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高透明性と超撥水性を兼ね揃えた新規高機能フィルムを開発【綜研化学】

2015年9月10日

綜研化学㈱(代表取締役社長:逢坂紀行 、本社:東京都豊島区)は、透明性の高い超撥水性フィルムを開発しました。

近年、生物の優れた機能や生態構造を模倣し、モノづくりに活かそうとするバイオミメティクス分野が注目されています。 綜研化学がこれまで培ってきた「ナノインプリント技術」と「ポリマー設計技術」をハイブリッド化し、ハスの葉の表面の微細な凹凸構造を模倣するバイオミメティクス分野に適応させることにより、このたび、透明性と撥水性を兼ね揃えたフィルムの開発に成功いたしました。

ハスの葉の表面の微細な凹凸構造を模倣した撥水性材料の開発は、これまで他社でも取り組まれてきましたが、撥水性と透明性を両立することに技術的な課題がありました。当社の基幹技術と新規技術をハイブリッド化することで、この課題をクリアし、双方の機能を持ったフィルムが実現しました。
本フィルムは水接触角が170 度以上あり、かつ可視光の透過率が90%以上という高透明性と超撥水性を兼ね揃えた新規高機能フィルムです。水滴の付着を防ぐことによる防汚性や着氷防止が求められる自動車、建材用途などをはじめとし、幅広い用途に対して、高機能性素材として提案していきます。
今後、サンプル出荷を開始し、顧客要望を反映させた改良、量産化を進め、2016年度夏以降の上市を目指します。


※2015年9月30日(水)~10月2日(金)まで
東京ビックサイトにて開催される「N+(エヌプラス)」に関連製品を出展致します。
(ブースNo. 2N-04)http://www.n-plus.biz/


【本件に関するお問合せ】
※ 製品・技術について。
綜研化学㈱ 新規事業部HB 事業企画G
TEL : 04-2954-3482
E-Mail フォームから https://www.soken-ce.co.jp/rdc/form.php


参考画像 :








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