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第42回東京モーターショー2011への出品概要【スズキ】

2011年11月8日

スズキ㈱は、第42回東京モーターショー2011に次の内容の出品を行う。
(2011年12月2日~11日、東京ビッグサイト、主催:一般社団法人 日本自動車工業会)

第42回東京モーターショー2011では、スズキを代表する商品である二輪車、四輪車それぞれにおいて、現在求められている様々な機能を追求するとともに、新しい価値観をも盛り込んだ参考出品車を展示し、常にお客様の喜びを具現化していくスズキを紹介する。
スズキブースの出展テーマは、「小さなクルマ、大きな未来」とし、今のクルマ、近い将来のクルマ、その先の未来のクルマをお見せすることで「小さいからこそ、燃費が良い」、「小さいからこそ、手軽に乗れる」、「小さいからこそのアイデア」、「小さくても、キビキビ走れる」、「小さくても、イキイキとした形」という、スズキの「小さなクルマ」が切り拓く「大きな未来」を紹介していく。

主な展示車

【四輪車】
■ 参考出品車

軽量化と空力性能の追求により、低燃費・低排出ガスを実現した次世代グローバル・コンパクトカーの提案「REGINA(レジーナ)」

徹底した軽量化と空力性能の追求により、軽自動車並みの重量(730kg)と従来モデルより10%以上のCd値向上を実現。それらにより、ハイブリッドカー並の燃費32km/L以上(JC08モード)、CO2排出量70g/km以下(欧州複合モード)という低排出ガスをガソリンエンジン車で実現した次世代のグローバル・コンパクトカーを提案する。


日常生活圏移動のための2人乗り超小型モビリティ「Q-Concept (キュー・コンセプト)」


半径10km程度の生活圏の移動用として、既存の二輪と四輪の中間に位置付けられる全長2.5m、前後2人乗りの全く新しいカテゴリーのモビリティである。
自動車に比べ小回りが利き、駐車場等のスペースをとらないこと、二輪車に比べてキャビンがあることから、自動車よりも乗りやすく、二輪車よりも気軽に快適に使えるモビリティとして、買物、通勤、通院、子供の送迎等日常生活での短距離移動に便利な乗り物を目指した。
2人乗りの仕様に加え、子育て中のママの移動用として、後席に2人用チャイルドシートを備えた「ママ仕様」や、小口配送に適した「1人乗り小口配送仕様」を提案し、商業施設や学校、病院等日常生活に必要な施設をコンパクトに集約させた街での活用シーンの可能性を広げる。


電気自動車をベースに、発電用のエンジンを搭載した小型自動車「スイフト EVハイブリッド」


スズキ独自の開発による未来へつなげる環境対応車として、先代レンジ・エクステンダーを更に進化させた「スイフト EVハイブリッド」を提案する。
スイフトクラスの小型乗用車の日常の走行距離は、日本国内では20km~30kmが一般的である。日常使う範囲は充電した電力で走り、それ以上の距離を走る必要がある場合は発電用エンジンで発電しながら走ることができるので、安心して中・長距離の移動が可能。
また、蓄電した電力だけで走るEVと比べ、小さいバッテリーを使用するため充電時間も短くでき、さらに軽量・省資源、低コストが可能となった。


11月下旬発表予定
スイフトの走りのフラッグシップカー 新型「スイフトスポーツ」


新型「スイフトスポーツ」は、“The sporty flagship”をコンセプトとして、基本性能を大幅に高めた新型「スイフト」をベースに、高出力エンジン、新トランスミッション(6MT、CVT)、剛性を高めたサスペンションを採用し、気持ちの良い走りと操る楽しさをさらに向上させた。
走行性能を高めると同時に燃費性能と快適性、静粛性も大きく進化させた。


■ 市販車
小型車 : ソリオ/ スイフト/ エスクード
軽自動車 : ワゴンR/ ワゴンRスティングレー/ MRワゴン/ パレット/ パレットSW/ ラパン/ ジムニー/ エブリイ車イス移動車(各1台)


【二輪車】
■ 参考出品車

電動スクーター「e-Let’s」


電動スクーター「e-Let’s」を参考出品する。「e-Let’s」は、排出ガスゼロの高い環境性能と、日常の買物や通勤などで便利に使用できる実用性を兼ね備えた電動二輪車である。
小型・軽量な車体に、回生充電が可能な高性能インホイールモーターとリチウムイオンバッテリー、充電器システムを搭載しながらも、ガソリンエンジン搭載車と同等の車両重量とした。モーターならではの滑らかな加速と軽快な走りに加え、低騒音、低振動を実現している。
充電は家庭用の100V電源を使用し、一充電で30kmの走行(30km/h定地走行時)を可能としている。
「e-Let’s」は、2010年9月に公道走行用のナンバーを取得し、静岡県浜松市の「はままつ次世代環境車社会実験協議会」の走行実証実験やその他の公道走行調査を通じ、信頼性の確認と完成度を向上させてきている。


燃料電池スクーター「バーグマン フューエルセル スクーター」


2009年東京モーターショーに出展した同コンセプトモデルは、その後イギリスで実証実験を実施。燃料電池車両としては二輪・四輪を通じて世界初となる「欧州統一型式認証」を取得し、また北九州で日本初の水素燃料電池スクーターの実証走行試験を行なうなど、さらなる進化を遂げている。


中国に投入する250cm3の本格ロードバイク「GW250」


中国・重慶モーターサイクルショーに出品した「GW250」を参考出品する。
急速に経済発展を続ける中国で増加傾向にある、バイクを趣味として楽しむユーザーに向け、中国国内におけるスズキのフラッグシップモデルとして250cm3の本格ロードバイク 「GW250」を開発した。(海外生産車)


スポーツエンデューロツアラー「V-Strom 650 ABS」


普段の街乗りから長距離ツーリングまで楽しめる「V-Strom 650 ABS」を参考出品する。
「V-Strom 650 ABS」は、2003年に発売して以来、街乗りから長距離ツーリングまで楽しめる「スポーツエンデューロツアラー」として、欧州・北米を中心に好評をいただいてきた。今回のモデルチェンジではより快適なスポーツエンデューロツアラーとしてエンジンは低中速の走行性能を改善し、防風性を高めるためにスタイリングデザインを刷新した。また、燃費を改善し環境性能を向上させている。(輸出モデル)



“The Top Performer”「GSX-R1000」


「GSX-R1000」のコンセプト“Own The Racetrack”を追求し、「走る・曲がる・止まる」といった走行性能の更なる進化と燃費性能向上を両立した。(輸出モデル)


■ 市販車
二輪車 : バンディット1250F ABS/ グラディウス400 ABS
セニアカー :  ET4D


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