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日本仕様のEN規格鉛蓄電池 ~ トヨタ自動車「新型プリウス」に採用 ~【GSユアサ】

2016年3月24日

㈱GSユアサ(社長:村尾 修、本社:京都市南区。以下、GSユアサ)が開発したEN規格(欧州統一規格)鉛蓄電池「LN1」が、トヨタ自動車㈱(社長:豊田 章男、本社:愛知県豊田市)が昨年12月9日に発売開始された4代目新型プリウスの補機用鉛蓄電池として採用されました。

EN規格は欧州の寒冷な気候に合わせた規格であり、鉛蓄電池に求められる性能もCCA(Cold Cranking Ampere)※1の優劣が重視される傾向にあるため、温暖化が進む日本での使用には改良の必要があります。「LN1」は、日本の気候風土に適応し、かつJISの安全性にも合致した「日本仕様のEN規格鉛蓄電池」として開発した鉛蓄電池です。
また、4代目プリウスの特長として、重心を低くして走行性能を高めるためのさまざまな改良がなされています。EN規格鉛蓄電池は、従来のJIS規格の鉛蓄電池よりも高さが低いため、車高を低く抑えた車両の設計にも対応できると考えます。

GSユアサのEN規格鉛蓄電池は、JIS規格の鉛蓄電池で培った「安心」と「性能」を兼ね備えた技術を投入しており、2015年発売のシエンタHVには「LN0」、アルファード・ヴェルファイアHVには「LN2」が採用されています。また当社は、今後見込まれる日本市場でのEN規格鉛蓄電池の取り替え需要増加を見据え、順次ラインアップを拡充する予定です。

GSユアサはEN規格鉛蓄電池を日本のみならず海外でも生産しており、今後もグローバルにお客様のニーズにお応えしていきます。

※1 低温時の始動性能を示す尺度。

GSユアサのEN規格鉛蓄電池の特長

1.十分な電解液量を確保し、JISタイプと同レベルのローメンテナンス性を実現
2.新型格子デザインの極板を採用することにより、性能を維持しつつ軽量化を実現し、車両の低燃費化に貢献
3.一括排気タイプ※2には注液栓付二重蓋を採用し、さらなるローメンテナンス性を実現

※2 LN1は一括排気タイプではありません。

EN規格鉛蓄電池の仕様


■ 1.トヨタ自動車「新型プリウス」


■ 2.EN規格鉛蓄電池(左からLN2、LN1、LN0)



[この件に関するお客様からのお問い合わせ先]
㈱GSユアサ 自動車電池事業本部 直需営業部 中部営業グループ TEL 052-963-6866








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