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トヨタ自動車㈱より「技術開発賞」を受賞【コンチネンタル・オートモーティブ】

2016年5月23日

本プレスリリースは、現地時間2016年5月20日に、ドイツ・フランクフルトで発表した内容の参考訳です。 
万が一、英文原文と意味合いが異なる部分がある場合には英文が優先されます。


「Toyota Safety Sense C」開発への貢献による表彰
カメラとレーザーレーダーを単体のコンパクトユニットに統合したセンサーモジュールが複数のアクティブセーフ
 ティ機能を実現


国際的自動車産業サプライヤーであるコンチネンタルは、トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ自動車)より、トヨタ自動車が発表した衝突回避支援パッケージ開発への貢献で技術開発賞を受賞しました。衝突回避支援パッケージにはプリクラッシュセーフティ(PCS)、レーンディパーチャーアラート(LDA)、オートマチックハイビーム(AHB)といった、ドライバーをサポートする機能が含まれており、パッケージ化することで、衝突回避の支援、車線逸脱による衝突事故の回避支援、夜間走行時の安全性向上、といった交通事故予防における3つの主要な分野に対応しています。



「大切なお客様からこのような賞を頂戴しましたことは、非常に名誉なことであり、安全性の向上を目指す、これまでの努力が認められたものと思っています。145年の歴史をもつドイツ系テクノロジーカンパニーとして、高品質と安全なモビリティを追及されるお客様を、今後もサポートしてまいります。」このように語るのは、コンチネンタル・コーポレーションの取締役会会長で2016グローバル仕入先総会で行われた授賞式にて技術開発賞を授与された、エルマー・デゲンハート(Dr. Elmar Degenhart)です。

技術開発賞は、最新技術によりトヨタ自動車の商品力向上に大きな成果をあげた仕入先に贈られるもので、受賞の対象となった統合センサーモジュールMFLは、カメラとレーザーレーダーを単体のコンパクトユニットに統合したものです。このセンサーモジュールは車両前方の障害物を検知し、衝突の危険がある場合には、ドライバーにブザーとディスプレイ表示で警告します。万が一、衝突が避けられないとクルマが判断した場合には、自動ブレーキで衝突回避、または衝突被害軽減をサポートします。このPCSに加え、MFLは車線逸脱による事故に備えるLDAの他、AHBといったToyota Safety Sense Cの機能実現に貢献しています。コンチネンタルは、このセンサーモジュールをトヨタ自動車の世界の車両モデル10車種以上に提供しています。

高度運転支援システム(ADAS)は、日常的に起こる状況でドライバーをサポートし、危険な状況では必要に応じ、ドライバーに危険な状況を知らせたり、システムに介入することで、交通事数の削減に貢献します。ADASはコンチネンタルが考える無事故運転というビジョン、「ビジョンゼロ」実現のための鍵となる技術です。「ビジョンゼロ」は、まずは死亡事故をなくし、続いて負傷者をゼロに、最終的に交通事故そのものをなくすという考え方です。コンチネンタルでは、安全システムを長年にわたり開発・製造しており、世界の自動車メーカー向けにイノベーションを提供してまいりました。安全性は高級車といった一部の限られた車のものでなく、すべてのモビリティに必要な要素でなくてはなりません。








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