

nRF51822について(英語サイト)
http://www.nordicsemi.com/eng/News/Press-Center/Press-Backgrounders/About-nRF51822

Airfuelについて(英語サイト)
http://airfuel.org








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