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栃木県に電気自動車「e-NV200」を無償貸与【日産自動車】

2016年3月25日

日産自動車㈱(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は25日、栃木県に対し、電気自動車(EV)「e-NV200」を無償貸与すると発表しました。

「e-NV200」の納車式は同日、栃木県庁において、栃木県の福田富一知事、日産栃木工場の代表者や地元販売会社社長が出席して盛大に執り行われました。
日産は昨年9月に、より良い街づくりや行政課題の解決等の一助となる活用方法を考案された自治体に対して、「e-NV200」を3年間無償貸与し、同車を実際に活用して頂く取り組みを行うことを発表し、昨年末より順次貸与を始めています。

栃木県では、2010年より『EV・PHVタウン構想』に基づき、電気自動車の導入促進や充電インフラの拡充に取り組んでおり、この取り組みの一環として、産・学・官共同で農村地域における再生可能エネルギーを利用したEVの活用方法等を調査・検討する『スマートビレッジモデル研究事業』を推進しています。
今回貸与する「e-NV200」は、「クリーンであること」、「静粛性が高いこと」、「多量の電気が供給できること」といったクルマの特長を最大限発揮し、農村地域における「農作物の集出荷」用として使用するとともに、「電動農作業器具や園芸用ハウスの天窓開閉の電源」としても活用する予定です。

「e-NV200」は、多目的商用バン「NV200 バネット」をベースに、e-パワートレインを組み合わせることで、室内の広さや多用途性とEVならではの滑らかな加速性と静粛性を兼ね備えたモデルで、バンだけでなく5人乗り/7人乗りのワゴンタイプも設定しています。また、「e-NV200」は、最大1500Wの電力を供給するパワープラグによって屋外での電源供給が可能となり、走る蓄電池としてさまざまな場面で役立てることができます。

日産は、ゼロ・エミッション領域におけるリーダーとして、EVの開発、販売を行うだけでなく、EVを普及させ、持続可能なモビリティ社会を構築するために包括的な取り組みを行っています。今後も電気自動車の更なる普及に取り組んでまいります。








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