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2016年のモータースポーツ活動を発表 : 日本におけるコミュニケーションをさらに強化【ゼット・エフ・ジャパン】

2016年4月6日

ZF、2016年のモータースポーツ活動を発表 :
日本におけるコミュニケーションをさらに強化


■ 「SUPER GT」のシリーズ・パートナーとして4年目を迎える
■ 2014年、2015年に続き、同シリーズのGT500クラスに参戦する「レクサス」と「ニッサン」ブランドの全車両
 にクラッチシステムを供給
■ 新任の「ZFモータースポーツ・アンバサダー」や新規デジタル・コンテンツなどを通し、コミュニケーション活動
 をさらに強化

ドライブライン、シャシ、およびアクティブ&パッシブ・セーフティ・テクノロジー分野における自動車関連部品のグローバル・サプライヤーであるゼット・エフ・フリードリヒスハーフェンAG(本社:ドイツ・フリードリヒスハーフェン、CEO:シュテファン・ゾンマー博士、以下、ZF)は本日、日本におけるモータースポーツ活動の詳細を発表しました。2016年シーズンで4年目となる「SUPER GT」への参画を柱に、各種イベントへの参加やウェブサイト、SNSなどの活用を通してモータースポーツおよび自動車ファンのみなさまに新鮮で分かりやすい情報をお届けします。

ZFは、製品・技術の革新性と信頼性の向上を目的に、世界の様々なモータースポーツへの参戦を行っています。2013年からは、最重要市場の一つである日本でも「SUPER GT」のシリーズ・パートナーとしての参画をはじめました。さらに2014年には、同シリーズの「GT500クラス」に参戦する「レクサス」および「ニッサン」ブランドの全車両へのレーシングクラッチシステムの供給も開始し、今年で日本における積極的なモータースポーツ活動は4年目を迎えます。

2016年シーズンは新たに佐藤彩奈(さとうあやな)が「ZFモータースポーツ・アンバサダー」に就任し、レースファンの皆さまにZFについての理解を深めて頂くための活動に従事します。また、世界のモータースポーツ情報をお届けする「ZFジャパン・モータースポーツ・ウェブサイト」でも新たな試みを行います。海外ビッグレースの最新情報や普段見ることのできない舞台裏を動画や写真でご紹介する楽しいコンテンツから、レーシングカーの専門的な技術解説まで、日本のファンのみなさまの幅広いニーズに応えていきます。

加えて、「キッズ・ドリームジョブ(仮称)」として、一般公募で選ばれたお子様・学生さん(小学生から高校生までを対象)にSUPER GTの現場で「夢のお仕事」に触れて頂く体験企画も準備中です。さらに今年から、インスタグラムを活用してF1やSUPER GTを中心にZFの技術が使われているレースカテゴリーから、情緒溢れる写真をお届けしモータースポーツの魅力を一味違った角度からお伝えする予定です。

その他、SUPER GTの各レースにおいて最も顕著な活躍を見せたメカニックを表彰する「ZFアワード」、主要なモータースポーツイベント会場で技術展示を行う「ZFコミュニケーション・ブース」、フェイスブックでの海外レース現地レポート等の企画も引き続き行っていきます。また、これまで主にSUPER GTの舞台裏を動画でご紹介してきた「ZFレースレポーター」は、今シーズンより海外レースの裏側を探ります。

ZFの子会社で、モータースポーツ製品の開発と技術支援を行うゼット・エフ・レースエンジニアリング社(本社:ドイツ・シュバインフルト)のノルベルト・オーデンダールCEOは次のように述べています :

「SUPER GTへの当社の参画も4年目を迎える事ができ、非常にうれしく思います。これは、㈱GTアソシエイションをはじめとする関係者のみなさまのご理解とご協力に加え、日本のレースファン、自動車ファンのみなさまのサポートのおかげだと考えています。

今シーズンのZFは、お子様を含めた一般のファンのみなさまに楽しんでいただく企画に加え、レーステクノロジーの解説など技術情報のご提供も始める予定です。モータースポーツ技術・製品の提供と共に各種のコミュニケーション活動を通じ、引き続き日本の自動車産業とモータースポーツのさらなる発展にお役にたてれば幸いです。」

ZFは、「The best for the best」の信念のもと、モータースポーツにおける成功を通して、先進技術の開発と、製品の信頼性向上に取り組んでいます。

ご参考)ZFのモータースポーツへの取り組み

日本における活動

ZFモータースポーツ・アンバサダー : トークショーでのご挨拶や動画によるレポートなど、レースファンの皆さまにZFについての理解を深めて頂くための様々な活動に従事

* 広報写真は当ページ下部のリンクより、4月10日(日)からダウンロードいただけます。

デジタルコミュニケーション 1 : ZFジャパン・モータースポーツ・ウェブサイト
http://www.zf.com/japan/ja_jp/corporate/motorsports_1/motorsports_overview.html

