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新型射出成形機「SE-EVシリーズ」を発売開始【住友重機械工業】

2011年10月21日

住友重機械工業株式会社(社長 中村 吉伸)は、プラスチック射出成形機に新シリーズを投入、10月25日より販売を開始します。今回発売する小型全電動射出成形機SE-EVシリーズは、ご好評いただいておりましたSE-DUZシリーズをさらに進化させ、成形品の生産性向上に大きく寄与します。

小型全電動射出成形機 SE-EVシリーズ

1) さらにハイレベルの精密安定成形を実現
自社開発の低慣性高応答サーボモータを、最新のサーボコントローラで制御することで、緻密な制御が可能になり、より高い精密安定成形を実現しました。さらに、高安定可塑化を実現する新理論可塑化システム(SLスクリュ)(注)も搭載可能です。

2) 高い省エネ性能
機械効率を徹底的に見直し、従来機に比べ約20%の消費電力削減を実現しました。また、グリースの品質と給脂システムを見直したことで、グリース消費量の半減に成功しました。全長も従来機と比較して、最大10%コンパクトになり設置場所の自由度を広げました。

3) 簡単なオペレーション
操作性を一新し、設定画面を簡素化しました。設定項目を50%削減し、より短時間で設定が可能なうえ、経験の浅いオペレータでも正確に操作することが可能です。また、中国語、韓国語、スペイン語など15カ国の言語に対応しています。

【販売価格】
標準仕様定価ベースで1,200万円~(税別)(100t)

【販売目標】
年間2,500台

【型締力】
1,000キロニュートン(100t)、1,300キロニュートン(130t)、1,800キロニュートン(180t)

住友重機械は、10月25日から29日に幕張メッセにて開催される「国際プラスチックフェア(IPF)2011」に出展いたします。今回発売の3機種も含め、最新機種を展示し成形実演を行います。


(注) 新理論可塑化システム(SLスクリュ)
伝熱効率を向上し、樹脂のやけや黒点の原因となるせん断発熱を大きく減らすことのできる可塑化システム。2010年成形加工学会の青木固賞を受賞。


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