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小型トラック「エルフ」のハイブリッド車を改良し、発売【いすゞ自動車】

2015年4月10日

いすゞ自動車㈱(本社:東京都品川区、社長:細井 行、以下いすゞ)は、小型トラック「エルフ」のハイブリッド車を改良し、本日より全国一斉に発売します。

今回発売する「エルフ」のハイブリッド車では、モーター駆動のみで走行することで騒音に配慮した静かな走行ができるEVモードを追加しました。また、エンジンの改良に加え、省燃費走行をサポートする「スマートグライド+e」のサポート領域を従来の範囲から拡大し、ハイブリッド機能をより活用できるようになりました。これらの結果、ハイブリッド全車で平成27年度燃費基準+15%達成および低排出ガス車認定取得となり、新車購入時の自動車重量税・自動車取得税がともに免税となります。



主な特徴は次の通りです。

 クラッチを切った状態でモーターの駆動力のみで走行するEVモードを追加しました。静かに走行することが可能なため、住宅
 街や夜間・早朝の配送など静粛性が求められる状況での走行に最適です。
 「スマートグライド+e」は、アクセルの踏み具合に対し充分な車速がある場合には、自動的にクラッチを切り車両の慣性を無駄
 なく活かして走行し、駆動力が不足した場合や速度が落ちてきた場合には、モーター走行によるサポートを行います。さらに、
 アクセルの踏み込み量に応じて、モーター走行とバッテリー回生を自動制御で切り替え、無駄のない省燃費運転を実現しま
 す。
 今回、「スマートグライド+e」のサポート領域を拡大し、さらにモーター出力のアップと制御の改良を図りました。また、車両重量
 を算出し、そのつど最適な回生量で減速することで、多くのエネルギーが回生され、効率よくモーター走行やモーターアシスト
 を行います。
 ハイブリッド車専用のマルチインフォメーションディスプレイを採用し、ハイブリッドの作動状況や燃費状態などの情報をドライ
 バーにリアルタイムにフィードバックできるようになりました。
 ラジエーターグリルおよびシート、ステアリングホイールのデザインを変更しました。
 4JJ1エンジンを改良し、新インジェクターおよび可変容量パワーステアリングポンプの採用、低圧縮化、6速トランスミッション
 ギヤ比の見直しなどにより燃費を向上しました。


【目標販売台数】
40,000台/年(エルフ全体)


【東京地区希望小売価格】

※特例措置 : 自動車重量税は平成27年5月1日~平成29年4月30日までの登録車、自動車取得税については平成27年4月
 1日~平成29年3月31日までの登録車が対象となります。








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