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「東浜水素ステーション」の運用開始について【西部ガス】

2016年3月24日

西部ガスが、福岡市東区東浜において平成27年9月から建設を進めていた「東浜水素ステーション」が本日竣工し、明日から運用を開始します。

本ステーションは、九州で初めての都市ガスを利用した商用「オンサイト方式」の水素ステーションです。オンサイト方式はステーション内で水素を製造するもので、本ステーションでは都市ガスのインフラを活用することにより都市ガス(天然ガス)を原料として水素を製造し、水素を安定的に供給することができます。また、本ステーションには、燃料電池自動車への水素充填機能のほか、水素製造設備を持たない他のステーション(※)向けに水素を払い出す機能を備えています。

弊社は本ステーションの運用や、水素利用の可能性についての幅広い検討を通じ、水素社会実現へ貢献してまいります。

※「水素製造設備を持たないステーション」=オフサイト方式のステーション

<概要>

1.  名称 : 東浜水素ステーション
2.  建設地 : 福岡市東区東浜2-9-118(旧福北工場用地内)
3.  敷地面積 : 1,300m2
4.  供給方式 : オンサイト方式(原料 : 都市ガス)
5.  供給能力 : 300Nm3/h
6.  FCV充填圧力 : 70MPa
7.  主要構成機器 : 水素製造装置、水素圧縮機、蓄圧器、ディスペンサー など
8.  水素払出機能 : 払出圧力 20MPa
9.  発注先 : 日本エア・リキード㈱、大阪ガスエンジニアリング㈱
10.建設期間 : 平成27年9月~平成28年3月
11.建設費用 : 約7億円








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