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車載用Bluetooth® /Wireless LANオールインワンモジュール「UGZZFシリーズ」を開発、量産を開始【アルプス電気】

2015年1月20日

規格も、ソフトも、アンテナも“オールインワン”
車載用Bluetooth® /Wireless LANオールインワンモジュール「UGZZFシリーズ」を開発、量産を開始


当社は、カーナビ等の車載機器とモバイル機器の無線接続に最適な、車載用Bluetooth®/ Wireless LANオールインワンモジュール「UGZZFシリーズ」を開発。2014年12月より量産を開始しました。

近年、ますます機能を拡充させるスマートフォン。その通信規格の主流は3Gから4G/LTEへと移り、高速・大容量の通信が可能となりました。それに伴い、クラウド上のデータを活用したさまざまなサービスが生まれており、その動きは車載市場にも波及しています。カーナビやディスプレイオーディオなどの車載機器には、従来、スマートフォン等でのハンズフリー通話や、音楽の再生等に用いられるBluetooth®の通信機能が搭載されていましたが、近年はこれに加え、LTE対応のスマートフォンを経由し、クラウドへの高速通信を可能とするWireless LANの搭載が加速しています。

また、Bluetooth®を用いるセット製品は、アンテナも含めたモジュールとしてBluetooth® SIG認証や各国電波法の認証の取得が必要ですが、その検討・検証には多くの工数が掛かります。加えて、カーオーディオ等の車載機器に搭載されるCPUの多くは処理能力が低いため、Bluetooth®プロトコルスタックやWireless LANドライバを併せ持つことが求められています。

これらニーズに対応すべく、当社はアンテナを搭載した車載用Bluetooth®/Wireless LANオールインワンモジュール「UGZZFシリーズ」を開発しました。Bluetooth®プロトコルスタックを内蔵したことで、Bluetooth®認証に加え、各国電波法の認証もモジュールとして当社で取得。また、Wireless LANドライバを備えており、ホストCPUの負荷なくWi-Fi の接続環境を実現できます。この1台でBluetooth®とWireless LANに対応し、幅広い顧客へのニーズに対応すると共に、アンテナやセット製品の設計・検証、ソフトウェア開発、認証にまつわる工数削減を可能にしています。

そして、本製品は当社が長年培ってきた高周波技術やシミュレーション技術により、アンテナの特性に影響を与える基板回路を最適化したことで、モジュールへのアンテナ搭載を実現しています。

当社は、生産実績2500万台以上の車載用Bluetooth®オールインワンモジュールに本製品を加え、市場ニーズを捉えた製品展開を更に加速させていきます。

※オールインワンモジュール
Bluetooth® の下位レイヤ(RFおよびベースバンド)から、上位レイヤ(通信プロトコル)まで搭載し、一つで一連の処理を可能としたモジュール

【主な特長】

● 規格も、ソフトも、アンテナも“オールインワン”
1. Bluetooth®とWireless LANの両規格に対応
2. アンテナを内蔵したことで、セットメーカー側でのアンテナ検証の工数削減に寄与
3. Wireless LANドライバを備え、ホストCPUの負荷低減に貢献
4. Bluetooth®ハンズフリーの音質向上が可能なWide Band Speech対応

【主な用途】

カーナビゲーションシステム、カーオーディオとモバイル機器の無線通信
その他 車載用途通信機器

【販売計画】

【主な仕様】








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