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自動運転車両の公道走行パッケージ販売開始【ZMP】

2016年3月2日

-2月29日~3月11日の湘南ライフタウンでの自動運転体験サービス実証実験で利用中-
-公道走行に向けた各種センサ・コンピュータを搭載。自動運転技術や自動運転車を用いたサービスの研究開発に-


㈱ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口恒)は本日、公道走行に向けた各種センサ・コンピュータを搭載した研究開発用の自動運転技術開発プラットフォームRoboCar® MiniVan公道走行パッケージの受注を開始致しました。
本製品は、市販ハイブリッドミニバンをベースとした自動運転技術開発プラットフォームRoboCar MiniVanに、周囲をセンシングするレーザスキャナ、ステレオカメラ、車両の位置や挙動を計測するGPSや慣性センサ、取得したセンサデータを統合し自動運転を行う車載コンピュータIZACなどを搭載した実験用車両です。RoboCarシリーズはテストコースでの利用を対象としておりましたが、公道での実験走行ニーズの高まりを受けて、本パッケージでは公道での自車位置推定に必要となる高精度マップの利用や、ナンバーの取得、また公道走行時のリスクアセスメントについてもサポートいたします。RoboCar MiniVanのベース車両はトヨタ・エスティマハイブリッドとなりますが、他車両の対応も可能です。
自動運転技術の研究開発や、自動運転車を用いたサービスの研究開発においては、技術的な課題の把握やユーザビリティ評価のため、公道での走行実験が必要となります。当社は2012年より市販ハイブリッド車ベースの自動運転車を開発し、テストコースでの実験を進め、2014年からは愛知県での公道での走行実験を行い、技術を蓄積しております。
また、本製品は、2月29日より神奈川県藤沢市湘南ライフタウンにおいて、ロボットタクシー㈱による公道での自動運転体験サービス実証実験で利用されています。
公道での自動運転車両を用いたサービスの研究開発や、自動運転車両におけるユーザインタフェースの研究開発、ADAS(先進運転支援システム)向けセンシングシステムなどの研究開発における実験車両としてご活用頂けます。


RoboCar MiniVan公道走行パッケージ
http://www.zmp.co.jp/products/robocar-minivan


【RoboCar MiniVanの特徴】
CAN情報取得が可能(速度、ステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトポジションなど)
ステアリング、アクセル、ブレーキを制御可能
ZMP独自コントローラによりユーザプログラムを実行可能
自動制御モードとマニュアルモードの切り替え可能


【搭載機器(例)】
レーザスキャナ
ステレオカメラ/単眼カメラ
GPS
慣性センサ
車載コンピュータ IZAC


【提供可能なサービス】
高精度マップの作成/活用
ナンバー取得代行
公道走行時のリスクアセスメント


【価格】
目的に応じてご提案を致します。詳しくは、当社までお問い合わせ下さい。


【本件に関するお問合せ】
㈱ZMP 営業部 TEL : 03-5802-6901/ FAX : 03-5802-6908 E-Mail : info@zmp.co.jp


【㈱ ZMP】
http://www.zmp.co.jp/
本社 : 東京都文京区
代表取締役社長 : 谷口恒
「Robot of Everything人が運転するあらゆる機械を自動化し、安全で、楽しく便利なライフスタイルを創造する」というミッションのもと、①ADAS(先進運転支援)、自動運転技術開発用プラットフォームRoboCar®シリーズ及びセンサ・システムの開発・販売、②移動体メーカ(自動車、商用車、建設機械、農業機械、物流搬送機器、屋外作業機械等)向け自動運転等の開発支援、実験代行 RoboTest®、③物流支援ロボットCarriRo®の開発・販売を行っています。2015年5月には DeNAと人の移動を楽にする「ロボットタクシー㈱」を、8月にはソニーモバイルコミュニケーションズと自律型無人航空機を用いた産業用ソリューションを開発・提供する「エアロセンス㈱」を設立。ZMPはこれからも世の中に感動を与える製品やサービスを提供してまいります。








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