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JR東日本向け「HB-E210系」がローレル賞受賞!【総合車両製作所】

2016年5月26日

このたび、㈱総合車両製作所(J-TREC)で製造した、JR東日本向けディーゼルハイブリッド車両「HB-E210系」(JR東日本 仙石東北ラインで運転)が鉄道友の会「ローレル賞」を受賞し、JR東日本向けバッテリーハイブリッド車両「EV-E301系」に続いて2年連続の受賞となりました。
「HB-E210系」は当社製造の省エネ・環境性能に優れたディーゼルハイブリッド車両であり、当社製ステンレス車両「sustina HYBRID(サスティナハイブリッド)」の車両です。
当社では、2007年に世界初の営業用ディーゼルハイブリッド車両製造以降、着実にハイブリッド車両製造を進めています。現時点で、計27両の当社製造の営業用ハイブリッド車両が活躍しており、世界のハイブリッド車両メーカーのパイオニアとして取り組んでまいります。

仙石東北ラインで活躍中のディーゼルハイブリッド車両「HB-E210系」

編成 : 2両編成
最高運転速度 : 100km/h
運用線区 : JR東日本 仙石東北ライン
営業運転開始日 : 2015年5月30日
製造両数 : 2両8編成 全16両


■ これまで当社で製造したハイブリッド車両
2007年 JR東日本向け「キハE200形」…世界初の営業用ハイブリッド車両 2008年ローレル賞受賞
2010年 JR東日本向け「HB-E300系」…観光用リゾートハイブリッド車両
2014年 JR東日本向け「EV-E301系」…バッテリーハイブリッド車両 2015年ローレル賞受賞

■ ディーゼルハイブリッド
ディーゼルエンジンに発電機を直結し、得られた電力をリチウムイオン電池に蓄えながら電動機を回して走行するハイブリッド駆動車両で、ブレーキ時にエネルギーを電力に変えて蓄える回生機能も備えています。省エネルギー化(燃費約10%低減)・排気ガスのクリーン化(NOx・PM約60%低減)を実現し、環境負荷の低減に貢献しています。

■ バッテリーハイブリッド
架線と大容量蓄電池のハイブリッド方式で走行します。電化区間は架線の電力、非電化区間は蓄電池の電力で走行し、折り返し駅などに設置する充電設備で充電を行います。








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