新規コンテンツ :
「ZFのモータースポーツ、その現場から」 : レース用技術・製品の開発に携わるZF社員が、それぞれの仕事・職場をざっくばらんに紹介
「テックセミナー(仮称)」 : F1やWECのパワーユニットなど、モータースポーツの最新技術を分かりやすく解説
「キッズ・ドリームジョブ(仮称)」 : 高校生以下のお子様・学生さんがサーキットでお仕事を体験。その様子を写真と文章で紹介
「舞台裏レポート」 : ファンが普段見ることのできないモータースポーツの裏側にZFの突撃レポーターが迫る

定期コンテンツ
レースレポート&「ギャラリー」(F1、WRC、WEC、SUPER GT、DTM、PCCJ)、「ZFアワード」レポート、海外レース「特集記事」(予定:DTM開幕戦、ル・マン24時間、WECジャパンほか)、「ZFレースレポーター」ビデオ(予定:DTM、WECジャパン)

固定コンテンツ
「ZFとモータースポーツ」、レースカレンダー、「パートナーシップ」

デジタルコミュニケーション 2 : フェイスブックページ http://www.facebook.com/zfjapanmotorsport

特別コンテンツ : 現地ライブレポート(DTM開幕戦、ル・マン24時間など海外主要レースを予定)
定期コンテンツ : ウェブサイト更新情報、その他のお知らせなど

デジタルコミュニケーション 3 : インスタグラム https://www.instagram.com/zf.motorsport/

F1およびSUPER GTの現場からプロの写真家が「作品」をお届け
ZFの海外拠点が発信する様々なイメージ

ZFアワード : SUPER GTの各レースにおいて、最も顕著な活躍を見せたメカニック(1チーム)を表彰。年間最優秀賞も授与

ZFコミュニケーション・ブース : 東京・お台場で開催される「モータースポーツジャパン」やSUPER GT(予定:第2戦富士、鈴鹿、もてぎ)で、F1用ダンパーやクラッチを始めとするモータースポーツ部品の展示やミニトークショーなどを実施

グローバルなモータースポーツ活動概要 1) : 2015年シーズン実績

F1 : フェラーリ、ザウバー、トロ・ロッソ、およびハース(2016年より)がZF製ショックアブソーバを使用
DTM : 長年に亘り多くのパートナーチームと共にサプライヤーとして参画。2012年より参戦全メーカー(アウディ、BMW、メルセデス)の全車両にクラッチシステムを独占供給。BMWのオフィシャル・パートナーも務める
WEC(World Endurance Championship : 世界耐久選手権)/ル・マン24時間 : 「アウディR18 e-tronクアトロ」および「ポルシェ919ハイブリッド」がクラッチなどのZF技術を採用。また2013年シーズンよりトヨタ・レーシングとテクニカル・パートナーシップ契約を締結。クラッチシステムを共同開発
ニュルブルクリンク24時間レース : 優勝したアウディを含む参加車両のおよそ75%がZFの駆動系部品を使用
ダカールラリー : 「日野チームスガワラ」の「日野レンジャー」 2台に、トランスミッションとクラッチコンポーネントを提供。2016年には同チームのトラック部門、「排気量10リッター未満」クラス1-2フィニッシュおよび7連勝に貢献。また、クラッチ、ダンパー、ギヤボックスなどのZF製品・技術が優勝マシンを含むトラックおよび四輪部門の多くの車両に使用された。

グローバルなモータースポーツ活動概要 2) : パートナー

トヨタ・レーシング : テクニカルパートナーとして、世界耐久選手権(WEC)のLMP1クラスに参戦するレーシングカー向けのクラッチシステムを開発、供給。2014年には同チームの世界チャンピオン獲得に貢献
BMWモータースポーツ : 2002年より、テクニカルパートナーとして世界各国の「フォーミュラBMW」に参画。2012年からは、BMWモータースポーツのオフィシャル・パートナーとして、「ニュルブルクリンク24時間」レース参加車を含む全レース車両にZF製クラッチを供給
ポルシェ : 「ポルシェ・カレラカップ」と、ポルシェGTおよび「ポルシェMobil 1 スーパーカップ」のオフィシャルサプライヤーとして、ショックアブソーバとクラッチを供給
フォルクスワーゲンモータースポーツ : 2006年からオフィシャル・パートナーとして活動。ダカールラリーで3年連続総合優勝を果たしたフォルクスワーゲン「レーストゥアレグ」はZF製クラッチとショックアブソーバを使用。また、2013年にWRC(World Rally Championship:世界ラリー選手権)にデビューした「ポロR WRC」用のショックアブソーバとクラッチの開発も担当。2015年には同チームのドライバー、マニュファクチャラー両選手権3連覇に貢献








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