材料特性測定
カルニュー 精密屈折計 KPR-30
概要
近年,光学ユニットに求められる性能,品質は日々厳しくなっています。これら要求にこたえるために,使用するレンズの屈折率を管理する事が重要な要因の1つです。
モールドガラス,樹脂レンズは,素材は同一でも成形条件やアニール条件により,屈折率が大きく変動します。そのため,量産時、レンズ屈折率の個体差を把握する事は,極めて重要となります。
精密屈折計KPR-30は,簡単な部品交換することで一般的なアッベ式と簡単かつ高精度な測定ができるVブロック式を切り替えて使用できる利便性を持ち合わせた屈折計です。
特徴
1. 多目的用途の測定に対応
簡単な部品交換で固体,液体,フィルムと多様な試料の測定ができる
アッベ式と,簡単かつ高精度に固体,液体を測定できるVブロック式を,
切換えて使用する事ができます。光学ガラスなどの固体の高精度測定,
液体の屈折率測定(濃度・混合比の算出),薄片・フィルムの屈折率
測定など多様な試料の測定にお使い頂けます。
2. 多波長測定が可能
3種類のスペクトルランプを搭載し,標準5種類,オプション追加で最大
7種類の輝線波長での測定が可能です。アッベ数の算出,波長依存性
の把握にお使い頂けます。
>> カルニュー精密屈折計 KPR-30の製品情報
>> 屈折率測定の方法の解説